3,300円

徒然草

最初期から晩年までの発言のなかから、最良のものを収集・収録した決定版発言集。自著に込めた真意の解説、メディア論、音楽／オペラ／パフォーマンス批評、政治と文化、現代社会における知識人の役割ー。２０世紀を代表する批評家の知られざる姿がここに。

4,290円

権力、政治、文化（上）…

こころ　Vol.23　2015　目次 ◆エッセイ 4 店のなかに町がある　大竹昭子 6 〝現代の危機〟と下中彌三郎　中島岳志 8 インフルエンザの誘惑　袖川裕美 ◆新連載 10 最後の弟子が語る折口信夫　その一──草喰む猫　岡野弘彦 ◆対談 26 村田喜代子×いせひでこ　「木」に魅せられて ◆連載 40 B面昭和史　第三話　束の間の穏やかな日々──昭和八〜十年　半藤一利 22 猫のお化けは怖くない　18──「T先生」　武田花 73 男の子の風景〈最終回〉──ブドリとネネム　大岡玲 88 三匹の犬と眠る夜　〈最終回〉　Bridge Over Troubled Water　落合恵子 96 見知らぬ記憶　5--川の国境まで　小林記晴 114 あること、ないこと　第十六回──S町銭湯街冬日抄其の後　吉田篤弘 122 回想　わが昭和史（第二部）〈最終回〉──人生の句読点を打つ　保阪正康 142 記憶のなかの人?　絵師のはしくれーー浜哲雄　野見山暁治 145 詩のトポス〈最終回〉──長安　齋藤希史 164 リレーエッセイ こころに残る言葉　島田潤一郎 160 本　ようこそ、モディアノ・ワールドへ ──パトリック・モディアノ『失われた時のカフェで』を起点として　平中悠一 21 第二回晩成文学賞　募集要項 執筆者紹介　166　／次号予告　167　／出版案内　168 デザイン＝松田行正＋杉本聖士

880円

こころ（vol．23（2015））…

2,670円

生命の汁

ルカーチ・マルクーゼ・ベンヤミン・バフチン・アルチュセールらの業績から旧来的なブルジョワ文学を批判し、フォルマリズムとマルクス主義の相関性を考察した先駆的論文集。

2,200円

フォルマリズムとマルクシズム…

1,078円

江古田文学（第60号）…

心の森羅万象を深く洞察した本書『夜の国』は、闇に包まれ、不安におののく魂に勇気を与える、アイズリーの代表作ともいえる自伝的エッセイ。彼の詩魂の由来を本邦初公開するものでもある。

2,750円

夜の国

◆エッセイ 4 光のざわめき　大石芳野 6 アイデンティティーの物語を紡ぐ　三山喬 8 AI（人工知能）と文学　千葉俊二 ◆新連載 10 思考の技術論　第1回「正しく考えるための方法」を考える　鹿島茂 ◆対談 26 大栗博司＋三浦雅士　「世界の見方を変える超弦理論 最前線」 ◆初邦訳 60 　W・B・イェイツ　ジョン・シャーマン（後篇）　訳・解説＝栩木伸明 ◆連載小説 97 八幡炎炎記　第二部　7　村田喜代子 144 炎魔　最終回　左能典代 ◆連載 56 記憶のなかの人　31　たてがみのある猫ーー加島祥造　野見山暁治 110 最後の弟子が語る折口信夫　その十　宮中新年歌会始（一）　岡野弘彦 120 あること、ないこと　第二十四回──まっさかさま　吉田篤弘 128 見知らぬ記憶　9──贈る言葉　小林紀晴 170 本　おしゃべりと旅が生んだ物語　──　竹宮惠子『少年の名はジルベール』　細馬宏通 執筆者紹介　174　 次号予告　　175 出版案内　　176 デザイン＝松田行正＋杉本聖士

880円

こころ　Vol.31（31）

皇太子殿下の家庭教師は、ＧＨＱとの合作で「人間宣言」の草稿を書いた学習院の英語教師だった。本邦初訳。日本を愛し、俳句を世界に広めた男の知られざる業績を初公開。

1,870円

ほんとうの日本

2,750円

無限の言語

770円

たびぽえ（VOL．3（2022夏号））…

ら・めえる　第82号（2021年5月刊） 目次 ＜詩＞　　櫻　芽生：詩二篇 山ぼうし：春の城跡 ＜俳句＞　居原　健：春の月 佐藤泰彦：変な石 ＜童話＞　ヘイさん：童話二篇 ＜エッセイ・評論＞ 長島達明：ハウステンボスを創ると言うこと 田浦　直：八十路を越えて（5） 草場里見：秋篠宮妃紀子さまの祖父と曾祖父の長崎勤務 三川碧山：時代の間に起きた現象　（1）三川物語 熊高　慧：終生誓願 山ぼうし：ギフト 西口公章：長崎県の戦時型機帆船建造史（8） 藤澤　休：大東亜戦争論 關　俊彦：猫・猫・猫 宮川雅一：芥川賞について 久保美洋子：天成の芸術家・中村三郎の生涯（その2） ＜コラム＞『海賊版』サイトの被害にご用心 ＜小説＞　吉田秀夫：アメリカの影・長崎の光 遠藤博明：稲妻と案山子 新名規明：夢の如くにて御座候（その1） 近藤義昭：偕老同穴（その4） 道草懐英：桃渓橋（後編）

1,100円

ら・めえる　第82号

未来が暗い穴でしかなかった日々の幼少期の記憶の執拗な重ね書き。“日常生活の中の聖なるもの”の探求。

3,740円

ゲームの規則1 抹消（1）…

龍は「岳」の大黒柱であるばかりでなく、広くみちのく俳句界のきらめく星宿を繋ぐ靱帯として、もっとも大事な存在であろう。このような句集『アテルイの地』こそ、3.11以後の第一歩に必須な句集と信じている。

2,933円

アテルイの地

詩か革命か、その結び目をもとめて、些細な出来事の断片を集めるレリス。落穂拾いの如き彼の耳に響くかそけき物音。

4,180円

ゲームの規則4　囁音

4,950円

「甘え」で文学を解く…

徒然草の「つれづれ」を「無為」という視点からとらえ、その思考の根底にあるものは何かということについて考える。徒然草の表現が生まれるひとつの動機、根本的衝動として、「自然」というあり方が大きな意味をもつことを解き明かす。 第一章　徒然草の「つれづれ」 第二章　徒然草と老荘 第三章　徒然草の時代 第四章　徒然草と無常 第五章　徒然草の「道」

1,980円

徒然草のつれづれと無為…

３２０年前の３月、芭蕉は陸奥に旅立った。つい芭蕉の紀行文として読んでしまう「奥の細道」だが、これは芭蕉畢生の名作ー創作物なのだ。事実と違うところには、芭蕉の作意が見え隠れする。

1,320円

「奥の細道」を10倍楽しむ50の謎…

763円

現代短歌（6　2018）

エンタメ系小説とコミックの情報が満載の季刊ブックガイド! ボリュームたっぷりのインタビュー&特集で、いま人気の作家・作品をチェック!! 【巻頭特集】 恩田陸 　デビュー25周年！ 　祝・直木賞＆本屋大賞W受賞！ 　超ロングインタビュー／美麗装幀コレクション 【特集】 凪良ゆう 　BL界屈指のストーリーテラーが紡ぐ初・非BLとは？ 【特集】 綾崎隼 　謎と切なさに満ちた青春小説！ 　〈花鳥風月〉〈ノーブル・チルドレン〉〈君と時計〉 【インタビュー＆ガイド】 筏田かつら「君に恋をするなんて、ありえないはずだった」 結城光流〈少年陰陽師〉シリーズ15周年！ 【かつくら企画】 ブックレビュー[厳選! 17年6月ー9月期] テーマ別ブックガイド〈島〉 表紙イラスト／草間さかえ

1,155円

かつくら vol.24

エンタメ系小説とコミックの情報が満載の季刊ブックガイド! ボリュームたっぷりのインタビュー&特集で、いま人気の作家・作品をチェック!! 【巻頭特集】 綾辻行人 〜謎めく館への招き〜 新本格誕生から現在まで 作家生活30周年──全作品をふりかえる！ 【特集】 榎田ユウリ 「カブキブ！」TVアニメ放送スタート!! 【インタビュー＆ガイド】 三上延 「ビブリア古書堂の事件手帖」完結！ 三秋縋 「三日間の幸福」「恋する寄生虫」 【本×Illustration】 ・人気イラストレーターインタビュー！ 六七質 げみ loundraw 【かつくら企画】 ブックレビュー［厳選！16年12月ー17年3月期］ テーマ別ブックガイド〈タイムトラベル〉 表紙イラスト／ loundraw

1,155円

かつくら vol.22

本棚の奥から古い本を1冊づつ取り出しては読み返し、旧制高校時代からの学習体験、読書体験をたどり直す。古い翻訳書や研究書を、その出版された時代の中におくと、ドイツ文学の魅力が生き生きと甦ってくる。読書の達人の案内で、のんびりとした再発見の旅に出よう！ 「図書」の好評連載「本の各駅停車」に書下ろしを加え、大幅増補。

2,310円

果樹園の蜜蜂

読書、芸術、スポーツなどなど、様々な言葉を冠する「秋」。本特集では、図書館、美術館などが舞台となる小説を紹介していきます。

825円

文蔵2022．11

土佐日記（田中登担当）・蜻蛉日記（白井たつ子）・和泉式部日記（榎本正純）・紫式部日記（加納重文）・更級日記（鈴木紀子）の味読にたえる部分を十分な分量で抜粋した。本書によって王朝日記文学の系列が展望できる。専門家諸氏による分担。講読用、頭注付。

1,650円

王朝日記選

異郷を往還する異邦人の“まなざし”で世界の現実を直視し、他者との相互作用を通じて世界と直に対峙する方法を模索する。『未完の菜園』『越境者の思想』に連なる省察の書。

3,520円

異郷に生きる者

エンタメ系小説とコミックの情報が満載の季刊ブックガイド！ ボリュームたっぷりのインタビュー&特集で、いま人気の作家・作品をチェック!! 【巻頭特集】 島田荘司「御手洗潔シリーズ」 映画公開！ 大人気名探偵の魅力を総力特集!! ロングインタビュー 【特集】 結城光流 「少年陰陽師」「陰陽師・安倍晴明」 人気シリーズを著者が語る！ 【インタビュー＆ガイド】 「灰と幻想のグリムガル」十文字青 「蜘蛛ですが、なにか？」馬場翁 額賀澪 雨隠ギド「甘々と稲妻」 表紙イラスト／オノ・ナツメ

1,155円

かつくら vol.19

悠久の時を抱いた氷河、広大な森林、山々を映し出す透明な湖…アラスカは壮大な自然の大地としてイメージされる。しかし、ここにも様々な問題が渦巻いている。自然開発派と保護派の対立、エスキモーやインディアン等原住民に対する政府の対策とその弊害、大自然のただ中で自力の生活を営もうとする白人たちの苦悩と喜び。大いなる自然と人々の営みを通し、アラスカのもつ魅力を余すところなく語ったノンフィクション。

2,750円

アラスカ原野行

様々な場面で遭遇する「舞踏」の世界。 その身体表現の世界と著者が日々感じた様々な「あれこれ」を、鋭く批評する一冊。 表現の世界を渡り歩いてきた著者の「履歴書」的傑作選。 著者プロフィールーーーーー 鵜飼　宏明（うかい・ひろあき） ペンネーム：日下四郎（くさかしろう） 1930年　京都市に生まれる 1949年　旧制三高文科丙類第一期修了 1953年　東京大学文学部ドイツ文学科卒業 1953年　ラジオ東京（JOKR）文芸部勤務 1958年　テレビ制作局（KRT）へ移動 1976年　TBS報道局報道制作部長 1977年「ダンス・シアター・キュービック」設立、以後13年間にわたる年次公演の台本・演出を担当 1979年　TBSを退社　フリーランス 1991〜97年　淑徳短期大学非常勤講師 1998〜2001年　日本女子体育大学大学院非常勤講師 ー主な著作ー ・鵜飼宏明著作物 『太陽と砂との対話：西アジアにみるシルクロード』（里文出版、1983） 『東京大学・学生演劇七十五年史：岡田嘉子から野田秀樹まで　1919-1994』（清水書院、1997）『ナナとジャン』（青風舎、2016） ・日下四郎著作物 単行本 『モダンダンス出航』（木耳社、1976） 『竹久夢二の淡き女たち』（近代文藝社、1994） 『竹久夢二』グラフィック・ブック（共著、学習研究社、1995） 『現代舞踊がみえてくる』（沖積舎、1997） 『ダンスの窓から』シリーズ（安楽城出版、2003〜2012） ・ビデオ（テキスト及び監修） シリーズ「日本の現代舞踊の流れ」（制作・現代舞踊協会） 『第1巻　開拓期の人びと』（1988） 『第2巻　動乱を生きぬく』（1990） 『第3巻　新しい潮流（上）』（1993） 『第4巻　新しい潮流（下）』（1994） 『第5巻　戦後世代の展開（上）』（2001） 『第6巻　戦後世代の展開（下）』（2005）

2,147円

【POD】さすが舞踊、されど舞踊:こぼれ落ちたあれこれ…

3＋4＝7。3＋5＝8。 この本では、これらを「神代数字（じんだいすうじ）」と呼ぶ。 なぜ神代数字が神の正体なのか？。あなたこの本でその正体を知るであろう。 現在でも神の名の下に、人々が戦争やテロで殺し合う。そういった兵士やテロリストたちが、この本で解き明かす「神の正体」を知ったら、戦いを無意味に感じるであろう。だが、むしろ意地になり戦い続けるのであろうか？。 ある時に多々の好奇心から、世界中の神話や、考古学、歴史学、また人類学も含めた科学の本を読みあさって、独学で学んだ。そして疑問に思ったのは、神話には世界中に似通った一つのフォーマットがあるという事だった。 この本では世界中の神話の神代数字の謎の解明して、神の正体をカミングアウトする本。 本来は成人になりアフリカの様にカミングアウトする儀式があった。 この本は世界でも前代未聞の神の正体のカミングアウトの書である。 最後まで読んで頂いた方の中には、神への冒瀆（ぼうとく）と取る方も居る事であろう。しかしながらに、神の名の下に戦争がある以上は、この様な本が必要だと筆者は考える。 そして神話や歴史に必ず付随する、様々な「都市伝説」も取り上げた。より各国の神話と歴史に好奇心を持って頂き、身近に理解出来る様に。中には知っている有名な都市伝説があるかもしれない。 あくまで世界中の古代神話や宗教などでの、人間が作った「創世神話」（神が何も無い状態から世界を創った神話）を謎解くという趣旨の本である。しかしそれは同時に、科学のルーツとも言えるものである。 どの様に宇宙や地球が出来て、また生命が誕生したのかという謎を、古代人が解明しようとした歴史でもある。 また人間になるまでどうやって進化してきたか、そして最新のDNAという観点から日本人がどこから来たかも分かるであろう。 そして人生の本質を知るであろう。 第一章　アフリカの神話と日本神話の奇妙な一致 第二章　シルクロードのあった中国の創世神話 第三章　仏教のルーツであるインド 第四章　メソポタミア、古代エジプト、古代ギリシャ 第五章　失われた文明　インカ、マヤ、アステカ 第六章　戦争と神話 第七章　宇宙と地球の創世記 第八章　神の正体 追加収録『炎に焼かれた三月十日』 世界平和の為に随筆した。

2,398円

【POD】神の正体「3＋4＝7、3＋5＝8　神代数字の謎…

長い歴史を持つ国語学国文学分野の学術雑誌。最新研究成果を掲載する。 第90巻第11号（通巻1047号）目次 「風流線」の構想と森田思軒訳『大叛魁』・ハウフ『隊商』--続・鏡花文学第二の母胎ーー(須田　千里)（すだ　ちさと・京都大学大学院人間・環境学研究科教授） 「生活合理化」に抗する文芸戦略ーー『婦人之友』と横光利一「時計」に見る一九三〇年代の〈時間〉（古矢　篤史）（ふるや　あつし・摂南大学講師） 古代語におけるカナフの可能用法の成立と展開（三宅　俊浩）（みやけ　としひろ・宇都宮大学助教） 第90巻第11号（通巻1047号）目次 「風流線」の構想と森田思軒訳『大叛魁』・ハウフ『隊商』--続・鏡花文学第二の母胎ーー(須田　千里)（すだ　ちさと・京都大学大学院人間・環境学研究科教授） 「生活合理化」に抗する文芸戦略ーー『婦人之友』と横光利一「時計」に見る一九三〇年代の〈時間〉（古矢　篤史）（ふるや　あつし・摂南大学講師） 古代語におけるカナフの可能用法の成立と展開（三宅　俊浩）（みやけ　としひろ・宇都宮大学助教）

1,100円

国語国文　90巻11号

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