1,650円

聖なる銀

フランスに古来伝わる蛇女伝説メリュジーヌ。日本の「鶴女房」伝説とも共通する物語構造は、形を変えて古代世界各地の説話にも見られる。両性具有という異形性を手がかりに、こうした各地の説話に共通する心性を探り、西欧キリスト教世界の背後にうごめき、古代ケルト以来各地の神話にも通底する闇の精神史を明らかにする。

2,860円

メリュジーヌ

弔いと供養に迷う日本人へ。故人のためか遺族のためか葬式の今を問う。

1,760円

葬式不滅

韓国民衆の心と生活を豊かに伝える民話を紹介するとともに、話型をグローバルな基準にしたがって体系的に分類。韓国民話の独自性を示すと同時に、世界の国々の民話との国際比較を可能にした、画期的業績！

2,750円

韓国昔話集成（第4巻）…

東アジアー日本、中国、韓国、台湾の女性の結婚を語る。文学、背景にある歴史と思想・宗教、そして現在から展望する。

2,640円

東アジアの結婚と女性…

おべんとう」は私たち日本人にとって切っても切れない食文化だが、 ここ10 年くらいでそのあり方は大きく変化し、多様性を増している。 携帯が前提のおべんとうは、モバイルツールでもあり、 行楽べんとうは誰かとシェアするソーシャルな存在であったりする。 しかも、おべんとう箱はエコの象徴。メディア、モバイル、ソーシャルーー。 おべんとうの今を探ると、不思議なほど今を生きる私たちの コミュニケーションをつなぐ存在となっていることがわかる。 そんな「おべんとう」と私たち日本人の関係を、 コミュニケーション論、メディア論の観点から社会学的に読み解く、 ありそうでなかったユニークな食文化論。 ＜目次より＞ ■第1 章　おべんとうと移動　 ■第2 章　おべんとうと時間 ■第3 章　おべんとうと場所 ■第4 章　おべんとうと技術 ■第5 章　おべんとうとメディア ■第6 章　おべんとうを食べる ■第1 章　おべんとうと移動　 ■第2 章　おべんとうと時間 ■第3 章　おべんとうと場所 ■第4 章　おべんとうと技術 ■第5 章　おべんとうとメディア ■第6 章　おべんとうを食べる

1,650円

おべんとうと日本人

中世、ルネサンスから華麗なバロック、ロココの時代を経て現代のスタイルへと向かう19世紀末までの1200年を、コスチューム写真・絵画・彫刻・イラスト・ファッションプレート・型紙図面など550点のヴィジュアル資料で綴る、壮大かつ詳細な西洋服飾史の決定版!! 　ペーパーバックにて再登場。 第1章　12世紀までの西ヨーロッパ 第2章　12世紀から13世紀 第3章　14世紀 第4章　15世紀　男性の服装 第5章　15世紀　女性の服装 第6章　16世紀　男性の服装 第7章　16世紀　女性の服装 第8章　17世紀　男性の服装 第9章　17世紀　女性の服装 第10章　18世紀　男性の服装 第11章　18世紀　女性の服装 第12章　19世紀　男性の服装 第13章　19世紀　女性の服装 参考文献 索引

4,620円

ファッションの歴史［新装版］…

世界には「トイレがない」環境で生きる人々が26億人存在すると言われている。世界の辺境を長年めぐってきた著者ならではの視点で、「人間が何を食べ、どう排泄してきたか」をテーマにルポする。

836円

奇食珍食 糞便録

3,740円

紙芝居 うみからきた　おとこのこ…

写真家・鈴木理策が1年をかけて撮影に通った兵庫・猪名川にある猪名川霊園の建築写真集。礼拝堂と休憩棟を手がけたのは、2023年にプリツカー賞を受賞した建築家デイヴィッド・チッパーフィールド。彼は霊園の設計にあたり、日本に通い施主と対話を重ねることで、宗教や人種を超えて分かち合うことのできる祈りの場を生み出した。 80ページに及ぶ建築写真とチッパーフィールドによるエッセイ、図面を併載。日英バイリンガル。

3,960円

Inagawa Cemetery　猪名川霊園…

「人間最良の友」として最も長くわれわれの身近にあって、深い絆で結ばれている存在ー犬。「犬を始祖とする伝説」「冥界とのつながり」「人間への忠義」「狼との関係」などなど、世界各国の神話・伝説・昔話から民間伝承までを広く集成、分類。ほか狼やコヨーテなど、犬の仲間たちの話もあわせて収録。この一冊で、犬の魅力、犬の人類の関係が深いところまで見えてきます。

1,078円

世界の犬の民話

日本誕生神話に記された島々の所在から南洋諸島の巨石文化まで、島をめぐる数々の謎を紹介するとともに、伝統漁法を中心に島民の生活を明らかにし、出産や葬送にまつわる習俗、独自の宗教や祭儀を通して、島の精神性におよぶ。柳田國男や澁澤敬三ら先学の業績をふまえつつ、人はなぜ島に惹かれるのかをも考える島嶼文化論。第二部に、島の概念規定をはじめとするマニュアル・データを収録する。 プロローグ 第一部　島と人間の文化史 　1　島の世界へ誘う 　2　島の名前をめぐって 　3　島の民俗（族）と文化 　4　島の生活とその周辺 　5　島々の伝統（旧廃）漁法 　6　島々の巨石文化 第二部　島に関するマニュアル 　1　島のマニュアル・データ 　2　島で暮らす動物たち エピローグ 引用・参考文献 あとがき

3,520円

島

口絵 はじめに：モノからみる東南アジア・オセアニアと海のある暮らし（小野林太郎） 1章　漁具からみるヒトと海の生き物たち 　　　1-1　オセアニアの釣り針と疑似餌針（小野林太郎） 　　　1-2　タカラガイの疑似餌によるタコ漁（宮澤京子） 　　　1-3　サメ釣り漁（小野林太郎） 　　　1-4　凧で魚をとる：ヒトの観察力とイマジネーション（秋道智彌） 　　　1-5　筌による罠漁（辻　貴志） コラム：独特の浮き板とゴージを使ったトビウオ漁（門田　修） 2章　貝が生み出すアート：贈与と装飾品からみる海の暮らし 　　　2-1　男女のおしゃれと多様な貝製品（印東道子） 　　　2-2　貝をお金に変える技（後藤　明） 　　　2-3　冠婚葬祭にかかせない貝の貨幣（門馬一平） 　　　2-4　海を渡る貝貨（後藤　明） コラム：琉球の多彩な貝製品（藤田祐樹） 3章　カヌーと船貝：海で生きるための必需品 　　　3-1　ココヤシロープーシンプルな必需品（宮澤京子） 　　　3-2　パンダナス（タコノキ）の帆とマット（小野林太郎） 　　　3-3　オセアニア・東南アジアの櫂たち（門田　修） 　　　3-4　手斧：カヌー作りとヒトの移動史（山野ケン陽次郎） コラム：模型からみるオセアニアのカヌーとその多様性（後藤　明） 4章　舟と仮面：海世界におけるヒトの精神性6 　　　4-1　戦闘カヌーと首狩り（長岡拓也） 　　　4-2　東南アジアの鳥舟・竜頭舟・コレック舟（小野林太郎） 　　　4-3　精霊舟の信仰ー崖葬墓と船棺葬（小野林太郎） 　　　4-4　仮面にみる精神世界と海の資源（藤井真一） コラム：琉球列島の崖葬墓（片桐千亜紀） おわりに

990円

モノからみる海域アジアとオセアニア…

日常のなかに生き続ける易・五行の世界と、従来完全に欠落していた天皇論への新しい視点を提示。

3,300円

吉野裕子全集（第10巻）…

箸族、フォーク族、手食族が繰り広げる、世界を三分する覇権争い。東洋と西洋を行き来しながら紡がれた、箸と人類７０００年の物語。

2,420円

箸はすごい

イケメンドクターがアロマの新しい使い方をレクチャー！！ 整形外科医が教える刺激的なSEXを演出する方法！ 日本では世界でも稀な「セックスレス」な国。アンケートに「セックスに満足している」と答えた夫婦も群を抜いて少ない。この現状を憂う著者が提唱するのが『アロマ・セックス』である。 手術や外来で患者の痛みを和らげるため、整形外科医として以前からアロマセラピーを実践していた著者。シチュエーション別の香りの選び方・使い方、精油のブレンド方法から、精油を使ったマッサージまで。性的興奮を高めるアロマ・セックスの極意を具体的にレクチャーする！ Chapter1　最近セックスしていますか？ Chapter2　医療でもカップルでも香りは大事 Chapter3［基礎編］アロマのツボと活用法 Chapter4［実践編1］アロマでセックスのスイッチを入れる！ Chapter5［実践編2］アロマでエッチな気分を高める演出術 Chapter6［実践編3］感度＆興奮度を高めるアロママッサージ Chapter7［実践編4］香りで官能的に楽しむアロマセックス Chapter8［実践編5］セックスをもっと楽しむためのアロマ活用術 Chapter9［実践編6］セックスライフを充実させるテクニック Chapter10［特別編］セックスに強くなる夜の料理

1,540円

Dr．チバのアロマ・セックス入門…

こどものいないおじいさんとおばあさんのもとに、ゆびさきくらいのおとこのこがうまれました。いっすんぼうしとなづけられたそのこは、だいじにそだてられましたが、どれだけたってもちいさいまま。「りっぱなひとになりたい！」と、おわんのふねにのって、ブカンコ、ブカンコ、かわをくだり、みやこにむかいました。 みやこについた、いっすんぼうし。とのさまのやしきにたどりつき、おひめさまにつかえ、なかよくなります。あるひ、おひめさまのおともででかけると、おににおそわれてしまい……。

2,090円

紙芝居　いっすんぼうし…

1,300円

日本の妖怪と幽霊大全…

歴代の天皇は何をまとってきたのか。変わりゆく激動の時代の中で最高礼装として変わらず伝え守られ、君臨してきた礼服（らいふく）。古代から明治維新までの天皇即位と朝賀の舞台裏で時々の歴史背景と実力者がドラマチックに交錯する。礼服に込められた意義、そして近・現代に一般に広がっていったドレスコードの変相。 第1章　花から古代の礼服のはじまりをたどる 第2章　大化の改新から礼服成立までの衣冠 第3章　礼服とはなにか 第4章　礼服の成立と律令の規定 第5章　天皇の礼服 第6章　皇后と皇太子の礼服 第7章　臣下の礼服の変遷 第8章　天皇礼服のたどった道ー鎌倉時代から南北朝時代 第9章　臣下の礼服の調達ー鎌倉から室町時代 第10章　礼服、そして朝廷の最大の試練ー戦国時代 第11章　近世初期における宮廷儀礼の復興 第12章　江戸時代中期以降の礼服 第13章　日本史の中の礼服 第14章　白襟紋付ー近・現代におけるドレスコードの変相 あとがき　 注　 皇室系図　 礼服一覧　 組織図 日本古代の衣服制度に関する主な法規　 中国史年表　 著者紹介

4,290円

礼服

米どころ宮城は旧伊達藩以来の米どころで、もちの多彩な食べ方を誇る。三陸海岸では四季いろいろな魚貝がとれ、浜の人たちだけでなく、内陸の人々の食膳もにぎわす。

3,850円

聞き書　宮城の食事

本書下巻では、危険に対する警戒心、人間社会と宗教の関係性と重要度の変化、消えつつある言語の多様性と、社会における多言語の使用、非感染性疾患と西洋的な生活様式といった人間社会の諸問題を取り上げる。伝統的社会に強く惹かれ、研究者としての人生の大半をニューギニアなどの伝統的社会に捧げてきたジャレド・ダイアモンドが、現代西洋社会に住む私たちが学ぶべき人類の叡知を紹介する。

2,090円

昨日までの世界（下）…

人は料理をする動物である。食べることは文化である。食材は何か、いかなる調理法か、食べ方の作法は……？　生活に密着しすぎている「食」を対象化し、食べることを起点に、人間とは何かという問いにこたえる。人間活動のさまざまな局面に関係する食文化を調査するフィールドワーカーたちが、食から展開するテーマを考察する。 【1部　対談】 料理と共食、食卓というフィールドで（石毛直道・赤坂憲雄） 【2部】 食のフィールドワークとその記録術（森枝卓士） 食の生産と消費をめぐるフィールドワーク（原田信男） 【3部】 海の幸を利用するサルたち（辻　大和） 韓国の高齢者の食（守屋亜記子） 「ヨーグルト大国」ブルガリアをフィールドワークする（マリア・ヨトヴァ） 生活文化としての食、言語からみる食（阿良田麻里子） インカの末裔たちは何を食べているのか（山本紀夫） あとがき（赤坂憲雄）

2,640円

食の文化を探る

1,320円

ウイグルからの手紙

死体を忌み嫌う現代日本の文化は果たして普遍的なのか。チベット、中国、キリスト教、ユダヤーー。来るべき多死社会に向けて、日本人の死生観を問い直す。

880円

死体は誰のものか

2,640円

岡本太郎と日本の祭り…

呪歌まじない歌、憑き物・猫またなどの説話には庶民のいつわりのない声や姿がしるされている。遠ざかりつつある庶民の伝承世界をかいまみる。

3,080円

呪歌と説話

1,430円

写真集闘牛女子。

箸の使い方やお辞儀、神社での参拝の仕方など、日常のすみずみでその人の美しさが表われます。▼また、正月から端午の節句、七夕、月見、除夜の鐘など、四季のある日本では季節にあわせた年中行事を行ってきました。▼結婚や子どもの誕生など、人生の節目節目でも、幸せを願って様々な儀式が執り行われてきました。▼自然のめぐみやおそれ、八百万の神々への感謝などから始まったそれらの文化を正しく知り、身につけることが、日本人として美しい生き方をすることにつながります。▼本書では、「第1章　日常のしきたり」「第2章　年中行事のしきたり」「第3章　儀式のしきたり」として、日本に伝わるしきたりを図解でわかりやすく解説しています。▼どのようにすればいいのか正しい知識を得るとともに、由来などについても知識を深められる1冊です。 ●序章　日本人としきたり　●第1章　今も暮らしにいきづく日常のしきたり　●第2章　日本の季節をいろどる年中行事のしきたり　●第3章　長い歴史につちかわれた儀式のしきたり

1,047円

これ1冊でカンペキ！ ［図解］日本のしきたりがよくわかる…

天皇・貴族から庶民にいたるまで、昔の人びとはどのような恋をしていたのだろう？　第一線で活躍する歴史学・国文学などのエキスパートが、日本史のなかの知られざる恋愛エピソードを紹介。あの有名人の恋愛スキャンダル、無名の人物が貫いた純愛、異性間に限らない恋心、道ならぬ恋が生んだ悲劇…。恋愛を通してみると歴史はこんなに面白い！ 古代 万葉びとの「恋力」-『万葉集』にみる非貴族階級の恋ー…大谷　歩 桓武天皇と酒人内親王…中野渡俊治 古代における内親王の恋と結婚ー皇孫の血の世俗化ー…岩田真由子 「一帝二后」がもたらしたものー一条天皇、最期のラブレターの宛先ー…高松百香 摂関期の史料にみえる密通…告井幸男 古代にみる肖像恋慕の心性…三谷芳幸 古代史はLGBTを語れるか…三上喜孝 中世 院政期の恋愛スキャンダルー「叔父子」説と待賢門院璋子を中心にー…野口華世 鎌倉時代の恋愛事情ー『民経記』と『明月記』からー…高橋秀樹 尚侍藤原頊子（万秋門院）と後宇多院…小川剛生 娘の密通、そのとき母は…… …清水克行 宮中の恋ー室町後期の女房たちの出会いー…遠藤珠紀 近世 大奥女中の恋愛事情…畑　尚子 ある宮家の「恋」…松澤克行 駆落・心中と近世の村社会ー村における恋のゆくえー…大藤　修 〈恋文集〉について…綿抜豊昭 勤王芸者と徳川贔屓の花魁…箱石　大 近現代 天心・波津・隆一の三角関係と美術行政の展開…千葉　功 軍隊と恋愛…土田宏成 純潔教育のゆくえー一九五〇年代前半における文部省の考え方ー…小山静子 戦後皇室と恋愛ー天皇制「世論」と理想的結婚イメージとの関係性ー…石田あゆう 同性愛と近代…三成美保

2,200円

恋する日本史

約400年前に伝わったとされる「しし踊り」は岩手県遠野市を代表する伝統芸能です。柳田国男の『遠野物語』にも登場しています。 遠野市には「しし踊り保存会」が13団体あり、それぞれ衣装や踊り方にも細かい違いがあります。この13団体に取材し、それそれの特徴や得意な「役踊り」をまとめた1冊です。 遠野市の「しし踊り」は幕系と呼ばれ、「しし」は前に垂れた幕を広げるように踊ります。その他「種ふくべ」「ふくべ」「中たいこ」「刀かけ」「ふえ」「たいこ」などの役があり、1団体の隊列は最低でも10人。時には50人で踊ることもあります。 遠野郷しし踊り写真集 目次・本書の使い方 遠野郷しし踊り概論 しし踊り保存会の紹介 　綾織しし踊り保存会 　長野獅子踊り保存会 　鷹鳥屋しし踊保存会 　小友町山谷獅子踊り保存会 　上柳獅子踊保存会 　東禅寺しし踊り保存会 　張山しし踊り保存会 　駒木鹿子踊保存会 　土淵獅子踊保存会 　青笹町しし踊り保存会 　板澤しし踊り保存会 　佐比内鹿踊り保存会 　細越獅子踊り保存会 しし頭コレクション 　綾織しし踊り保存会のしし頭 　長野獅子踊り保存会のしし頭 　鷹鳥屋しし踊保存会のしし頭 　小友町山谷獅子踊り保存会のしし頭 　上柳獅子踊保存会のしし頭 　東禅寺しし踊り保存会のしし頭 　張山しし踊り保存会のしし頭 　駒木鹿子踊保存会のしし頭 　土淵獅子踊保存会のしし頭 　青笹町しし踊り保存会のしし頭 　板澤しし踊り保存会のしし頭 　佐比内鹿踊り保存会のしし頭 　細越獅子踊り保存会のしし頭 コラム 　●完全密着レポート 　　「しし踊り」の必需品・カンナガラは、こうして作られる 　●大公開「しし」衣装の着方・しまい方 発刊に寄せて

2,200円

遠野郷しし踊り大図鑑…

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