日本的表現装置としての“歌”“かたり”“理”とは何だろうか。これら三層の装置によって日本の思想はどのように語られたのか。神話・物語・歌・芸能までも視野に収めて、日本の表現の中にこめられた“哲学”を模索した傑作。

4,218円

歌・かたり・理（ことわり）…

26,699円

東洋学論集

一斎十代の最初の著述と考えられる『孝経解意補義』のほかに、晩年の将軍家慶に進講した時の講義草案と思われる『周易進講手記』、更に『九卦広義』『小学欄外書』『呉子副詮』の計五編を収録。

8,330円

佐藤一斎全集　8　欄外書類　5…

5,133円

安藤昌益の「自然正世」論…

中国の「聖人の道」とはなにか。孔孟の儒家にとっても老荘の道家にとっても、「道」は究極にある最重要な思想である。本書は、孔・孟・易の儒家によって「道」がどのように考えられていたかを究めた思想史の労作。

3,300円

儒家の道徳論

幼少期より深く古典に親しんだ著者が、愛読の古典中から真に心に残る感銘の文、人生・社会考察上の恰好の章句等、自らの眼識に適ったもののみを精選・解説したことばの宝庫。

3,951円

古典のことば

10,679円

安藤昌益の自然哲学と医学…

西田幾多郎著「善の研究」の用語索引。記載箇所の編数・頁数・行数を示し、２５字程度のテキスト本文の引用を掲載する。テキスト中の外国語および「　」で示された引用文は巻末の外国語索引、引用文一覧にまとめてある。底本は岩波文庫版。

7,315円

『善の研究』用語索引…

従来、簡略な記述がなされるきらいのあった漢以降二千年におよぶ中国思想の歴史を、人物に光をあてつつその思想的特徴や時代的役割などを鳥瞰する。儒教のみならず老荘・道教・仏教なども含む総体的中国思想史の第一弾。

3,097円

中国思想の流れ（上）…

4,271円

程伊川の『孟子』の受容と衍義…

15,400円

中江藤樹の総合的研究…

10,679円

安藤昌益の社会思想

兵学を軸とした思想史。近世の日本社会を主導した思想は、戦後一貫して、朱子学であったとされてきた。本書は、戦後の主要な思想史研究の分析批判のもとに、近世思想にみられる兵学の影響の重大さを指摘し、新たな思想史を提唱した画期的試みである。

6,215円

近世日本の儒学と兵学…

渋沢栄一の論語講義に啓発され、この書は私への手紙という著者が、渋沢論語の魅力と経営の秘訣を語り、更に自己の体験談を交え、論語を実社会に活かす法を説く活学の書。

1,601円

渋沢論語をよむ

経歴の多くが不明であった安藤昌益について、在地史料の精査と考察によって伝記的・系譜的事実を掘り起こしながら地域文化と思想的風土の意味を考える。

6,380円

安藤昌益と地域文化の伝統…

杜維明氏は、アメリカ国籍を有する儒家であり、英文、中文の著書を多く有する人である。本書では、代表的な著作を選び論じたものである。

4,057円

新儒家論

神秘的傾向が強いインド哲学の中で異彩を放つ論理学・合理思想の系譜を西洋思想と対比しつつ解明。両学派のスートラの全訳注を収録。

9,900円

中村元選集（第25巻）決定版…

共同主観性論-関係性の哲学など独自の哲学体系を構築した広松渉の世界を読み解くために。

2,989円

広松渉を読む

2,211円

江戸の思想（4）

本書は古代天命思想の崩壊したことを確認し、それが古代儒家思想の展開のなかでさまざまに位置づけられながら、新たな天の権威とともに古代のそれとは全く異なる風貌をもって復活した点を明らかにすることに全力を注いだものである。

3,630円

古代中国天命思想の展開…

理論としての歴史研究。「ナラティブ-事実の語り」から逃れ、理論による普遍的な人間の歴史の構築を目指す、注目の日本学者のエッセイ。

4,015円

宗教研究とイデオロギ-分析…

近世思想史の枠組みを覆し、我が国最初のイデオロギーがなぜ徳川政権下に誕生したのかを問うた問題の書を徹底分析する。

5,126円

シンポジウム徳川イデオロギ-…

12,815円

相良亨著作集（2）

7,150円

中国思想辞典

7,040円

在村知識人の儒学

16,500円

久松真一著作集（5）

16,500円

久松真一著作集（7）

論語と孔子について図や絵をとり入れながら人名・キーワードを解説した事典。孔子編と論語編とで構成され、孔子編ではその生涯・系譜・時代について説明し、論語編では「学」「仁」などのキーワードごとに事項を解説する。論語に登場する人物総覧や論語全篇も収録。巻末に孔子略年表・章句索引・人名地名書名索引等を付す。-読むたびに新しい発見、論語と孔子のすべて。

6,600円

論語と孔子の事典

著者は、大学の「倫理学」の講義で、ここ数年来、愛の問題を主題化しつつ、それについて語り続けてきた。当初はプラトン的ないしはギリシア的なエロースとクリスト教的なアガペーとを比較・検討するだけの素朴な講義であったが、次第に儒教的仁愛や仏教的慈悲にも話が及び始め、やがて、万葉集や古今集などの日本の古代文献にも論及するようになった。本書は、その講義ノートを基に、そこに新たに近世以降の日本の思想家たちについての考究を加えることによって成ったものである。

2,860円

日本人の愛

日本における道教研究は、東洋思想や中国仏教史の研究者たちを中心に明治後期から本格化した。本書では、その伝播と受容をめぐる戦前・戦後の先駆的・代表的論考を集成し、日本古代における国家形成と道教との関係を多面的に活写するとともに、日本文化のさまざまな分野に看取される道教の「原点」を探る。

5,280円

選集道教と日本（第1巻）…

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