「ノストラダムスの大予言」を読んで、素粒子物理学の道に進んだ主人公川上肇は「神の粒子」に出会った。超大型粒子加速器実験設備「国際リニアコライダー（ILC）」の日本誘致に邁進する川上肇と物理好きの大政治家与謝野馨との出会いが物語を紡ぐ。ILCを日本に誘致することができるか、プロジェクトは今まさに正念場にさしかかっている。 宇宙の謎を解き明かす超大型粒子加速器の建設に邁進する一人の若き素粒子物理学者と大政治家与謝野馨のストーリー。次世代のこどもたちのために、与謝野馨の檄がとぶ！「物事を成すにウルトラCは無い。王道を着実に歩め。国際リニアコライダーは、日本がやるべきだ！」 「ノストラダムスの大予言」を読んで、地球を脱出するために量子力学と相対性理論をまなび、素粒子物理学の道に進んだ主人公川上肇は「神の粒子」に出会った。欧州原子核研究機構（CERN）で六年半に及ぶ研究生活を送った川上肇は、果たせなかった夢を実現するために決心する。 「ヒッグス粒子を探索するには、世界最大のCERNの円形加速器でも粒子の衝突エネルギーがたりない。『万物に質量を与えた神の粒子』といわれるヒッグス粒子の振る舞いをあきらかにするには、衝突エネルギーを格段に上げられる直線加速器を日本に建設するしかない」 世界でひとつだけ建設が計画されている超大型粒子加速器実験設備「国際リニアコライダー（ILC）」の日本誘致に邁進する川上肇と物理好きの大政治家与謝野馨との出会いが物語を紡ぐ。ILCを日本に誘致することができるか、プロジェクトは今まさに正念場にさしかかっている。 若き素粒子物理学者の挑戦 政産官学が一つになった日 科学技術立国日本　復活の狼煙 ラストスパート

1,320円

日本発宇宙行き「国際リニアコライダー」…

物理数学は物理を学び、解き、解釈する、便利であると共に、理工学全体の読書や勉学、研究は勿論のこと、普段の生活などでも有用な演算にも役立つ道具です。役立つ物理数学をものにするには、本がやさしく読めて納得できなくては困るので、本書ではこのことに全力を注ぎました。内容はベクトル、行列、微分方程式、級数展開や複素関数など基本的な事項ばかりです。特に微積については、その基礎と誰もが簡単に使える公式を説明したので、予備知識がなくても少し頑張れば読めるはずです。

3,520円

納得しながら物理数学…

これならわかる電磁気学の基本。教育経験豊富な著者らの講義ノートをもとに直感的な理解を目指したテキスト。難解な電磁現象を多くの図面と基本的な例題を随所に配し、丁寧な解答例を示して、初学者がその考え方や数式の意味を無理なく身につくよう工夫した入門書。

3,080円

基礎電磁気学

本書は、統計熱力学の基礎と応用について論理的な説明を試みたものであり、微積分や古典熱力学の基礎概念を履習した学部学生が理解できるレベルで書いている。

2,310円

統計熱力学入門

本書の構成として、第１章では、科学機器製造業者の国際的な展開を概観し、その基盤となっていた欧米の産業の発展に関する日本政府の認識を検証し、教育用科学機器の導入から国産化に至る道筋を検討した。第２章では、個々の機器に関するデータの整理の方法や、購入経路の同定の仕方を紹介し、第三高等学校とその前身校が教育研究の内容の充実とともに科学機器を購入してきた経過を詳しく展開した。本書の眼目は第３章では、コレクションの中でも代表的な２００点の機器を選んで分野ごとに９節に分け、各節のはじめに、紹介される機器を中心にした科学と科学機器の発展史を叙述し、その後に各機器の写真と解説とを配した。

13,200円

近代日本と物理実験機器…

超低温測定技術に有力な武器である希釈冷凍機の製作や最新の実験技術のノウハウを解説。 第1章 超低温生成法 1.1 超低温の生成と超低温物性の開発 1.2 3He-4He希釈冷凍法 1.3 ポメランチュク冷却法 1.4 核断熱消磁法 第2章 超低温における温度測定 2.1 温度測定と各種温度計 2.2 3Heの融解圧温度計 2.3 CMN，LaCMN確化率温度計 2.4 白金NMR温度計 2.5 核整列温度計 第3章 超流動3Heの実験 3.1 第1音波 3.2 第4音波 3.3 トーショナル・オシレーター 3.4 NMR 第4章 固体3Heの実験 4.1 固体3Heの物性と核磁性 4.2 静磁化および交流磁化率の測定 4.3 比熱測定 4.4 圧力測定 4.5 固体3HeのNMR 第5章 超低温に特徴的な物性 5.1 カピッツア抵抗 5.2 表面磁性 5.3 3He-4He混合液 5.4 回転する超流動3He 第6章 超低温技術の素粒子物理への応用 6.1 偏極標的 6.2 偏極陽子フィルターによる低速中性子偏極 6.3 超冷中性子の生成 第7章 超低温による素粒子の検出 7.1 素粒子物理と低温物理 7.2 STJ検出器 7.3 ボロメーター 7.4 SSG

7,700円

超低温

物理ネット予備校代表。国公立2次試験・私大入試問題の中から、それぞれのテーマを学ぶのにふさわしい良問を厳選し、「基礎」「標準」「応用」の3段階表示とともに掲載。解説では問題を解く手順や考え方を丁寧に説明しているので、しっかりした基礎力が身につく一冊。

2,200円

大学入試完全網羅日本一詳しい物理基礎・物理の解き方…

量子物理の名著、電子書籍で復刻！ 量子力学の基礎と応用面への解説に中心を置いた、高専・大学の工学部（電気・機械・化学など）の教科書です。1974年に発行以来、量子物理分野を学ぶ多くの方に指示され、名著と謳われてきた書籍を電子書籍として復刻しました。 量子力学のおこり／Schro¨dingerの波動方程式／軌道角運動量／水素原子／調和振動子／近似法／行列力学／Zeeman効果とスピン／多電子原子／二原子分子／量子統計／結晶中の電子／散乱／電磁輻射／数表示と第2量子化

4,620円

【POD】量子物理

4,290円

超電導工学改訂版

基礎編ーＥＲ効果はどのようにして発生するか、それを測定するにはどのようにすればよいかをまとめている。材料編ー最近のＥＲ流体を中心にして、これまでどのような考えのもとにＥＲ流体が開発されているかをまとめた。応用編ー多くの応用例を取り上げ、現状と今後の可能性についてまとめた。

3,520円

電気粘性（ER）流体の開発…

2,200円

な〜るほど!の力学

「光速より速い運動体は存在しない」はウソだったーー。 光の謎を探究する野心的物理学書。 第1部第1章特殊相対性理論が唱えること 第2章光の速度で運動する時計はどうなるの? 第2部第1章ローレンツ『電子論』 第2章宇宙と光とエーテル仮説 第3部第1章アインシュタインの「空間と時間」概念の核心 第2章「時空四次元連続体」とはどんな空間なの? 第3章虚の時間座標とは? 第4章“一次変換"って何? 第5章アインシュタインの時空四次元空間の検討 第6章アインシュタイン“特殊ローレンツ変換"の無残な顛末

1,320円

存在と認識の狭間で何が？アインシュタイン「相対性理論」の…

理工系の2年次程度の学生を対象とした教科書・参考書である。特長としては、いろいろな例題・問題を豊富に入れ、その解答を詳しく載せたことである。また、多少程度が高い本文や問題には†印を付して便宜をはかっている。 1．ニュートン力学の復習 1.A　質点の運動 　1.1　ニュートンの運動の法則 　1.2　仕事，保存力およびポテンシャル 　1.3　エネルギー保存の法則 　1.4　角運動量保存の法則 　1.5　加速度系での運動方程式 1.B　質点系の運動 　1.6　運動量保存の法則 　1.7　質点系の角運動量 　1.8　自由度と束縛条件、束縛力 1.C　剛体の運動 　1.9　剛体およびその自由度 　1.10　剛体の運動方程式 　1.11　剛体の回転運動 　1.12　固定軸のある剛体の運動 　1.13　剛体の平面運動 　1.14　固定軸のまわりの対称こまの自由回転 　1.15　オイラーの運動方程式 　1.16　オイラー角 　演習問題 2．仮想仕事の原理とダランベールの原理およびラグランジュの運動方程式 　2.1　静力学と仮想仕事の原理 　2.2　ダランベールの原理 　2.3　未定乗数法とラグランジュの第一種運動方程式 　2.4　一般座標 　2.5　ラグランジアンおよびラグランジュの運動方程式 　演習問題 3．連成振動系および基準振動 　3.1　ばねにつながれた2個の等しい質点 　3.2　二重振り子 　3.3　振動系の運動方程式 　3.4　基準振動 　3.5　固有ベクトルa (α)の規格直交性 　3.6　基準座標 　3.7　連続体の振動（波動方程式） 　演習問題 4．変分法と力学の変分原理 　4.1　変分法 　4.2　束縛条件のついた変分問題 　4.3　ハミルトンの原理 　4.4　電磁界中の荷電粒子の運動に対するラグランジアン 　演習問題 5．ハミルトンの正準運動方程式 　5.1　ハミルトニアンおよび正準運動方程式 　5.2　変分原理と正準運動方程式 　5.3　ポアッソン括弧式 　演習問題 6．正準変換 　6.1　正準変換 　6.2　正準不変量 　6.3　リュウビルの定理 　6.4　ハミルトンーヤコビの偏微分方程式 　演習問題

2,640円

理・工基礎　解析力学…

本書の前編である『計算物理１』では、個々の基礎的な計算方法が物理学の本質の理解に密接に関わることを強調して説明した。本書では、応用も含めて、より実践的な、有限要素法、境界要素法、ハートリーーフォック近似、密度汎関数理論が紹介される。

3,520円

計算物理（2）

3,300円

工科系学生の数理物理入門…

物質の原子・分子レベルの構造・性質や揺らぎなどを加速器から発生する種々の量子ビームを用いて実際に実験的に決定する方法をその歴史も含めて解説する。軟・硬X線、中性子、ミュオン、陽電子、等の各種量子ビームの性質と発生機構をそれぞれ簡潔に述べ、適した測定対象に対して典型的具体例を挙げて解説し、その結果得られた情報の重要性を特記する。 第1章　量子ビーム物質科学ー種々の方法とその歴史 第2章　X線による物質研究 第3章　中性子による物質研究 第4章　ミュオンによる物質研究 第5章　陽電子による物質研究

4,180円

量子ビーム物質科学

2,860円

量子力学入門

35,200円

パルスパワーの基礎と産業応用…

固体物理学は電子工学などの応用技術分野とも密接な関係があり、最先端のハイテクの基礎には、固体物理学がある。本書はその読者として、力学、電磁気学の他、統計力学と量子力学の初歩を学んでいることを想定し、大学の半期の講義で学べるように内容が精選されたものとなっている。 1．固体物理とは 2．固体の構造 　2.1　原子の電子状態と結合力 　2.2　結晶の周期構造 　2.3　結晶の中の波動 -ブロッホの定理ー 　演習問題 3．伝導電子の基本的性質 　3.1　電気伝導 　3.2　電気伝導の古典粒子モデル 　3.3　自由電子モデル 　3.4　比熱と磁化率 　演習問題 4．エネルギー帯の形成 　4.1　準自由電子モデル 　4.2　クローニッヒーペニーのモデル 　4.3　強束縛モデル 　4.4　金属・絶縁体・半導体 　4.5　バンド電子の状態密度 　演習問題 5．電子の運動と輸送現象 　5.1　バンド電子の電気伝導 　5.2　電流磁気効果とランダウ量子化 　5.3　一般の輸送現象 　演習問題 6．半導体と電子デバイス 　6.1　真性半導体と不純物半導体 　6.2　バンド構造とpn接合 7．磁性 　7.1　原子の磁気能率とフント則 　7.2　常磁性と反磁性 　7.3　磁気秩序とその応用 　演習問題 8．結晶格子の性質 　8.1　X線による構造解析 　8.2　格子振動とフォノン 　8.3　格子比熱 　8.4　非調和性と熱膨張，熱伝導 　演習問題 9．光と物質 　9.1　反射と屈折 　9.2　金属光沢とドルーデモデル 　9.3　光による励起 　9.4　非線形光学

2,640円

固体物理学

2,145円

グラフィック演習量子力学の基礎…

3,850円

基礎流体力学

本書は理工系大学・短大の初学年生向けの電磁気学の教科書ないしは参考書として書かれたものです（セメスター制対応）。 本書では，物質の「電気的・磁気的属性」に着目し，携帯電話やパソコンなど身近で具体的な例と関係づけながら，電気と磁気現象の基本的性質に限定してやさしく解説しています。 第1章　電荷と電流 1.1 電荷 1.2 電流 1.3　電荷と電流の関係 第2章　電気力と電荷 2.1　電気力 2.2　電界 2.3　電位 第3章　電磁力と電流 3.1　電流が作る磁界 3.2　電磁力 3.3　電磁誘導 付録A　式（3.8）の導出 付録B　磁界中の荷電粒子の運動 付録C　資料集 付録D　数学公式集 付録E　ベクトル

1,980円

アビリティ物理　電気と磁気…

19,800円

統計物理学ハンドブック…

1,760円

力学の基礎新版

4,180円

図でよくわかる電磁気学…

京都大学の物理学実験のテキスト。

1,815円

物理学実験

物理学の基礎がわかるには基礎力学を納得して理解することが必要不可欠です。これをクリアする本を狙って内容は一般論ではなく具体論で、専門用語は見慣れたものも含めて例外なく説明して初学者に優しい、そしてむつかしい数式は使わない基礎力学の本を準備しました。しかし、簡単なことだけでは使える知識になりません。力学をより良く理解し、この後に学ぶ物理学に挫折しないために、微積分やベクトルの基礎も、公式を載せてていねいに紹介した上で使いました。

2,970円

納得しながら基礎力学…

表面科学の研究や技術開発の現場で勘所となる基礎事項やコツ・作法などを，すぐに役に立つような「演習問題集」という形でまとめてある。本書で取り上げた一問一問が表面科学研究の一場面にあたる。 　1ページ1問題で合計130問を収録している。演習書であると同時に普段の実験・計測・解析の場で活用できるような実用的・実践的な公式・データ集としても使えるだろう。 　表面科学の対象とする現象は広範囲に及び，その謎を解く基礎も物理・化学から医学・生物学まで実に多領域にわたっている。実のところ「答え」がまだわからない現在進行形の問題もある。そのような先端研究の面白さも本書を通して伝わるだろう。 第1章　表面の構造 1.1　表面の結晶学 1.2　微細構造観察 1.3　表面組成分析 1.4　波数空間解析 第2章　表面の電子状態 2.1　内殻準位 2.2　価電子帯 2.3　電子物性 第3章　表面の機能・ダイナミクス 3.1　表面の力学と熱力学 3.2　表面の化学反応 3.3　固液界面と生体 第4章　表面実験・工学の周辺 4.1　真空技術 4.2　加工技術 4.3　最近の話題 第5章　付録

3,850円

問題と解説で学ぶ表面科学…

1,320円

エックス線

3,190円

応用ベクトル解析

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