ヒトの臨床材料から検出される細菌・真菌のほとんどは限られた菌種である.しかし,検出はまれであるが重要な病原菌もある.それらの菌名と特徴を覚えておくと,いざというとき役立つ.本号では,検出がまれな菌種について解説した.ポイントが手短に整理されていて読みやすく,知識として備えておくには十分な内容である. はじめに/小栗豊子 グラム陽性菌 　Streptococcus gallolyticus/戸田宏文 　Corynebacterium kroppenstedtii/大野智子ほか 　Turicella otitidis, Brevibacterium otitidis/古垣内美智子ほか 　Actinotignum(Actinobaculum)属(A. schaalii, A. sanguinis, A. urunale)/米谷正太 　Trueperella bernardiae/平野亜紗見ほか 　Erysipelothrix rhusiopathiae(豚丹毒菌)/小栗豊子 グラム陰性菌 　Capnocytophaga属/鈴木道雄 　Streptobacillus moniliformis, Streptobacillus notomytis/今岡浩一 　Cardiobacterium valvarum,Cardiobacterium hominis/大楠清文 　Aggregatibacter aphrophilus/大楠清文 　Bartonella属/井口成一 　Roseomonas mucosa/高岡美也子 　Mycoplasma hominis/浅原美和ほか 嫌気性菌 　Actinomyces属/安達　譲 　Fusobacterium属/中村明子ほか 　Deslfovibrio属/中村明子ほか 真菌 　Candida auris/槇村浩一 　Exophiala属/棚町千代子 　Schizophyllum commune(スエヒロタケ)/生澤真理子 Roots & Routes 第65回　エボラウイルス感染症/栗村　敬 原　　著 結核におけるLanghans巨細胞の由来と機能/並木貴宏ほか

2,310円

臨床と微生物（46巻5号）…

COVID-19は単なる感染症ではなく、経済、政治、文化を含む生活すべてに影響を及ぼしている。人類が英知を集め、予防、治療、診断などに取り組んでいるが、決定的な解決法はまだ見当たらない。このような状況のなか「with corona」として感染と死亡を抑制しながら、いかに活動を続けるかに社会はシフトしてきている。ワクチン、治療薬はまだ決定的なものはないが、公衆衛生面での予防、病態の解明、臨床像の理解は進んでいる。現時点におけるCOVID-19の日本を中心とした感染状況、医学やそれを取り巻く分野でわかったこと、今後の課題について第一線の研究者が解説した。 はじめに/牛島廣治 コウモリのコロナウイルスとヒトの新型コロナウイルス/渡辺俊平 季節性コロナウイルス感染症の疫学/駒林賢一ほか 新型コロナウイルス感染症の国内流行とサーベイランス/鈴木　基ほか 新型コロナウイルス感染症の抗体検査/新城雄士ほか 新型コロナウイルス感染症の臨床/忽那賢志 サイトカインストームと重症コロナウイルス感染症/長井みなみほか SARS経験からの危機管理/高　勇羅ほか 数理モデルを用いた感染症疫学/林　克磨ほか 医療現場の感染対策/坂本史衣 社会における感染対策支援/田代将人ほか 重症コロナウイルス感染症の治療薬とワクチン/中山哲夫

2,310円

臨床と微生物47巻6号

77,000円

再生医療・創薬のための3次元細胞培養技術…

5,280円

睡眠がみえる！

1,980円

N：ナラティヴとケア　7…

3,080円

基礎から学ぶ医療情報…

4,950円

わかりやすい薬理学━━薬の効くプロセス　第13版…

1,650円

看護の生理学　3

第一章　たまり場 　　一　喫茶店で 　　二　たまり場をつくった 　　三　たまり場で起こったこと 　　四　子どもの発達とたまり場 　　五　居場所とは 　　六　私にとってのたまり場　 第二章　治療としての旅 　　一　断酒会巡り 　　二　ドクター・ショッピング 　　三　ひとり旅 　　四　パソコン通信 　　五　サバイバル・キャンプ 　　六　こころの中での旅 　　七　巡礼 　　八　出会いと別れ　 第三章　引き継ぐということ 　　一　入院の理由 　　二　怒りの理由 　　三　緊張の理由 　　四　いかに引き継ぐか 　　五　ミルトン・エリクソンの心理療法 　　六　ものごとのプラスに光を当てる　 第四章　ベテランという「落とし穴」 　　一　私の経験 　　二　自分の身の丈 　　三　山の上の火 　　四　ルーキーの力 　　五　「理想」「完全」という落とし穴 　　六　眼差しがつくるもの 　　七　すりきれないために　 第五章　支える人たちの疲労 　　一　ある教師の悩み 　　二　登校刺激 　　三　専門家の役割 　　四　よもやま話 　　五　風邪はどのようにして治るのか 　　六　こころの風邪 　　七　見守る　 第六章　生かされて生きる 　　一　言葉にすることーー言語化 　　二　内観療法 　　三　森田療法 　　四　祈?、お払い 　　五　気持ちがわかる 　　六　生かされる自分と生きる自分 　　七　再び、言語化について 第七章　柔らかな枠 　　一　ベスレム王立病院青年期ユニット 　　二　ヒルエンド青年期ユニット 　　三　硬い枠 　　四　イギリスの地域での実践 　　五　NAYPCASの役割について 　　六　知る・決める 　　七　柔らかな枠　 第八章　おわりに 　　一　イギリス再訪 　　二　悩む　 　　　　参考文献 　　　　あとがき 青木省三・人と作品（編集部）

2,750円

思春期　こころのいる場所…

本書はタンパク質の医学的な話を雑学を混ぜてわかりやすく説明します。知っているようで知らなかったタンパク質のこと、栄養に関わる体の仕組みのこと「へぇ？　そうなんだ！」と思うお話がたくさん詰まった1冊です。気軽な読み物として楽しむことができ、読み進めるうちに自然と看護の「きほんのき」となる知識が身についていきます。 第1章　あっと驚く！　人体の仕組み 第2章　これは知らなかった！　タンパク質の仕組み 第3章　そんなことにも関係しているなんて知らなかった（私たちの生活と密着するタンパク質の存在） 第4章　タンパク質で痩せ体質に!?　理想のボディラインを手に入れるために 第5章　もしもの病気から身を守る知識（タンパク質が裏目に出る？） 第6章　まだまだあった！　タンパク質のヒミツ 第1章　あっと驚く！　人体の仕組み 第2章　これは知らなかった！　タンパク質の仕組み 第3章　そんなことにも関係しているなんて知らなかった（私たちの生活と密着するタンパク質の存在） 第4章　タンパク質で痩せ体質に!?　理想のボディラインを手に入れるために 第5章　もしもの病気から身を守る知識（タンパク質が裏目に出る？） 第6章　まだまだあった！　タンパク質のヒミツ

1,540円

教科書には書いていない！　タンパク質のひ・み・つ…

3,520円

医療職のための公衆衛生・社会医学第6版…

脳で行われる情報処理の過程が明らかになるにつれ、愛や意欲といった「情」のもつ意味が、科学の言葉で語れるようになってきた。脳を探る最新技術やモデル実験の成果に基づいて、脳の機能に関する新たな理解を提示し、さらに、脳に学ぶ革新的なコンピュータの構想、宗教の意味、科学技術の将来像までを多面的に考察する。

1,760円

岩波科学ライブラリー42 愛は脳を活性化する…

3,300円

臨床精神薬理（Vol．22　No．10（Oc）…

版を重ねた『プリンシパル滅菌・消毒法の実際』を新たに、最新の情報をもって、現場でなお一層役立つようまとめたのが本書である。院内感染の予防とコントロールから、各種滅菌法の実際、消毒薬の使い方、内視鏡の消毒、手指消毒、バイオロジカルクリーン、実際の現場から出たＱ＆Ａまで。

4,180円

滅菌・消毒マニュアル…

1,870円

脳のメカニズムを知れば学習効果が上がる…

2,200円

脳科学のはなし

4,400円

医学思想史̶ー精神科の視点から…

人間のあらゆる悩みは脳がつくり出した幻想なのか！？仕事、家庭、恋愛、勉強…老若男女のさまざまな悩みや脳自体についてのいろいろな疑問など、５０の質問に対して、著者が脳科学的見地から楽しく、ためになるアドバイスをします。最新脳生理学の知見も満載！読めばココロが軽くなる一冊。

913円

すベての悩みは脳がつくり出す…

青春新書プレイブックス『老けない人は何を食べているのか』の実践レシピです。新書で大きな柱となった「肌年齢」「見た目」「サビない（抗酸化）」「血管年齢」──これらすべてを実現する一食一食の献立を提供します。「この効果を狙うならこの料理」という単品での提案ではなく、主菜・副菜・汁物全部で、さまざまな側面からの相乗効果で、トータルにアンチエイジングを実現できる嬉しい内容となっています。

1,452円

老けない人の献立レシピ…

脳、その究極の情報処理機構を解き明かす。その生物学的基盤を踏まえ、神経回路の計算機能から意思決定のメカニズムまでを一望。

3,960円

脳の計算論

2,750円

医療機器安全実践必携ガイド　臨床工学編第2版…

2,750円

医療機器安全実践必携ガイド　医療概論編…

2,750円

医療機器安全実践必携ガイド　医療情報編…

3,300円

医学・理系留学海外に翔び立つ人のコピペで使える英文メール…

4,180円

バイオセーフティの原理と実際…

2,750円

医療機器安全実践必携ガイド　臨床工学編…

おびただしい量の情報やモノに囲まれ、脳が悲鳴をあげている。現代人が、より賢明に清々しく生きるためには、脳をどのように使いこなせばよいだろうか？その鍵は、森羅万象とのかかわりのなかで直面する不確実な体験を整理し、新しい知恵を生み出す脳の働きにある。本書では、最新の科学的知見をベースに、「ひらめきを鍛える」「幸運をつかむ」「他人とうまくつき合う」「チャレンジする勇気をもつ」など切実な課題にも役立つ、脳の本質に即した「生きるヒント」をキッパリ教えます。

770円

「脳」整理法

医学における研究倫理・被験者保護の課題と要点を、国内の事例を通じて解説する。実例を分析し巻末には国内事例を一覧で収録する。 第1部　序 医学研究・臨床試験の倫理と日本…井上悠輔 本書が想定する主な読者・活用法 第2部　事案の解説 金沢大学病院無断臨床試験事案…山本圭一郎 愛知県がんセンター事案…船橋亜希子 札幌ロボトミー事件…田代志門 補助人工心臓治験事案…松井健志 駐蒙軍冬季衛生研究…土屋貴志 ツツガムシ病感染実験事案…中澤栄輔 名古屋市立乳児院・神戸医科大学事案…永水裕子 社員へのキセナラミン投与事案…横野 恵 熊野町がん予防研究事案…須田英子 慶應義塾大学病院事案…高島響子 自治医大事件および監察医務院事件…佐藤雄一郎 ソリブジン事案…一家綱邦 ディオバン事案…磯部 哲 千本病院・北里大学事案…井上悠輔 STAP細胞事案・大量論文ねつ造事案…伊吹友秀 コラム　田代志門・大北全俊・飯島祥彦・曾澤久仁子 第3部　わが国で起きた出来事ー主な事案と国内外の動き 年表・知っておきたいその他の出来事60余件

3,850円

医学研究・臨床試験の倫理 わが国の事例に学ぶ…

第29回大会　シンポジウム「思春期・青年期臨床を教えること」 思春期・青年期臨床を教えることー児童福祉領域（児童相談所を中心に）における臨床（小林真理子） 思春期・青年期の事例を通じて学び・教えることー何が知識と経験を共有する過程を支えるか（山下洋・吉田敬子） 児童思春期精神科を教えることー児童思春期精神医学研修と3つの視点（森野百合子） 討論記録（中村伸一・近藤直司） 卒後教育（文献紹介） 発達ラインーAnna Freudの発達的観点（柴田恵理子） 逸脱言語表現（Deviant Verbalizations）後編（弘田洋二） 国内事情 ひきこもりケースへの県立精神保健福祉センターにおける就労支援の取り組みの報告（芦沢茂喜・小石誠二） 合同委員会・編集委員会報告 日本思春期青年期精神医学会規約 編集方針・投稿規定 英文目次

2,750円

思春期青年期精神医学 27巻 1号…

3,520円

周産期メンタルヘルスのためのいちばんやさしい精神医学…

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