人事査定制度は、日本大企業の中核的人事管理制度の一つである。本書は、人事査定制度の日本的特徴について、日米比較を通して実証的に解明する。とくに、従来の研究史を詳細に跡づけることによって、査定制度に関する日本の「常識」を検証しなおす、きわめてユニークでポレミークな研究書。

4,180円

日本の人事査定

本書では日本企業の人事管理の再構築について事例を踏まえながら考察を展開する。企業側の視点からは、人事管理の機能と主体の関係を中心に考察し、本社人事スタッフの今日的な役割や位置づけもレビューする。一方、従業員側の視点からは、新たな人材カテゴリーに従って企業と従業員との関係を中心に考察する。具体的には、従業員を能力や価値観および雇用形態に応じて、「コア人材」、「ノン・コア人材」、「テンポラリー人材」の３つのカテゴリーに分類し、数社の事例研究を通して彼らの活用や育成などを中心に、本社人事スタッフ、部門人事スタッフ、ライン管理者による人事管理の機能関係につき考察を行う。そして、これからの日本企業のグローバルな競争力を長期的に強化するための再生への手掛かりを探る。

2,420円

人事管理の戦略的再構築…

職業安定行政の課題として、企業の雇用管理の改善を通じて雇用の安定と企業経営の発展をはかるというテーマがあるが、これを支援するための具体的なツールを開発することを目的として、日本労働研究機構では、早稲田大学アジア太平洋研究センター（前システム科学研究所、旧生産研究所）と共同して、「雇用管理業務支援システムの開発に関する研究」を実施してきた。本書はこの一環として開発した、このシステムで利用するための雇用管理等に関するチェックリスト、測定の尺度についてまとめたものである。

2,750円

雇用管理業務支援のための尺度・チェックリストの開発…

本書は、企業における「人」の問題、採用から退職までのさまざまな場面で生じる問題を、労働条件、労働契約、労働災害、労使関係、という三側面からとらえ、解説してあります。改正均等法に使用者の義務として課せられたセクシュアル・ハラスメントの防止のための配慮義務や、契約社員をめぐる労働条件・労働契約、裁量労働制、労働契約と期間の定めなどにも配慮しました。

2,200円

人事労務のポイント170…

この本は、現在さまざまな職場で働いている人やこれから働き始めようとする人たちを対象にして、日本の人事労務管理の基本的な仕組みと最新の変化の動きを述べたものです。職能資格制度にかかわる記述、平成１１年４月の改正男女雇用機会均等法の施行にともなう「コース別採用・人事制度」の去就やポジティブ・アクション・プログラムに関連した女性幹部候補生の育成を行う「メンター制度」、また、企業年金の財政悪化にともなう産業界の年金改革としての確定拠出型年金制度「４０１Ｋプラン」への関心、さらには労働者派遣法の大改正にともなう派遣労働の展望などを補足・修正した新版。

3,080円

これからの人事労務新版…

本書では、人間というものの生かし方と見捨て方について、赤裸々な事例を参照しながら、具体的な吟味を展開する。抽象的で奇麗事の建前論ではなく、生々しい本音の開陳である。切羽詰まった修羅場では、廃材の再利用と廃棄の両方を同時に検討しなければならないことも多い。火中の栗を拾う勇断と実行も必要である。このような場面は、新製品研究開発、企業としての生産活動、システムの運用と保全、教育期間における人間育成、その他いろいろなプロジェクト活動を通じて、避けては通れない日常的課題である。

2,090円

人財鑑定のコツ

本書では、賃金管理を進めるうえで必要となる基礎的な知識と問題点を確認しながら、賃金制度の改善の方途を、現実の資料を踏まえて示している。また経営者として、あるいは労働組合として、意思決定にあたって、どのような基本的な考え方や選択肢があるかを示している。

2,530円

賃金管理の基本と課題…

本書は、山城博士その他による実践経営学の方法論の今日的意義と展開、文化・倫理・組織・戦略のような経営体の基本的諸問題の実践経営学的検討、大学・企業のような主要な場における経営教育の課題と具体的方策などを掲載した。

3,850円

実践経営の課題と経営教育…

3,850円

多次元的経営環境と経営教育…

本書は、人事労務管理の視点から、経営者の主体的行為が女性の職業意識、ライフスタイルの現状を利用しつつ、いかに男女賃金差別や職業能力向上の阻害、労働条件の悪化をもたらしているのか、その具体的な仕組み、制度、さらに意図、ねらいについても分析を行っている。諸外国の事例にも留意しつつ、日本の特質を浮き彫りにし、女性固有の問題を解決する条件や展望、人事労務管理の制度やその運用改善の方向を探る、必読の現代女性労働論。

3,520円

現代企業経営の女性労働…

2,200円

職業能力評価および資格の役割に関する調査報告書…

苦情に対応する基本手順は？懲戒の実施要領と留意点は？啓発研修から、事後対応まで、防止対策の実務。セクハラ根絶のために、会社にはどのような取り組みが求められるのか。人事マネジメントのかんどころを示す。先進事例を収録し、すぐに活用できる実際例を紹介実務要点をやさしく説き明かす。

2,200円

セクハラ防止人事マニュアル…

1,760円

春季労使交渉の手引き（2000年版）…

1,760円

「できる人」のビジネス・マナー…

有力企業で導入が進む注目の「半期年俸制」によって、半年単位で確実に成果を上げていくノウハウを完全公開。制度設計の基本から、導入のポイント、会社・部門・個人の業績評価方法まで実例に即して徹底解説。

2,860円

半期年俸制成功のしくみ…

本書は、ずばり中小企業に背筋をまっすぐ伸ばしてもらうための実践ツール。国内外からかき集めた情報を編集、ドレッシングした評論書とはわけが違う。何々白書の類いの解説も一切はぶき、本論に始まり本論に終わる。つまり「読む本」ではなく「使う本」である。

1,980円

「勝ち組」の経営ツール…

2,200円

21世紀の経営教育

本書は、実践経営学における経営指針としての経営教育を狙っており、実践経営学の方法による経営教育論が基本となっている。各章では、主として「経営の原理」あるいは「経営教育の原理」を、また、章によっては、事例研究および経営教育実践をベースにした研究を示した。

3,080円

経営教育論

2,200円

オフィスのマナーと常識…

1,980円

赤津雅彦の賃金相談Q＆A…

本書は、近年における重要な人事諸制度の動きを、幾つかのキーワードを軸にして、解説を試みたものです。人事・労務管理の潮流がよく分かるように、できるだけ平易な表現で記述しつつ、重要な点を落とさないように十分に配慮しました。

2,200円

キ-ワ-ドで読む人事・労務管理の新潮流…

1,430円

全米版帰国便利帳

5,060円

HRD情報ガイド（2000年版）…

テレワークは、最近における情報ネットワーク・システムや情報技術の発展を背景に成立した新しい職業領域である。それは様々の面で伝統的な職業とは性格を異にする。そこで働く人々は職業についての新たな意義づけをするであろう。また、テレワークは、就業者と企業との関わり方にも大きな影響を及ぼすであろう。当研究所では、このような仮説の基に、テレワークと職業観に関する研究を実施した。「テレワーキングと労働生活に関する研究ー集団帰属意識研究の立場から」と題するこの研究では、まずテレワークの職業観への影響を検討し、さらにその様な職業観を背景とする集団帰属意識についても検討を行った。この研究報告書はその結果をとりまとめたものである。

2,200円

テレワーキングと職業観…

個人別管理システムに未来はあるか。個人に求められる４つのアビリティとは？企業組織に求められる社会的公器としてのファミリーフレンドリー企業とは。

2,640円

キャリア人事制度の導入と管理…

集団主義的な長期ストック型の画一的管理システムは、個人主義的な短期フロー型の柔軟な管理システムに変わろうとしている。一体どのようにしたら、個々人が生きがいや満足を感じる組織は実現するのだろうか。個人は企業組織のなかで、どのような働き方をすればよいのだろうか。その望ましいあり方を理論と実際の両面から模索することを目的にしている。

3,520円

人的資源の組織と管理…

“平和ボケ”の人材に“冷水”を浴びせることはボーダーレスのグローバル社会で勝ち抜くために必須である。ただスポット・ライトを浴びるヒーローやヒロインにだけ注目し、陰でドラマを支える脇役をないがしろにしてよいはずはない。種を蒔き、それを育てている“陰の主役”を「成果主義」はどのように評価しようとするのか。その明確な答えを提示する必要があろう。筆者はそれを「貢献主義」とした。いわゆる“貢献度”をもって評価することによって“陰の主役”にもスポット・ライトを当てようとするものである。

3,740円

人的資源の組織戦略

16,500円

社長としての人件費計画の立て方…

募集・採用から退職までの幅広い分野の規程。基本的・代表的な規程から、携帯電話など最新の規程まで。正社員はもとより、パート・嘱託など非正社員や役員規程まで。業種、企業規模にかかわりなく、すべての企業で使える規程。労働基準法をはじめ、均等法、育児・介護休業法等をふまえた内容。各種の届出書・申請書、辞令などの書式も収録。人事規程１５７モデル。

10,340円

人事規程集

本書は、今日の人的資源管理について、理論・実践の両面から論及し、新しい時代状況に呼応するようにまとめられた。人的資源管理論、人事労務管理論を修得しようとする学生のテキストとして、現代の人的資源管理をめぐる問題への研究入門書として編成している。

3,300円

人的資源管理要論

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