詩歌に内蔵された夢のかけら、幻視の流星群が物語世界となって立ち上がるー。物語の原点から遺作『さらば箱舟』の最期の加筆構想までを収録。

6,160円

寺山修司著作集（第2巻）…

6,600円

現代日本文学大系（84）…

岩手日報社発行の総合文芸誌「北の文学」第85号は、小説部門の入選作4編と過去の小説部門優秀作受賞者の小説を収録したほか、好評の巻頭コラムは阿部暁子さん（花巻市出身）の「もしも義経が平泉に来なかったら」を掲載しています。 　小説部門は最終選考に残った8編を、編集委員の鈴木文彦さん、久美沙織さん、大村友貴美さんの合議で選考しました。優秀作は該当なしとなりましたが、4号連続入選を果たした谷村行海さんの「堕天」をはじめ4編が入選しました。 　過去の優秀作受賞者による作品は、松田和夫さん（第78号）が「塩辛の壺」、中村均さん（第84号）が「最期の願い」と題した小説をそれぞれ寄稿。八木澤卓さん（北上市・日本現代詩歌文学館）による評論「杜陵吟社と盛岡　明治を生きた若き俳人たち」などを掲載しています。 ＜主な内容＞ ・巻頭コラム　阿部暁子「もしも義経が平泉に来なかったら」 ・入選作　佐藤純子「或るまなざしの行方」／谷村行海「堕天」／梅鉢サヨコ「鬼籍の記入漏れ」／森葉竜太「冬森」 ・選考経過・戦評 ・詩　照井良平「天の川の使い」 ・寄稿・小説　「最期の願い」中村均 ・短歌　菅原伴耕「百姓譚」 ・寄稿・小説　「塩辛の壺」松田和夫 ・俳句　「鰯雲」武田稲子 ・グラフ文学散歩　 「杜陵吟社と盛岡　-明治を生きた若き俳人たちー」八木澤卓 ・川柳　「アテルイの首」佐藤岳俊 ・エッセー　佐藤淳子／井上葵／高橋嬢子／切替郁惠 ・84号合評会から ・投稿　あの日あの時

1,210円

北の文学第85号

4,290円

松本清張全集 第37巻 装飾評伝 短編3…

数々の文学賞を受賞し、早くも作品集が刊行されるなど圧倒的な文学的声誉を博す一方、ボディビルや剣道にも目覚める昭和２８〜３５年の傑作３１編。

6,380円

三島由紀夫全集（19）決定版…

8,250円

明治文學全集（12） 大井憲太郎・植木枝盛・馬場辰猪・小…

3,850円

松本清張全集 第8巻 草の陰刻…

欲望と虚勢に翻弄される永田町の人々を描く政界サスペンス。

3,417円

松本清張全集 第57巻 迷走地図…

4,290円

松本清張全集 第16巻 地の骨…

賢治が生前刊行した唯一の詩集『春と修羅』。その初版本本文全篇と、賢治が加筆・訂正をほどこした宮沢家所蔵本『春と修羅』を収録。また同時期の詩篇も収める。

9,900円

〈新〉校本宮沢賢治全集（第2巻）…

ヨーロッパへの深い関心を示す重厚なサスペンス二作。

3,417円

松本清張全集 第63巻 詩城の旅びと 赤い氷河期…

人は不安の中で生き、不思議な夢を見る そして目をあけると上っ面の現実がある その向こうにあるものは……？ ジャンルにこだわらず短歌・詩・エッセイ・短編小説などの雑文をストーリー的にまとめた。 抒情一行／川の流れに／精霊／夢の中に居るのだろうか／楽園／神隠し／雪おんな／黄金と白銀／出張／振り返っても／うちの社長／運／階段／タカちゃん／駅ものがたり／空港／空港（その後）／ほんのチョットのことなのだけど／別れ／私って／別れたけれど／手を振る／母への愛／酔いどれ／窓辺にて／レインボー／生きること／悲しみ／浄玻璃の鏡／空を飛ぶ／彼岸（墓場）　 寸評 横倉文一の短編を読んで あとがき

1,100円

夢と現実とその向こう…

ポルノグラフィーとして書かれた著者の面目躍如たる表題作をはじめ、初期から晩年に至る猥雑にして詩的な短篇を集成。

2,750円

ヘンリー・ミラー・コレクション（4）…

南北親子の文業 　過去の全集未収録四作品を中心に、随筆や書翰、俳諧の摺り物などを加え、南北工房ともいうべき文政年間の劇壇を席巻した鶴屋南北と直江重兵衛親子の文業を俯瞰した最終巻。 　文化年間の幸四郎、半四郎に加え、文政期には座頭として團十郎と菊五郎の二人が加わった。團十郎も菊五郎も、鶴屋南北が子役のときから育て上げた息子株であった。團十郎より十歳、菊五郎より三つ上の南北の倅直江重兵衛は竹馬の友で、座頭になった團十郎、菊五郎を支え、江戸歌舞伎界の中心人物となっていた。 　南北直江親子は、門下に二代目松井幸三、勝井源八と二人の立作者、待乳正吉、四代目中村重助、松本幸次と次代の立作者を擁し、南北工房とも言うべきその勢力で文政年間の江戸劇壇を席捲するのである。 　巻頭に収録される「御摂曽我閏正月（ごひいきそがうるうしょうがつ）」。船頭の鷲の長吉は、團十郎のために南北が新たに書き下ろした役で、関取との喧嘩の果てに心が解けると、仲直りをして兄弟の義を結ぶ、江戸っ子気質の若旦那の姿が描かれる。 　南北の随筆が収録されるのも本巻ならではの試み。「吹よせ艸紙」は劇界ではなく、連続殺人など市井の噂を誌している。

31,900円

鶴屋南北未刊作品集　第三巻…

中国古代小説のすべて！司馬遷に、このひとの御者になりたいとまでいわしめた晏嬰とその父晏弱。乱世に礼をつらぬいた稀有の生涯をえがく巨篇！巻末特別書きおろし、春秋名臣列伝「晋の士い（子輿）」。

5,028円

晏子（上） 宮城谷昌光全集 第十巻…

8,250円

明治文學全集（13） 中江兆民集…

鹿児島はその歴史的・地理的特質から県内外の作家たちによる数々の名作の舞台となってきた。鹿児島近代文学作品年表を収録。

2,200円

古閑章著作集（第7巻）…

教室が熱中してシーンとなる授業から本当の教師修業は始まる。まずは授業の「第一声」を意識するようになればアマから脱出したということ。「正しい努力は裏切らない」がおいしそうな部分だけを横取りしようとすると、我流ハタンの憂き目にあう。そうならない道を提言。

1,716円

教え方のプロ・向山洋一全集（82）…

1,498円

萩原朔太郎

琉球処分、沖縄県設置、偏見克服への道程を照射。中央と琉球、国内差別、移民、標準語励行…日本史から抹殺された琉球の苦しみ証言の数々が近代の沖縄を浮彫りにする。

7,700円

沖縄文学全集（第14巻）…

チェルノブイリ、ネパール、プラハなどを訪れ人々の暮らしや激動の歴史に思いを馳せる『イメージのなかの都市』。『福島原発難民』『福島核災棄民』などの代表的な評論集、福島・東北の詩人論、金子光晴論などを収録。

3,300円

若松丈太郎著作集（第三巻）…

2018年刊「百一歳命のしずく」を加筆修正し、新たに刊行。随筆・短編・私小説・詩を集成した田中志津の文学世界。

1,650円

百四歳・命のしずく

8,250円

明治文學全集（76） 初期白樺派文學集…

8,250円

明治文學全集（7） 明治翻譯文學集…

雫ににごる（しづくににごる）室城秀之［校訂・訳注］帝に離縁された内侍督は、若宮を生んで死ぬ。若宮は、中宮の娘一品の宮のもとで育てられる。翌年、悲しみの癒えぬ帝は、若宮を春宮に、内侍督の兄を内大臣にし、春宮に譲位した後、出家して即身成仏する。帝・内侍督の悲恋と内大臣家の繁栄を描く。脱落の内容と錯簡の修正に配慮した、本物語初の注釈書。住吉物語（すみよしものがたり）桑原博史［校訂・訳注］母を失った中納言兼左衛門督の宮腹の姫君は、継母の妊計によって、思いを寄せてきた四位の少将を三の君にうばわれる。入内話や結婚話をことごとく妨害された姫君は、住吉の尼君を頼って京を離れる。四位の少将は、初瀬の霊夢で姫君の居場所を知り、京へ連れ帰り、子を設けて、一族は繁栄する。数多くの伝本をもつ、継子苛め物語の代表作。

3,951円

【POD】中世王朝物語全集〈11〉雫ににごる・住吉物語…

8,250円

明治文學全集（5） 明治政治小説集（一）…

5,280円

校定新美南吉全集（第8巻）…

3,740円

ヘルマン・ヘッセ全集（第5巻）…

冷泉家時雨亭文庫所蔵の重要文化財「定家本俊頼髄脳」の本文を正確に翻刻。顕昭本系の冷泉為久書写本（同所蔵）と日本歌学大系（文明社版）との校異を記し、本文の問題点を浮き彫りにした俊頼歌論を読み解くための基礎資料。故冷泉為臣氏の翻刻原稿を基にあらためて原本と照合、「時雨亭文庫二」の書名を冠して出版する。源俊頼と髄脳、研究史、為臣氏と俊頼髄脳、底本の書誌などについて記した解題（鈴木徳男執筆）を付す。 冷泉為臣の『時雨亭文庫』　冷泉為人 解題　鈴木徳男 俊頼髄脳 凡例

13,750円

時雨亭文庫二

18,700円

田村俊子全集（第9巻）…

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