著者の生涯と作品を顧みる諸家の随想を収録し、併せて小林秀雄年譜、作品解題、著書目録、標題索引を収めた。書名とした「無私を得る道」は、著者が色紙に残した言葉「批評トハ無私ヲ得ル道デアル」に由来する。

8,800円

小林秀雄全集（別卷　2）…

初の海外旅行の沸き立つような感動を綴った「アポロの杯」、敬愛するラディゲへの讃歌、精妙な川端康成論やワイルド論等、昭和２３〜２７年の、初収録２２編を含む１６６編。

6,380円

三島由紀夫全集（27）決定版…

「一身にして二生」を生きた痛快な人生行路を、臨場感あふれる筆致で描き出した自伝文学の最高傑作『福翁自伝』。著述・翻訳活動に込められた思いを自ら綴った『福沢全集緒言』。近代日本を導いた福沢が、次世代に託した「遺言」ともいえる最晩年の２著作を収録。

3,520円

福澤諭吉著作集（第12巻）…

フロンティア精神。はずむ夢と冒険のアメリカ。

5,170円

集英社ギャラリー「世界の文学」（16）…

7,700円

トマス・ハーディ全集（2）…

7,700円

トマス・ハーディ全集（3）…

桜と月をこよなく愛した遁世歌人西行、現実に失望し歌道に精進した藤原定家、配流の地隠岐で都への郷愁を詠み続けた後鳥羽院、そして慈円、良経、家隆ー。揺れ動く時代を生き、人間的魅力に満ちあふれた新古今歌人たちから、独特の歌風を展開させた京極派の伏見院・為兼・永福門院まで、鎌倉期和歌史の流れをたどる十編。

5,060円

新日本古典文学大系（46）…

10,476円

壷井栄全集　2

払暁の迎寳館での日米極秘会談ネガを握った女の運命は。

3,417円

松本清張全集 第60巻 聖獣配列…

日米開戦！日系人は敵なのか。強制収容所で、アメリカへの忠誠テストに揺れる天羽一家。

4,730円

山崎豊子全集（16）

3,740円

コレクション戦争と文学（8（斃））…

8,800円

小林秀雄全集（第13卷）…

6,600円

鉄幹晶子全集（11）

2,200円

中国現代文学（第13号）…

2,200円

中国現代文学（第10号）…

原典の面白さを再発見する古典案内。

4,730円

田辺聖子全集（第14巻）…

3,300円

アンソロジー・プロレタリア文学（2）…

550円

海の見える部屋

▼叡智と洗練の饗宴 出版がもっとも光り輝いていた〈あの時代〉を、文学全集の書誌学的調査を通して詳細に描き出す。 六〇年代を中心に多くの文学全集が妍（けん）を競っていた頃、出版社は叡智を傾けて様々な企画を練っていた。時には一つの出版社が複数の企画を同時並行で実行するなど、読者にとっても様々な選択が可能であり、読書・文学・文化・教養等々にとって、これほど恵まれた時代もなかった。出版業界も利潤を追求する企業の側面を有しており、出版戦略の元に市場を意識した企画や出版がなされたことも間違いない。それらを含めて、この文化の時代を象徴する文学全集の類について、きちんと総括しておく必要があるのではないか。--本書「はじめに」より

2,640円

日本文学全集の時代

「私にとっては、こんな哀れなみっともない自分でも、たった一つの生命であるのです。それも誕生を待つ生命なのです」 (一九五二年一月二十日 中学三年) 「『詩』これだけでよいです。たくみであるよりも、何よりも詩的であり、事実であることがのぞましいのです」 (一九五三年十二月二十七日 高校二年) ----一八歳と七ヵ月。高良美世子が生きた証として残したすべての創作と手記。

2,750円

誕生を待つ生命

南朝遺臣の義侠譚。南北朝合体後の室町初期、近世の侠客に想を得た男女二人の主人公が南朝方の遺臣として活躍、波瀾万丈の物語を繰り広げる。曲亭馬琴ならではの構想雄大な読本。

5,500円

新日本古典文学大系（87）…

本全集は白洲正子の一九四〇年から一九九八年に亘る文業を網羅した初の全集である。第一巻には、著者の文業の出発点となった『お能』をはじめとし、それにつづく『たしなみについて』『梅若実聞書』『私の芸術家訪問記』及び一九四〇年から一九五五年に亘るエッセイを収めた。

6,270円

白洲正子全集（第1巻）…

1,540円

現代世界アジア詩集

ひたすら史実に頼り、記録的、年代記的手法を用いて１３世紀の元寇を描いた「風濤」など昭和３７年７月から４０年５月までの長篇３篇を収録。

9,680円

井上靖全集（第15巻）…

1,650円

羽仁もと子著作集（13巻）…

2,136円

アナイス・ニン　コレクション（別巻）…

明治の終わりごろアメリカに渡った近親の異文化との巡り合い。昭和四十一年一月から五十年十二月まで断続的に発表された未完の長篇「わだつみ」を収録。

8,580円

井上靖全集（第18巻）…

名著『サンカ社会の研究』の姉妹編。貴重なサンカの写真、地図、表などを満載。

4,950円

三角寛サンカ選集（第7巻）…

本格ミステリの巨匠にして、名編集者の顔も持つエラリー・クイーンが一九三三年に創刊し、わずか四号で廃刊となった幻の雑誌「ミステリ・リーグ」。クイーンの情熱ほとばしるエッセイ「クイーン好み」や、珠玉の短編群、舞台奇術のタネ明かし「フーディーニの秘密」、著名人からも手紙が寄せられている「読者コーナー」等、多彩な誌面から選りすぐりの作品を集めた傑作選。

2,750円

ミステリ・リーグ傑作選（上）…

8,250円

井上靖全集（第21巻）…

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