３００余人のファンタジストが次々登場。不思議と恐怖の玉手箱。『本読みまぼろし堂目録』幻想怪奇篇。

3,850円

空想文学千一夜

4,271円

児戯生涯

インドに生まれ、パキスタンにも暮らし、今はイギリスに帰化して作家生活をおくるラシュディ。南と北の現実を身をもって見据えてきた彼は、大国（米国）の包囲下で革命の道を歩むニカラグアの現実（１９８６年）を独特の視点から見つめる。旅行記。

2,200円

ジャガーの微笑

2,420円

恋歌恋物語

２４０篇の「家族」への深き想い。

1,174円

日本一短い「家族」への手紙…

1,601円

巴里祭

5,340円

新考日中比較山水文学…

マリーア・イントニエッタ侯爵夫人の６５歳の晩餐会の席に、たまたま侯爵夫人邸の前でエンストを起こした技師デ・コンチリースも招待されることになった。その夜、技師は侯爵夫人に、もしかするとあったかも知れない夫人の過去とその結果招来したであろう未来を、テレビに映して見せる-イタリアで最も人気のあるマルチ作家・映画監督のデ・クレシェンツォが“偶然と必然”のテーマを中心に、私たちを哲学へと誘う。

1,650円

疑うということ

言葉の生命を追求して、小川国夫、梶井基次郎、中島敦、島尾敏雄の作品世界を渉猟し、トルストイ、フローベール、モーパッサン、セルバンテス、ヘッセの描く人間像への共鳴を感性豊かに吐露した、鮮烈・華麗なロマネスクの交響楽。

4,070円

テキストの魅惑

源氏物語、枕草子を生み出した平安女流作品の源ともいえる蜻蛉日記とはどんな作品なのか。自らの愛を一途に訴えかけ、苦悩の中で女性として精一杯純粋に生き尽くしたあかしである日記作品の特質を明らかにしていく。 第一篇　蜻蛉日記のことばと美意識第二篇　蜻蛉日記の情感第三篇　蜻蛉日記と平安女流文学の連動第四篇　蜻蛉日記をめぐる平安女流文学の美意識

16,019円

蜻蛉日記の美意識

1,980円

文学のなかの人間像

1986年刊「枕草子周辺論」の続篇。「枕草子」「紫式部日記」と古記録、主に「権記」「小右記」「御堂関白記」等との相互照射を核として、男性貴族の所産「私家記録」と「王朝文学」との接点を探る。 概要序説論考試論　枕草子の周辺をめぐって＝先導主題＝一　第一皇子敦康親王（正）1〔持ち駒の時期〕2〔使い捨ての時期〕（上）3〔同右〕（中）4〔同右）（下）5〔孤絶の時期〕二　第一皇子敦康親王（続）1〔杳かなるその晩年〕（上）2〔同右〕（中）3〔同右）（下）4〔薨逝とその前後〕三　第一皇子敦康親王（正・続）終章その生涯の政治史的展望と、『枕草子』・『紫式部日記』への投影付篇一　女院詮子崩御の第宅についてー「夜半時院還御三条」存疑ー二　ある能吏の生涯ー藤原広業の軌跡ー三　『紫式部日記』にみる耀と翳ー一条天皇の肖像を中心にー四　『紫式部日記』にみる耀と翳ー中清の舞姫と業遠の舞姫ー

12,815円

枕草子周辺論

3,080円

文学　人　地域

文学者になるにはどうすればいいか。その資格は。その適性は。作家どうしのつきあい方は。編集者・出版社にはどう接するか。等々、文学者たらんとするハウ・ツーをテッテー的にコミカルに指南。笑いころげる文学バカ話。

2,669円

文学者となる法

オックスフォード版が収めるマーヴェル書簡全４１０通を原注ごと翻訳。そこに欠けている社会科学領域の必須情報や不充分な伝記情報を、訳注において徹底的に補強拡充した。さらに、最新のマーヴェル像を提示する略伝、議会や選挙の仕組についての解説、出典を明示した使用語彙一覧、懇切な書誌や各種索引などを加え、貴重な資料も多く訳出収録した。本書が提供する王政復古期イングランド社会の立体像は、この社会を背景として生まれた文学の理解にも資するところ大であろう。

9,350円

マ-ヴェル書簡集

自　創刊号（明治２２年１０月）至　第五十九号（同２７年８月）終刊迄。

94,600円

志がらみ草紙

17,087円

ブレヒト戯曲選集（全5巻セット）…

32,038円

フランス派英文学研究（上下巻セット）…

32,038円

フランス派英文学研究（上巻）…

ヘルダーリーン、ジョン・クレアなど狂気の詩人たち、スウィフト、トルストイ、オーウェルなど文学者をそれぞれの時代の証人に、そして科学者としての自からを現代の証人にし、学問と芸術の不確かさ・虚しさについて洒脱さの中にも痛烈・辛辣な文明風刺を展開。人間的なもの喪失した現代人への警句。

3,080円

証人

描き出されたこころと情景、遠景、中景、近景、そして体内-。英・米・日本文学第一線の研究者が文学の真髄に迫る。

4,950円

風景の修辞学（エコリチュ-ル）…

17,087円

方丈記全釈

日本女子大学教授として中古文学を長年教えていた上村悦子氏の頌寿を記念して編まれた論文集。中古文学に関する論考を数多く収める。 「日記文学」の成立ー書誌の文明史的考察　野村精一自我の肯定と誇示　目加田さくを『入唐求法巡礼行記』から『土佐日記』へ　大倉比呂志『土佐日記』の文芸的構造ー直進する時間と退行する時間の構図ー　菊田茂男『斎宮女御集』への徽子本人の関わりかた　西丸妙子蜻蛉日記の日記意識　野口元大蜻蛉日記の序文と下巻の世界　室伏信助蜻蛉日記の作者の結婚形態ー嫡妻・妾妻・北方ー　増田繁夫『蜻蛉日記』解釈の基盤ー道綱母の邸宅と出自・通説批判ー　古賀典子『蜻蛉日記』の〈ケリ止め文〉　伊牟田経久『蜻蛉日記』における一体感と喪失感ー再び「もろともに」なる語に執してー　宮崎荘平蜻蛉日記の往昔表現　神尾暢子ふるめく歌ー『蜻蛉日記』執筆への一視点ー　高野晴代『蜻蛉日記』における「安和二年」の転機　星谷昭子『蜻蛉日記』愛宮への長歌　伊藤博『蜻蛉日記』中巻独詠歌考ー古歌及び散文との関わりをめぐってー　佐田公子『蜻蛉日記』下巻の構造ー「老い」の意識をめぐってー　津本信博道綱母の養女について　鶴田光枝「我が染めたるとも言はじ」-蜻蛉日記服飾表現考ー　岩佐美代子蜻蛉日記下巻の記事構成の方法に関する試論ー巻末歌集重複歌「今さらに」を中心にしてー　水野隆『蜻蛉日記』の歌と『源氏物語』の歌についての覚え書ー『蜻蛉日記』作者の果した役割ー　品川和子『かげろふ』の夢『更級』の夢　森田兼吉『蜻蛉日記』とアフラ・ベインの書簡体小説ー初期女流散文文学の形成と発展ー　篠塚純子『和泉式部日記』作者の意図ー「物語」をめざしてー　山口仲美和泉式部日記と帥宮挽歌群における悲哀の方法ー視覚と聴覚をめぐってー　川村裕子和泉式部日記の歌ことばー「高瀬舟」をめぐってー　木村正中『紫式部集』『紫式部日記』にみる「身」と「心」-白楽天に対比してー　梅野きみ子『紫式部日記』後半部日記的部分の性格　守屋省吾『紫式部日記』にみる耀と翳ー中清の舞姫と業遠の舞姫ー　下玉利百合子紫式部の彰子中宮出仕の年時ー『紫式部日記』の記事を軸としてー　中野幸一『紫式部日記』小考　増淵勝一紫式部日記小考ー「清少納言批判文」の存在をめぐってー　豊田芳子足立稲直『紫式部日記解』について　松本寧至源氏物語の準拠と古記録・儀式書との関係　山中裕更級日記論の断章ー竹芝の伝説をめぐってー　秋山虔『讃岐典侍日記』についての断想　三角洋一建春門院中納言日記の執筆心理ーその用語を通してー　小松登美『弁内侍日記』のコスモロジーー宮廷讃美の時間ー　今関敏子大東急文庫「蜻蛉日記草稿」解説　付、歌人・萩原宗固の注釈態度と方法　石原昭平資料翻刻　大東急文庫蔵『草稿　蜻蛉日記　一』（萩原宗固の蜻蛉日記注）　阿部篤子・荻窪昭子・後藤祥子・佐田公子

26,699円

王朝日記の新研究

121,000円

エマアソン全集　1　復刻…

149,514円

Transition

12,815円

トーマス・マン日記（1940-1943）…

人はなぜ、異郷に魅きつけられ、それを文学とするのか。モロッコ生れの異邦的作家・思想家が、ジュネ、バルト、デュラス、アラゴン、セガレン、オリエ等、自国を脱し、異郷の地で思索と創作を重ねた文学者の作品を、「フランス文学における異邦人から、異邦人としてのフランス語文学へ」という「フランス」の根本的転倒を企図する視座からー「他者」「外部」「アイデンティティ」を問いつつ丹念に吟味、渉猟する、旅のテクストを旅する鮮烈な批評・エッセイ。

4,400円

異邦人のフィギュール…

3,080円

日本文学を哲学する

フランス革命期のパリを訪れたロシアの若き文学者、ニコライ・カラムジン・憧れの都に胸躍る彼の眼にうつったものはー革命下のパリの素顔。

2,456円

ロシア人の見た十八世紀パリ…

854円

独りの歌

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