豊かな海を遺すために 日本の漁業の衰退において、環境破壊や温暖化に伴う海水温の上昇などを原因とする生態系の変化の影響は非常に大きい。漁業や環境学、経済など多分野の専門家が集った2019〜2021年度の研究会の成果を元に、豊かな海を取り戻し、遺していくための提言をまとめた。 監修者ごあいさつ(平泉信之) まえがき 北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障体制に関する研究会(主査・小松正之) 1.研究のテーマと目的 2.研究課題 3.研究期間 研究会メンバーからのコメント ホリスティック・アプローチを政策で実現するためのシンクタンクの課題と今後の可能性(亀井善太郎) 水産資源保護の政策手段の拡充に向けてーカーボンニュートラル政策との比較からー(小黒一正) 流域圏の水環境と水産資源(横山勝英) 海洋生態系管理の必要性と具体化に向けて(松政正俊) エグゼクティブサマリー:中間とりまとめと論点 エグゼクティブサマリー:第2次中間論点 エグゼクティブサマリー:最終提言 第1章　2019年度北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障体制に関する研究会第1次中間論点・提言 第1節　概要 第2節　海洋水産資源の問題と課題の多様化 第3節　中間論点の取り扱い 第2章　2020年度北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障体制に関する研究会第2 次中間論点・提言 第1節「第2次論点・提言」実行の必要性、ストーリーと経済的効果 第2節　第2次中間論点までの経緯 第3節　第2次中間論点・提言に至る研究 第4節　上記の第3節研究の問題意識等を踏まえた第2次論点(提言) 第3章　2019〜2021年度北太平洋海洋生態系と海洋秩序・外交安全保障体制に関する研究会　最終提言 第1節　新しい時代をリードすべき包括的研究 第2節　提言の実行による資源回復と経済効果 第3節　最終提言 参考　第1次中間提言以降の世界と日本の動き 用語解説 あとがき

2,860円

海洋生態系再生への提言…

3,190円

南九州の樹木図鑑

1,320円

鱗光（No．663（2023　3））…

どう集め、量を取りまとめるか。本書では、林地残材利用のカギとなる、集荷の技術（集荷システムや機械開発を含む）と、地域ぐるみで集荷を支援するしくみを紹介しました。 林業のトータルとして林地残材利用を捉える視点での集荷システム整理、集荷システムや導入機械開発の事例、さらには集荷のコスト分析など。 林地残材を地域レベルで集荷し、木質バイオマス燃料に利用する事業化事例、地域ぐるみの集荷を行政がどのように支援し、効果を上げているか、その実践事例。 林地残材利用（チップ化も）に欠かせない乾燥試験、さらには集荷システムモデルや小規模の搬出システムも紹介しています。

1,210円

林業改良普及双書　No.181　林地残材を集めるしくみ…

森林の環境への効用と，環境が森林に与える影響の相互関係を強調し，環境科学の核となりうる森林を考える。自然保護のあり方も述べた。〔内容〕序論／環境と森林／森林が生み出す環境／森林，物質資源と環境資源／人間の利用と自然の変遷 1.　序論ー森林とは，環境とはー 　1.1　森　林 　1.2　環　境 　1.3　森林生態系 2.　環境と森林 　2.1　大気環境 　2.2　土壌環境 　2.3　山岳環境と森林 　2.4　季節と森林 　2.5　環境悪化と森林 3.　森林が生み出す環境 　3.1　森林の環境保全的効用 　3.2　大気環境と森林 　3.3　水土保全・自然災害と森林 　3.4　都市環境と森林 　3.5　生物種保全と森林 　3.6　豊かな人間生活環境と森林 　3.7　森林が生む環境保全的効果の特徴 　3.8　地球環境と森林 4.　森　林ー物質資源・環境資源としてのー 　4.1　森林生物資源の特徴 　4.2　物質資源かつ環境資源 　4.3　文化資源としての森林 5.　環境科学 　5.1　風が吹けば桶屋が儲かる 　5.2　地球上のヒトの存在 　5.3　環境科学の誕生 　5.4　環境科学の性格 　5.5　明日のための科学 　5.6　環境科学としての森林科学 6.　［付］　人間の利用と自然の変遷ー日本文化の進展とマツ林の盛衰 　6.1　マツの目立たぬ古代の風景 　6.2　マツと日本人 　6.3　人間活動に伴うマツ林の拡大 　6.4　マツ林全盛時代の終焉 　6.5　文化進展の指標としてのマツ林 7.　索　引

4,290円

森林環境科学

1,430円

鱗光（No．689（2025　5））…

再生可能資源であるリグニンは，様々な機能材料の素材として早期実用化が望まれている。そのリグニンについて分布と構造解析，分解・抽出，応用展開など，多方面から利活用に向けた最新技術動向を詳細に解説した。

72,600円

リグニン利活用のための最新技術動向…

1,980円

広葉樹の文化

漁業者の乱獲、流通業者の買いたたき、消費者の魚離れという悪循環が、良質の魚が手に入りにくい状況を作り出している。その構造を解き明かし、安心して持続的に魚を食べる方策を考える。

1,760円

日本の食卓から魚が消える日…

■本書の特色 　森に入り、五感を使って森を体感して森をより身近な存在とする活動や、森の魅力を高めて森をもっともっと楽しむためのアマチュアができる方法を具体的に紹介しました。こうした森でのアウトドア活動を通じて、森林（放置されたり、手入れが遅れている森林）を自分たちで手入れする楽しさを提案しました。年齢、性別、職業などを問わず、誰もが自分なりの森の楽しみ方を見つけるための格好のガイドブックです。 ■体験シリーズについて ★アマチュアが取り組める森の手入れ方法を紹介しました。 ★つくる、味わう、探検する、スポーツ,音楽など、 森の手入れにつながるあそびを紹介しました。 ★全面イラストで分かりやすく、楽しく紹介しました。 ★各項目見開き完結型の構成です。 ★イラストを活かすために大型のAB判としました。

1,100円

体験セミナーシリーズ　No.2　森を知る，森を楽しむ…

函館発。北海道を拠点に、南は沖縄、そしてインドネシアへ。世界の海をフィールドに、水産業の未来に夢を賭ける漁師たちと共に、「マリンＩＴ」を開拓してきた研究者たちの物語。

1,980円

マリンITの出帆

譲与開始から6年目を迎える森林環境譲与税。令和6年度からは1人当たり年間1000円を市町村が賦課徴収する森林環境税がスタートしました。納税者である住民の関心も非常に高くなる中で、市町村による森林環境譲与税の活用の取組は一層充実してきています。本書では、林野庁の解説をはじめ、「森林整備」「人材育成・確保」「木材利用・普及啓発・自治体間連携」のカテゴリごとに多様な実践事例を紹介した第5弾です。森林環境譲与税活用の参考書として、お役立てください。 主要目次　 ■解説編 柳瀬 隆史 林野庁森林利用課森林集積推進室 ■事例編1　森林整備 小川 康輔 千葉県成田市経済部農政課 （現：総務部総務課) 白銀  顕 新潟県上越市農林水産部農林水産整備課 柴田 明敏 熊本県水俣市産業建設部農林水産課林務水産土木室 戸高 敏安 宮崎県日之影町地域林政アドバイザー 大野 晃平 鹿児島県さつま町農林課林政係 ■事例編2　人材育成・確保 米田 寛之 長野県上田市産業振興部森林整備課（森林総合監理士） 吉備 祐太 奈良県黒滝村林業建設課 長島 敬太 島根県津和野町農林課林業係主任主事 ■事例編3　木材利用・普及啓発・自治体間連携 橋本 睦生 栃木県鹿沼市経済部林政課木のまち推進係 唐澤 敏之 群馬県中之条町農林課林業振興係 木村 友昭 東京都荒川区環境清掃部環境課環境推進係 野口 裕介 神奈川県小田原市経済部農政課林業振興担当課長

1,452円

林業改良普及双書　No.210　森林環境譲与税 市町村の…

999円

Medaka　ProFile　100　ブラックダイヤ＆ブ…

2,400円

メダカ百華（VOL．14）…

28,600円

水産大百科事典普及版…

伐採後の更新はかならず訪れる課題です。コンテナ苗は、その特長から省力・低コスト造林の切り札として期待されています。 育苗期間が短く、効率よく、比較的季節を選ばずに造林できるのがコンテナ苗。 その特長、育苗方法、造林方法、さらには低コスト造林の手法まで、コンテナ苗を理解するための最新情報をこの1冊にまとめました。

1,210円

林業改良普及双書　No.178　コンテナ苗　その特長と造…

さまざまな角度から間伐に関する知識をまとめた間伐を知るための本です。間伐技術・方法を歴史的にさかのぼってまとめた間伐の歴史。間伐の理解に欠かせない密度や光環境など生態的なまとめ。標準的な間伐から混交林をめざす間伐、環境林の間伐方法などを紹介しました。さらに地域で間伐をすすめるしくみ、間伐材の利用など幅広く間伐に関わる情報を網羅しています。間伐を考えるときに役立つ一冊です。

1,100円

森のセミナーシリーズ　No.8　 森をゆたかにする間伐ー…

1,320円

鱗光（No．651（2022　3））…

きのこの世界を様々な角度から概観。生産量の多いきのこと薬用・機能性きのこについては個々に機能性を解説。応用として、新たな視点からきのこに可能性を見出した研究を紹介。

60,500円

きのこの生物活性と応用展開…

海と人の関わりの歴史を、海の利用のあり方から探る！歴史地理学、歴史学、民俗学、漁業学など隣接諸学を包括した社会史的視点から取り組んだ気鋭の論考。

3,850円

漁場利用の社会史

【本書のねらい】 私たち日本人が造ってきた1000万haを超える人工林。再生できる資源としていま注目される人工林の役割や木材資源としてのこれからの利用を分かりやすく解説しました。造林・育林の施業技術中心の解説だけではなく、人工林の生態的役割、伐採の機能、再生する人工林の姿、フォレストスケープなど、新しい視点で人工林をとらえました。また、緑の市場や森林認証制度など、間伐材など木材利用の新しい動向なども紹介しました。人工林技術などをわかりやすく整理したイラスト資料として、専門家もぜひご活用下さい。

1,100円

森のセミナーシリーズ No.4　私たちの人工林ー再生資源…

1,430円

鱗光（No．687（2025　3））…

1,320円

鱗光（No．650（2022　2））…

鎮守の森は心の故郷。森の気を吸い、緑と土に触れ、山の命の水を飲む。

1,870円

鎮守の森の物語

縄文時代の埋没林やクリの巨木建築、農具・装身具・食器・弓矢・丸木船などなど、遺跡からもたらされた木材を手がかりに、森の国日本の人々が育んできた森との関わり・木の文化を語る。

2,640円

日本人と木の文化

本書は、プロの技を次世代に伝える著者 新島敏行氏 が、山や沢の環境改善のために実践した「森の技・山の作法」を収録した、前著につづく応用編です。 著者は昔、子ども心を躍らせた山で出会った動植物を呼び戻すために環境改善を手掛けようと決心します。まず、谷地の手入れでは、沢底を掻き回し、小砂利を洗うことから始め、次に渕つくりに取りかかり、そこには秋切りの皮を剥いでおいた杉材を使います。橋は水を溜める前に架け、最後に渕に栓をします......。 沢の縁には作業の拠点として薪小屋、囲炉裏、柵、番台を設置しました。本書は、これら一連の作業とそれにつながる道具の扱い、修理などに込められた「森の技・山の作法」のひとつ一つを文章と明快なイラスト・写真でまとめました。 ■44頁の「もやい結び」の図に間違いがありました。訂正してお詫びいたします。

1,650円

続・プロが教える森の技・山の作法　応用編…

880円

Akashi　Seafood，One　of　a　Kind…

2019年9月30日に第1回目となる森林環境譲与税（以下、譲与税）が各地方自治体へ譲与されて以降、全国の地方自治体で譲与税の活用が取り組まれてきました。譲与税導入から3年目を迎え、各地域で譲与税活用に向けての議論がより進み、地域の方向性が明確になってきたといえるでしょう。 そこで2021年の林業改良普及双書No.196「森林環境譲与税市町村の活用戦略」に続き、「続・実践事例に見る　市町村等の森林環境譲与税活用術」として、改めて全国の事例を紹介致しました。 林野庁による譲与税の使途の傾向をはじめ、全国の市町村等の最新事例を掲載しました。 ぜひ森林環境譲与税の活用の参考としてお役立てください。

1,452円

林業改良普及双書No.199　続・実践事例に見る 市町村…

炭と菌根を使って、世界各地の森林再生プロジェクトをリードしてきた菌類学者が、ロシア、アマゾン、ボルネオ、中国、オーストラリアなどでの先進的な実践事例を紹介する。

2,860円

菌と世界の森林再生

熊本大学政策創造研究教育センター主催のプロジェクト研究（１７〜１９年度）「有明海・八代海の生物棲息環境の評価・保全・再生」の３つの研究テーマのうちの「水産資源の持続的利用のための管理技術の確立」の一部を基にして生まれたもの。熊本産ハマグリ資源の回復とブランド化による経済的付加価値を高めるために役立ちます。

2,750円

肥後ハマグリの資源管理とブランド化…

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