インドを代表する思想家であり、現代文明の危機をいち早く警告したタゴールとガンディーの思想に再び光を当て、テロの恐怖、民族紛争など、21世紀の危機を乗り越える道を探る。 はじめに シンポジウム開催にあたって（メッセージ） シンポジウム「タゴールとガンディー再発見」 　第一部　いま、なぜタゴールとガンディーか 　第二部　東西文明の共存、そして共生共死の思想へ 閉会挨拶にかえて

1,047円

タゴールとガンディー再発見…

「日本の自然」と「日本人の自然観」との関わりを、明晰な方法論に基づき分析・検証する著者畢生のライフワーク。劈頭を飾る本巻では、記紀万葉から説話に至る諸文献を博捜し、伝統的自然観の基層を再検証する。

10,780円

斎藤正二著作選集（1）…

現代日本哲学の課題とは何か。近代の超克、歴史観、仏教思想、日本的自然観、地球環境問題などの現代日本哲学のテーマに、西田幾多郎ならばどう応えたか。気鋭の研究者が西田の根本思想をふまえ、西田哲学の応用と発展を試みる。

3,300円

西田哲学と現代

朱子の論語集註は、論語の註解書中でも特に勝れたものと定評がある。本書は、これを書き下し文にし、著者の考察・解説を加え、さらに浅見絅斎の論語師説を随時引用した論語理解の最高の指針。

5,500円

論語集註私新抄

3,876円

現代に生きる江渡狄嶺の思想…

敬宮様の名称をはじめ、五十歩百歩、助長などのことばの出典は孟子である。戦乱の続く中国戦国時代、諸国を訪れて仁義・王道思想など、人と国の理想を説いた孟子の生きた思想を語る三十一話。

1,320円

孟子のことば

松竹梅や菊をはじめとする日本人とかかわりの深い植物をとりあげての考察や、いけばな花伝書の読み直しなど、個別的事例の徹底的検証を通じて、日本の伝統的自然観の本質をあらためて問いなおす論考を収録。

10,780円

斎藤正二著作選集（2）…

11,000円

敷田年治研究

本書に収載した論考は、春秋末の孔子から戦国の諸子および漢末の揚雄を論じ、形式も論文あり解説もあるというようにいたって多様である。いわば中国古代の思想家群像をさまざまな角度から紹介するものである。

4,950円

中国古代の思想家たち…

3,080円

本と人と影

2,750円

非暴力思想の研究

江戸派国学は、江戸下町文化が大きく花開いた１９世紀初頭の化政期に、町人たちを主体に形成された。村田春海・加藤千蔭らの江戸派国学を、“春満ー真淵ー宣長”の国学に連なる系譜に位置づけた、国学史上劃期的名著の復刻。

2,420円

江戸派国学論考

アメリカで核工学をきわめ、現代文明の最尖端を生きた著者の行きついた先が老子の思想であった。人類が未来を語るときの必読書。

2,640円

老子の思想と現代生活…

『周易欄外書』『易学啓蒙欄外書』など、一斎の学問中でも最も精しかった易学関係の著作のほかに、『孫子副詮』を収録し、さらに現時点で最も正確を期した「佐藤一斎年譜」を付す。

17,600円

佐藤一斎全集　9　欄外書類　6…

3,630円

松崎慊堂

植物学・民俗学・国史学・文学をはじめとする広汎な領域に関連資料を渉猟し、総合的分析によって伝統的なサクラ観の虚実と限界とを明らかにした労作。花木観賞の思想史的背景を論じる「花の思想史」を併録。

10,780円

斎藤正二著作選集（5）…

伝統思想から現代思想まで、「韓国の思想」を余すところなく網羅した初めての体系的入門書。

2,200円

韓国

4,180円

国儒論争の研究

2,530円

日本深層文化を歩く旅…

現代に通じる混迷の時代に「理想の政治」を追求した孔子。論語研究の第一人者である著者が雑誌「カレント」に連載した論語を引用して語る辛口の政治批評。

3,080円

論語と日本の政治

「文明開化」や「自由民権運動」の高揚をへて新しい時代の胎動をつかみだした近代日本の知識人たち。その思想的格闘を壮大な輪郭で描く。

5,280円

日本近代思想史序説（明治期　前篇　上）…

8,800円

楚地出土資料と中國古代文化…

「私が話し、書く言語は、私に帰属するものではない」この意表をつく言葉で始まる本書は、１８世紀日本（徳川期）の言説空間-漢学・国学・文学・歌論・歌学-における言語をめぐる熾烈な議論が、その果てになぜ日本語・日本人という起源への欲望を生み出したかを解き明かす。シュタイ（主観・主体・主語・主題）・言語・文化・歴史の不可分の関係を論じ、「日本思想史研究」を塗り替える、丸山真男以来の達成。

7,480円

過去の声

天賦人権論に着目した民権家、西洋に学びつつ作品創造に情熱を傾けた文学者や画家など、時代の精神を洞察した知識人とその思想。

4,620円

日本近代思想史序説（明治期　前篇　下）…

植物から歳時・天文などへと考察の対象を拡げ、より広角的に日本的な「自然の見かた」の諸相を精査し、古代より近代に至るまでの「自然観」の変化の軌跡を追いながら、そこに潜む問題点を炙り出す。

10,780円

斎藤正二著作選集（3）…

ガンディーはインドの聖典『バガヴァッド・ギーター』に感銘を受け、真理・純潔・無所有等を説き、更に「非暴力と国民への奉仕」にすべてを捧げるサティヤーグラハ（真理を堅持する）運動を推し進め、多くの苦難や投獄の後に、インドの独立を成し遂げた。

1,760円

マハトマ・ガンディ-

佐藤一斎の故地・岐阜県岩村町では、毎年4月、孔子祭が催される。本書は、この孔子祭で講経を担当する著者の講経、及び記念講演の内容を主とし、論語、一斎の思想等を語った10篇を収録。

2,090円

近世の残照

中国、韓半島、日本、東南アジアの一部などの漢字文化圏Ｔｈｅ　Ｓｉｎｏｇｒａｐｈｉｃ　Ｃｕｌｔｕｒａｌ　Ｓｐｈｅｒｅには、仏教や儒教、道教等々の思潮が生まれたが、そのなかには、その後の社会・政治に本質的な変化をもたらしたのではないか、と著者が考える事柄がいくつかある。言ってみれば、思想・宗教上で社会・政治を動かすことにもなった「座標」の出現である。本書では、これまでその種の座標について著わしてきた論考を一冊にまとめて、あらためて高批を仰ごうとするものである。

18,150円

漢字文化圏の座標

3,300円

日本思想史学（第34号）…

本書は、幕末水戸の碩学会沢正志斎先生の遺文を、先生の甥であり門人である寺門謹翁が後年編集したものである。

11,000円

會澤正志齋文稿

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