今日の高度情報化社会を支えるハイテク技術の鍵となっているのは、地道な材料開発であるといっても過言ではない。材料の諸特性は、ナノスケールなものから顕微鏡や肉眼で見えるマクロなものまで、大きさや形態のさまざまな組織によって左右される。本書は、このような組織の形成過程に関する基礎事項の習得を目的とした材料科学の入門書である。特に、固体中の原子の移動、すなわち拡散に支配される諸現象に関する基礎理論に重点を置いている。

2,530円

組織形成と拡散方程式…

3,300円

電磁気学演習

場の量子論の入門的教科書の邦訳。第１巻では、まず輻射の量子論を簡単に復習してから、ラグランジアン形式の下でＫｌｅｉｎ-Ｇｏｒｄｏｎ場、Ｄｉｒａｃ場、共変な光子場を導入し、量子電磁力学の摂道論を展開する。Ｆｅｙｎｍａｎ規則を導き、最低次のＱＥＤ過程、輻射補正、理論の正則化の問題を論じる。

6,380円

場の量子論（第1巻）

1,650円

はじめて学ぶ電磁気学…

2,860円

工科のための一般力学…

990円

物理学実験の実践ノート…

量子版ランダムウォーク、日本初の標準テキスト。第一人者である著者が、基礎理論を丁寧に解説。モデルごとに定義や性質を詳細に述べ、解析手法も網羅。

4,950円

量子ウォーク

主要目次：演習1．力学（序論とベクトル／一次元の運動／二次元の運動／運動の法則／ニュートンの法則のさらなる応用／系のエネルギー／エネルギーの保存／運動量と衝突／回転運動／重力，惑星の軌道および水素原子／振動）　演習2．電磁気学（電気力と電場／電位と電気容量／電流と直流回路／磁気力と磁場／ファラデーの法則とインダクタンス／電磁波）解答（1．力学／2．電磁気学）

2,970円

サーウェイ 基礎物理学4…

1,650円

浜島清利のトークで攻略物理1・2…

物理と化学の学際領域である合成金属の研究。白川博士のノーベル化学賞受賞で脚光を浴びたこの分野は。有機伝導体の加工しやすさという特性もあいまって豊かな技術的応用に開かれており、研究競争も激しい。絶縁体と思える有機分子がなぜ電気を通すのか。合成金属のうち分子性伝導体の伝導メカニズムを説明する。

1,430円

岩波講座物理の世界 さまざまな物質系2 分子の国の伝導電…

フィギュアスケートで７回転ジャンプは可能か？人工衛星で皆既日食をつくれる？光速でボールを投げたらどうなる？前代未聞の紙上実験。

880円

図解ヤバすぎるほど面白い物理の話…

本書は，実に多彩かつユニークなトピックが取り上げられている。特に，磁気センサや電気双極子モーメントといった素粒子や固体物理学に共通した重要な問題も含まれている点はユニークである。実験科学者によって書かれていることもあり，多くのイラストを交えながら解説されているため，単なる式の羅列からなる専門性の高い教科書に比べると初学者でも理解しやすい内容となっている。すでに一度原子物理学を学んだ読者でも，より直観的な理解を深めることができるだろう。また，全体を通して，問題提起ーヒントー解答という独特の形式で構成されているため，読者は常に問題意識と知的好奇心を維持して読み進めることができるだろう。 [原著：Atomic Physics: An Exploration through Problems and Solutions 2nd. Ed.]

8,800円

原子物理学

3,080円

機械技術者のための熱力学…

2,035円

グラフィック講義熱・統計力学の基礎…

本書では、まず基礎的な問題として、発光現象、高温物体からの発光、電子と光の相互作用（光学遷移）、誘導放出とレーザなどについて説明した。次に、広く利用されている発光デバイスの材料である、蛍光体材料や半導体発光材料の発光の物理を取り扱った。また、半導体中の電子の量子効果についても説明した。最後に、発光デバイスの例として、照明デバイス、ディスプレイデバイス、発光ダイオードや半導体レーザダイオードなどを取り上げ、発光現象や発光材料がどのように利用されているかを述べた。

5,170円

発光の物理

2,530円

固体電子物性

4,070円

熱力学・統計力学改訂版…

ブラックホールは存在しなかったーー。 相対性理論は本当に正しいのか？ ビッグバン理論は否定されるべきではないのか？ 相対性理論の根本的な問題点を明確にし、新たな視点でのアプローチを打ち出した一冊。 第1部　相対論における空間の問題 1　沈みこむというイメージ 2　思考実験と言う話芸 3　移動する列車と同時性の問題 4　いわゆるローレンツ収縮がありうるとしたら 5　ブラックホールになる星とは 6　主観的なものと客観的なもの 7　飛行機に乗せた時計は、遅れるのではなく速く進むとも言えてしまう 8　部分的な歪みは論理のごまかしを必然的に内包する 9　ブラックホールは実在できない 10　真の相対性は絶対時空間でのみ実現される 第2部　相対論における時間の問題 1　因果関係の逆転は時間の逆流ではない 2　時間の基本単位を見直す 3　経路を縮ませるという奥の手 4　ミンコフスキー座標にほとんどの事象は書き込めない 5　ミンコフスキー座標にほとんどの事象は書き込めない。続き 6　ポアンカレ運動とは 7　無限大ということを現実世界の中で考える 8　光時計という空想 9　ミンコフスキー座標の総括 10　 フィジカルパラドックスがあり得ないならタイムパラドックスもあり得ない 11　時間を恣意的に扱うことが間違っている 12　タイムパラドックスはホームで隣り合わせの列車の錯覚と同じ 13　多世界解釈をどう考えるか

1,760円

相対性理論批判の新しい形…

重力理論，宇宙線，素粒子・原子核，プラズマ・流体などの広範な分野と深いかかわりをもち，相対論的宇宙論，ブラックホールや中性子星を中心に発展を遂げてきた宇宙物理学。近年，電磁波観測からニュートリノ，重力波へとさらなる展開をみせている。その全体像と正確な知識を提供。学部上級以上対象。〔内容〕宇宙物理学の概観／天体の物理／宇宙論／相対論的天体と高エネルギー宇宙物理学／宇宙の観測／付録（輻射過程，熱・統計力学，流体・プラズマ，素粒子・原子核）

24,200円

宇宙物理学ハンドブック…

『楽しみながら学ぶ物理入門』の姉妹書。前著では古典物理学の二本柱のうち，力学を中心に扱い電磁気学の記述は限定的だったが，本書は電磁気学を概観できる構成となっている。本書も前著と同様，大学基礎課程の講義（半期14回）を想定している。 　広大な宇宙や極微の世界を除いた私たちの日常世界においては，電磁力が物質や環境を構成する主要な力となっている。静電気，磁石や電化製品はもとより，物質や生命体の成り立ち，電磁波のエネルギー，さらには夢多き未来科学技術を理解するためにも，電磁気は不可欠である。 　本書は，そんな電磁気に親しむことに主眼を置く。各章ごとに「電磁気クイズ」，「映画の中の電磁気」，「科学史コラム」などを掲載しているところには，著者の工夫と電磁気学を楽しく学んでほしいという願いが込められている。 　理工系学生はもちろん，電磁気を学び直したい一般読者など，幅広い方々に手に取っていただきたい，電磁気がぐっと身近に感じられる一冊である。

2,200円

楽しみながら学ぶ電磁気学入門…

本書は、大学初年級程度の解析学と力学の予備知識で理解できるように書かれた入門的教科書である。実験と理論との関わりにも配慮され、また、星の重力平衡・中性子星・重力崩壊・重力波や宇宙論の問題等も広く取り入れ、相対性理論の今日的な物理的側面も強調された内容となっている。 1．特殊相対性理論の基礎 　1.1　ガリレイ変換と物理法則 　1.2　マイケルソンーモーレーの実験 　1.3　ローレンツ変換 　1.4　ミンコフスキー空間 　演習問題 2．特殊相対論的力学および電磁気学 　2.1　相対論的な運動方程式 　2.2　質点のエネルギー 　2.3　電磁気学の相対論的定式化 　2.4　電磁場中での荷電粒子の運動 　2.5　電磁場のエネルギーと運動量 　演習問題 3．一般相対性理論の基礎 　3.1　一般共変性の要請 　3.2　等価原理 　3.3　エトベッシュの実験と等価原理の検証 　3.4　重力場による赤方偏移および光線の湾曲 　演習問題 4．リーマン幾何学 　4.1　曲がった空間の幾何学 　4.2　スカラー，ベクトル，テンソル 　4.3　共変微分と接続係数 　4.4　測地座標系 　4.5　平行移動 　4.6　測地線 　4.7　曲率 　4.8　簡単な例 　演習問題 5．重力場の方程式 　5.1　重力場中での質点の運動＝測地線 　5.2　アインシュタイン方程式＝重力場の方程式 　5.3　アインシュタインーヒルベルトの作用原理 　5.4　シュバルツシルドの解＝静的中心対称の重力場 　5.5　事象地平面 　5.6　回転座標系 　演習問題 6．一般相対性理論の実験的検証 　6.1　水星の近日点前進 　6.2　光線の湾曲 　6.3　スペクトル線の赤方偏移，時間の遅れ 　6.4　レーダーによる時空構造の探索 　6.5　ジャイロスコープの歳差運動 　演習問題 7．星の重力平衡 　7.1　高密度星の重力平衡 　7.2　白色矮星＝非相対論的重力平衡 　7.3　TOV方程式＝中性子星の重力平衡 　7.4　シュバルツシルドの内部解＝密度一定の球対称な星の内部 　7.5　星の重力崩壊 　演習問題 8．重力波 　8.1　弱い重力 　8.2　平面波 　8.3　重力波のエネルギーと運動量＝保存則再考 　8.4　四重極放射 　8.5　連星パルサー 　8.6　重力波の観測実験 　演習問題 9．膨張宇宙 　9.1　宇宙の姿 　9.2　FRW計量 　9.3　レッドシフト 　9.4　フリードマン方程式と宇宙論モデル 　9.5　宇宙の年齢 　演習問題

2,860円

相対性理論

物理学の理論は、自然に関する基礎概念と原理・法則の上に築かれた理論体系である。したがって個別の知識や法則を覚えて問題を解く技術を習得するだけでは本当の物理を学んだことにはならない。物理の基礎概念は物質と空間（真空）の概念である。物理学の本質を正しく学ぶためには、科学的自然観を持ち、物理学理論の体系を把握した上で、歴史的変遷を通して基礎概念の持つ意義をしっかり理解することである。物理を学ぶ人たちや物理学教育に携わる人達は、ぜひこのことを意識してほしい。

2,200円

物理学とは何かを理解するために…

7,920円

アインシュタイン選集（1）…

2,200円

物理てならひ帖

2,860円

量子力学基礎

自然哲学から自然科学へ、ニュートン以後の静かな革命。十八世紀のヨーロッパ大陸で、力学は生まれ直した。惑星の運動から球の衝突まで、汎用性をもつ新たな知が立ち上がる過程を丹念に追跡し、オイラーの果たした画期的役割を、ライプニッツやベルヌーイ、ダランベールやラグランジュらとの関係の中で浮彫りにする。

6,930円

力学の誕生

とてもやさしく、ちょっと深く、ミクロな世界の不思議を解説。

1,650円

学んでみると量子論はおもしろい…

20世紀最大の発見といわれる相対性理論は、どこが真に革命的だったのか？　アインシュタイン思想の核心を10の視点から捉えなおす。

660円

アインシュタインと相対性理論がよくわかる本…

2,970円

音の科学と擬似科学

17,600円

原子分子物理学ハンドブック…

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