2,640円

書の宇宙（3）

気迫の書、品格の書を目指し、天真爛漫の境地へー。自らを「線の行者」に任じた小坂奇石が歩んだのは、高い心と、高い技術に支えられた本格の道であった。生み出された作品群はいまも、「２１世紀の新古典」と言うべき輝きを保ち続けている。

3,960円

小坂奇石

本書では、劉〓（りゅうよう　１７１９-１８０４）と梁同書（りょうどうしょ　１７２３-１８１５）の二人の作品を紹介する。

1,980円

条幅名品選（8）

言葉を生み出すダイナミックな力ーー〈筆蝕〉という概念を駆使し、書くことの深みに鋭く切りこんだ普遍的かつ核心的な書字論。当世の電子書字機械で入力される文章の氾濫の中で進行する国語と文学の退廃を撃つ！［解説　古田　亮・加藤堆繫］ 序　誰も文字など書いていない 　はじめに 　1　書は、誰にでもわかるもの？ 　2　言葉と人間 　3　「書く」ことの誕生 　4　「筆蝕」としての書 　5　「表現」としての書 　6　日本の書 筆蝕の構造ーー書くことの現象学 　序　書くという行為の坩堝へ 　一　書くことと話すこと 　二　筆　蝕 　三　〈筆蝕〉と文学 　四　スタイル 　付　録　書くことの深みーー筆蝕の構造 書　くーー言葉・文字・書 　諸　言　言葉・文字・書 　一　「書」はどう見ればよいか 　二　「書」とは書くことである 　三　「筆蝕」が生み出すもの 　四　「筆」とは何をするものか 　五　「触」の意味するもの 　六　「蝕」の可能性 　七　「触」と「蝕」はどうつながっているのか 　八　点画の根源と拡がり 　九　点画はこう結合している 　十　「部首」の形と意味 　十一　「文字」が表現するもの 　十二　「文字」から「文学」へ 　結　語　書は文学である 「書く」ということ 　第一部　文学は書字の運動である 　第二部　ペンとナイフ、書くことと刺すこと 　第三部　ギリシア・印刷・キリスト教 縦に書け！--横書きが日本人を壊す 　はじめに 　第一章　言葉が力を失った社会 　第二章　「日本」とは「日本語」のことである 　第三章　「縦書き」こそが精神を救う 　【付録】1平仮名の字源 　　　　　2片仮名の字源 　　　　　3筆順をまちがえやすい漢字 凡　例 解　題 解　説　近代美術史における書と絵画（古田　亮） 　　　　『筆蝕の構造』を読む（加藤堆繫）

9,900円

筆蝕の構造 書字論

はじめに 　　 　 レッスンに入る前に ■ステップ1　手紙用語の練習 　　 　 レッスン1 　頭語・結語・時候・挨拶・尊称・卑称・月語と時候の挨拶 　　 　 レッスン2 　前文・末文 　スタディコーナー　手紙の美しい書き方・まとめ方 ■ステップ2　はがきを書く 　　 　 レッスン3 　年賀状・喪中挨拶状 　　 　 レッスン4 　季節の見舞状 　　 　 レッスン5 　はがき文例（縦書き・横書き・絵はがき） ■ステップ3　地名・人名・宛名の書き方 　　 　 レッスン6 　地名 　　 　 レッスン7 　人名 　　 　 レッスン8 　宛名書き（はがき・封書） 　コーヒーブレイク　書家の手紙を見る ■ステップ4　手紙を書く 　　 　 レッスン9 　縦書き（礼状・近況報告・相談・断わり状・詫び状） 　　 　 レッスン10　横書き（紹介状・誘い・祝い） 　　 　 おわりに

3,080円

ペン字のレッスン　2

豊道春海につき学書し、日展審査員・日展理事などを歴任した著者が、基本となる二字、四字、六字、五言絶句などの楷書、行書、草書にわたる書例を始めとして、古典では九成宮醴泉銘ほか14作品の解説と臨書を掲載。創作の項では、条幅、色紙、横巻等の留意点を参考例とともに解説。

1,980円

書道漢字

2,200円

人と書と（3）

本書に収録した草仮名は、平安時代から江戸時代までの写本・版本・古筆切など、文学作品上において実際に使用されている字形から集字した。

660円

画引きかな解読字典

2,200円

書21（81号）

中国歴代の書論や史書・詩文等から、書法や文房四宝に関する故事成語１５００余を収録。書に関係の深い８００余人を収録した「人物小伝」を付した。

4,950円

書道故事成語辞典

1,430円

俳句の手紙

「書」の名品を書体別に網羅。豊富な図版で、多方面から解説し、見るにも、書くにも役立つ、かな百科。

4,950円

書の百科（4）

2,750円

静慈圓梵字作品88撰

1,760円

書の風景

中国・明代の墨匠・方瑞生が編輯した墨譜「墨海」(明・1620年?)。同書に収録された墨をめぐる故事・逸話を美しい墨譜を交えてここに紹介します。

2,640円

墨海抄

雲峰山をはじめとする摩崖刻石の中で、「論経書詩」は最も雄大にして自由闊達な書である。一字が15センチ余り、一行あたり少ないところで六字、多いところで二十一字、全体で二十行、総字数三百二十四字（損して見ることができない二十字余りも数えた）。整拓本は3メートル四方の大きさである。鄭道昭の摩崖刻石の中で最も大きいものであろう。前半を原寸で収録、後半は縮小して全文を掲載した。 整拓縮小折り込みつき。

4,180円

鄭道昭論経書詩題字四種…

書が心を包み込み、詩が胸の奥底まで響く。２４歳の等身大の言葉で伸びやかに描かれた、強さと温かさあふれる新しい“癒し”の世界！今までになかった“書”と“詩”のコラボレーション！英訳付き。

1,045円

私はここにいる

3,300円

上海博物館書法名品集（1）…

井上有一を筆頭に、21世紀の国内外のアートワールドで、書の再評価が急速に進んでいる。その潮流は昭和の書家にとどまらず、いまを生きる現代書家の多様な活動へも熱い視線が注がれている。 　なかでも、「ART SHODO」を提唱し、現代美術ギャラリーを含め国内外で展覧会を重ねる山本尚志は、現代書と現代美術とを横断しながら強烈な存在感を放つ書家である。対象物を墨でかたどったアルカイックな線描、そこに対象物の名前が書かれるという「モノにモノの名前を書く」というコンセプチュアルなスタイルが山本の書である。鑑賞者は、ここに書（描）かれたものが絵なのか、書なのか、といった無限にループする問いのなかに突如放り込まれる。 　注目すべき点は、山本のルーツに井上有一の存在があることだろう。山本が19歳のときに、京都国立近代美術館で開催された井上有一の大回顧展、そしてそこでの作品との出会いを経て、山本は井上のカタログレゾネの制作にも携わっている。その意味で、書の歴史を深く体得しながら、現代書に挑む山本の書には説得力が生じているのである。 　本書は山本の代表作である《うごく木》《マシーン》《フエ》を含む2016年から2023年の作品群を紹介するほか、清水穣による解説「名を与える 山本尚志の書」を収録。 　気鋭のデザイナー小池俊起による装丁では、ドイツ装＋A4横判という美しいアートブックとしての造本も見どころとなっている。

3,850円

うごく木　山本尚志2016‒2023作品集…

1,980円

書道　ホントおもしろい…

独創性あふれるデザイン書道「ＳＨＯ」のノウハウを、自身の経歴も含めてわかりやすく伝授。誰でもすぐにオリジナルの書道作品が書けるようになります。

2,640円

SHO-文字は踊るー

1,232円

石鼓文・泰山刻石（2）…

きれいに形の整った字が書けたらば、とそんな悩みをお持ちになったことはありませんか。豊富な用例をもとに、単元ごとに目標を定め、系統的に学ぶステップ学習法を本書は採用しています。

3,080円

ペン字のレッスン　1

中世から昭和初期の書画家１４５０名ならびに、その使用落款１４４００を収録した落款事典。配列は書画家の五十音順、人物情報、使用落款を原寸で収録。巻頭に分野別人名目次、巻末に号・筆名索引が付く。

41,800円

日本書画落款大事典

漢字は我が国の通用文字でありながら現今、漢字軽視の傾向は著しく、語彙も豊富ではない．もっと漢詩・漢文の基礎を身につけたいと思われる方に．本書は漢字を主体とし、楷書・草書、さらに隷書・篆書の知識を千字文などによって習得する． 四体千字文，篆書の手引，小篆と印篆　付録：千字文総画索引等

2,090円

四体漢字に親しむ

８年にわたる書の評論連載『常識と非常識の間で』。隔月誌『墨』に掲載された全４６回を一堂に収録。

2,750円

書の世界常識と非常識…

書とは、何か。その真髄を論ずー中国発、本格的書道論登場。

4,180円

書に法あり

円転痩勁の筆を駆使し、連綿草をちりばめた奔放流利な章法によって「狂草」と称される名品である。台北故宮博物院の所蔵する劇跡を精印。

3,520円

自叙帖

7,700円

墨に五彩あり〜墨の不思議な魅力〜…

1,100円

文字だ！（第35号（2019））…

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