4,620円

OD＞価値と分配の理論…

15,400円

個人所得指標（2026年版）…

著者は大学を卒業して、普通のサラリーマンになったのち、いくつかの会社の設立と経営に携わるようになる。取締役、常務、専務、社長、会長と役職が上がるにつれて、出資者を説得したり、弁護士に会ったり、税務申告をしたり、霞が関に赴いて説明をしたり……、普通のサラリーマンでは経験できない様々な経験をしていく中で、少しずつ、社会の理（ことわり）を理解し、「大学で習った経済学とは違った世界が見えるようになりました」という。経営者として経験してきた数多くの事象や事例に加えて、社会人になって最初のボーナスを手にした時に始めた株式投資の世界でも経験を積んできた。株式投資のために収集した情報や書物は1万冊以上にも及ぶという。 様々な知恵と経験をベースに、実際の経済、社会の動きを観察しながら、経営の実務に取り組んできた筆者だからこそ出来上がったのが本書である。「多少の本を読んでも、経済社会の全体語像をつかむことはなかなかできません。どの本も特定の思想を背景にした本だったり、自説の主張だったり、狭い専門分野の説明だったり、節穴から覗くようでした。しかし、たくさん読むうちに節穴が増えて、何となく全体像が見えてきました。 半世紀以上の読書と経験で分かったことをご披露して、皆様のお役に立ちたいと思います」と語る生粋の経営者である著者。自らが社内ベンチャーで立ち上げた企業を上場させるという素晴らしい実績も併せ持っている。 これだけでも、本書があくまでも実践の書であることが理解できるだろう。

1,760円

経営者のための経済学史…

［商品について］ プラザ合意が為された日、私はニューヨークにいたーー。 バブル経済とその崩壊を経験した視点から「失われた30年」の実像を語る。生命保険会社OBであり、国内外の資産運用に携わった経験を持つ著者が注目したのは、外国為替制度・金融制度・企業制度に潜む欠陥。 1980年代後半から1990年代初頭、経済界で何が起きていたのか。教科書的な知識ではなく、現場の実感から日本経済の本質を考えたい人におすすめ。 ［著者略歴］ 野上浩三（のがみこうぞう） 1938年群馬県に生まれる。1961年3月東大法学部卒業、日本生命に入社。主に株式投資や海外投資に従事したが、MOF担、ロンドンでの実務研修、資産運用企画、ニューヨーク事務所長、国際投資部長、監査役などを歴任。1995年に日本生命を退社後は、日本ベンチャーキャピタル（株）の設立に関わり代表取締役に就任。また神奈川県下の第三セクター関係の（株）ケイエスピーコミュニティの代表取締役などの歴任。

1,320円

【POD】日本経済の失敗学：「失われた30年」の教訓…

経済学史学会 経済学史研究　第67巻2号 ● 論文 　James Steuart’s Money of Account（Kazutoshi Miyazawa） ● English Translation Series: Japanese Economic Thought ＜6＞ 　HONDA Toshiaki, Tales of the West (本多利明『西域物語』), with an Introduction by Jun Miyata（Translated by Robert Chapeskie and Jun Miyata） ●シリーズ〈フランスの経済学〉・2 　18世紀以前のフランス経済学の源流ーー反マキァヴェリ的君主教育書をたどる（安藤裕介） 　フランスのエンジニア・エコノミストの知的伝統ーー第二世代のシェイソンとコルソンを中心に（栗田啓子） ● 書評 　Gilbert Faccarello and Claire Silvant eds., A History of Economic Thought in France: The Long Nineteenth Century, Routledge, 2024（Kayoko Misaki） 　Tsutomu Hashimoto, Liberalism and the Philosophy of Economics, Routledge, 2022（西部　忠） 　David Reisman, William Godwin and Thomas Robert Malthus: Economics, Justice, Population and the Poor, Palgrave Macmillan, 2024（柳沢哲哉） 　Shingo Takahashi, Transaction Economics of John R. Commons: Towards Reasonable Capitalism, Routledge, 2025（寺川隆一郎） 　Gloria Vivenza, Adam Smith on the Ancients and the Moderns, Routledge, 2024（Maria Pia Paganelli） 　池尾愛子『天野為之ーー日本で最初の経済学者』ミネルヴァ書房，2023年（山本慎平） 　クィン・スロボディアン（原田太津男・尹春志訳）『グローバリストーー帝国の終焉とネオリベラリズムの誕生』白水社，2024年（笠井高人） 　関根友彦（亀崎澄夫・岡本英男・櫻井毅編）『私が学んできた経済学ーー新古典派理論から宇野理論へ』社会評論社，2024年（大黒弘慈） 　西沢保『福田徳三とその時代』信山社，2024年（姫野順一） 　山本英子『グラスランの経済学ーー18世紀における主観価値理論の先駆者』早稲田大学出版部，2024年（米田昇平）

3,300円

経済学史研究（誌名巻次：第67巻2号）…

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