現代日本に息づく「美意識」や「型の文化」など、能が我が国の伝統芸能に与えた影響は大きい。その理論的な背景を作った世阿弥が残した『風姿花伝』他、数多くの論書。そこから見えてくる日本文化の深層。また、幼少時、足利義満に寵愛された世阿弥が、その後の義持・義教から逆に迫害を受け、佐渡に流されるなど悲哀感が漂う晩年を読むことで、その人間性を浮き彫りにする。

921円

世阿弥の能を読む

2,563円

歌舞伎（48）

歌舞伎は役者で見る芝居である。どの芝居をどの役者で見るのか、また、次代を背負うのは誰か？新・歌舞伎座開場、世代交代…いま、歌舞伎新時代へ。

1,320円

どの芝居をどの役者で見るか…

2,200円

能と狂言（11）

2,563円

歌舞伎（49）

13,200円

近世中期歌舞伎の諸相…

八代目坂東三津五郎（一九〇六〜一九七五）歌舞伎役者。江戸歌舞伎の正統を伝えることを信条とし、敵役・老役として定評を得る一方、後進の育成に努め、また、文筆家としても知られた八代目坂東三津五郎。その生涯、芸、伝承へのこだわり、多彩な人間関係をたどり、不当なまでに忘れ去られてきた稀代の役者の姿を浮かび上がらせる。

3,300円

八代目坂東三津五郎

2,563円

歌舞伎（50）

関西演劇評論の重鎮による関西能楽界の現状と展望。平成以後の“関西能楽だより”を集大成。好評を博した前著『戦後関西能楽誌』の続篇。

4,180円

平成関西能楽情報

室町以前の「文学」を解体・再構築し、世阿弥によって身体芸の総合芸術へと変革をとげた能。「井筒」「姨捨」「松風」「大原御幸」など、今に伝わる代表的な作品の舞台現場から、能という装置と身体によって立ち現れる見えざるものを凝視し、その震えるような感動を軸として逸脱のテキスト論を展開。観世寿夫、宝生閑、観世清和、友枝昭世らの身体芸術の粋をあますところなく開示し、複層的な能の見方を提示する白熱の能楽講義。

1,980円

能、ドラマが立ち現れるとき…

“秘すれば花”の美を求めて。世阿弥生誕６５０年の時間。能の世界は演劇としての伝統を守りながらも、世阿弥の理想とする世界に変化を遂げている。国内外の美術・彫刻・舞台芸術に多大な影響を与え続ける能、その現状と取り組み、新たな可能性を貴重な写真と共に探索する。

2,310円

現代芸術としての能

歌舞伎の舞台を支える“黒御簾音楽”を記録した「囃子付帳」。現存する厖大な「付帳」を丹念に読み解くことで、様々な可能性を有していた明治以降の“近代歌舞伎”が、何故「古典芸能」化していったのかを検証した画期的論考。

6,380円

黒御簾音楽にみる歌舞伎の近代…

19,800円

近代歌舞伎年表（名古屋篇　第8巻（大正2年〜大）…

2,563円

歌舞伎（51）

2,200円

能と狂言（12）

2,563円

歌舞伎（52）

厳選狂言七十番、フルカラーで一曲一曲丁寧に解説。鮮やかな古図と現代の演出を見比べ、時代の変遷を辿る。戦後の狂言に新風を巻き起こした野村萬・野村万作ー人間国宝二人の、貴重な時代の証言を聞く。甦る日本古来の笑い。

3,520円

カラー百科写真と古図で見る狂言七十番…

４４年の歳月を経て、まちの人々の愛と情熱で復活した「出石永楽館」。今や、愛之助が座頭の「永楽館歌舞伎」のチケットは発売２時間で売り切れ！出石、そして城崎温泉を抱く兵庫県豊岡市は自然と文化が溶け合い、人にやさしい土地柄。ここで永楽館が熱く盛り上がったのには大きな理由があった！

1,540円

愛之助が案内永楽館ものがたり…

2,563円

歌舞伎（53）

19,800円

近代歌舞伎年表（名古屋篇　第9巻（大正4年〜大）…

第一論文集『狂言史の基礎的研究』以来20年ぶりに狂言を史的観点から総括。新たに見出された大蔵宗家文書と新生田文庫本の二本柱を軸に展開される。常に文学史を念頭に置いて書かれた恩師伊藤正義氏の遺訓を胸に、後学のためにあえて「室町時代の天才たち」を冒頭に、人間喜劇としての狂言が世界の笑い研究にいかにかかわるかを示唆。 第1篇　狂言師周辺の天才たち 第2篇　流動期の狂言と大蔵弥右衛門家をめぐっての諸問題 第3篇　関西の能・狂言考証 第4篇　能・狂言作品研究覚書 第5篇　能楽史料考証 第6篇　笑いの理論から世界の能・狂言へ 第7篇　翻刻の章

8,800円

続狂言史の基礎的研究…

2,200円

能と狂言（13）

2,563円

歌舞伎（54）

役者の魅力に酔うもよし、ドラマの深さに気づくもよし。一つの役が演者によりどう変わるのか、作品に隠された意図とは何かなど、独自の視点から綴られる。『女殺油地獄』の与兵衛の不良ぶりは。心理劇『引窓』の主役は誰か。小道具の放つ意味とは。観劇歴４０年、本職は精神科医である著者の目を通した新しい歌舞伎の見かたを書下ろしで贈る。

1,320円

歌舞伎に親しむ

2,563円

歌舞伎（55）

１９５４年から１６年間、渋谷駅上・東横ホールで行われた「東横歌舞伎」は今日第一線にある歌舞伎俳優たちの修行の場、道場として大きな役割を果たした。戦後という時代を象徴する「東横歌舞伎」の意義を演劇史の中で捉え直す画期的な書。

3,300円

東横歌舞伎の時代

能楽師の家に生まれ、青年期の煩悶を『黒塚』『道成寺』を契機に乗り越え、演能の舞台側から能の魅力を語る。

3,850円

夢のひとしずく能への思い…

20,900円

近代歌舞伎年表　名古屋篇（第10巻）…

2,563円

歌舞伎（56）

2,563円

歌舞伎（57）

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