琉球処分、沖縄県設置、偏見克服への道程を照射。中央と琉球、国内差別、移民、標準語励行…日本史から抹殺された琉球の苦しみ証言の数々が近代の沖縄を浮彫りにする。

7,700円

沖縄文学全集（第14巻）…

2018年刊「百一歳命のしずく」を加筆修正し、新たに刊行。随筆・短編・私小説・詩を集成した田中志津の文学世界。

1,650円

百四歳・命のしずく

5,280円

校定新美南吉全集（第8巻）…

人は不安の中で生き、不思議な夢を見る そして目をあけると上っ面の現実がある その向こうにあるものは……？ ジャンルにこだわらず短歌・詩・エッセイ・短編小説などの雑文をストーリー的にまとめた。 抒情一行／川の流れに／精霊／夢の中に居るのだろうか／楽園／神隠し／雪おんな／黄金と白銀／出張／振り返っても／うちの社長／運／階段／タカちゃん／駅ものがたり／空港／空港（その後）／ほんのチョットのことなのだけど／別れ／私って／別れたけれど／手を振る／母への愛／酔いどれ／窓辺にて／レインボー／生きること／悲しみ／浄玻璃の鏡／空を飛ぶ／彼岸（墓場）　 寸評 横倉文一の短編を読んで あとがき

1,100円

夢と現実とその向こう…

8,250円

明治文學全集（8） 福澤諭吉集…

18,700円

田村俊子全集（第9巻）…

8,250円

明治文學全集（76） 初期白樺派文學集…

韓国併合から35年間、抑圧と抵抗の歴史 皇民化によって氏名や母語を奪われ、戦争に駆り出されていく朝鮮の人々の無念。異郷に移住した日本人の暮らしと、敗戦後の苦難。日本支配の実相を梶山季之、森崎和江、李恢成らが描き出す。 ＜『帝国日本と朝鮮・樺太』収録作品＞ 中島 敦『巡査の居る風景』 張赫宙 『岩本志願兵』 鄭人沢 『かえりみはせじ』 金史良 『草深し』 田中英光『碧空見えぬ』 梶山季之『族譜』 湯浅克衛『カンナニ』 小林 勝『フォード・一九二七年』 李淳木 『冬の橋』 森崎和江『土塀』 後藤明生『一通の長い母親の手紙』 冬木 憑『和人』 譲原昌子『朝鮮ヤキ』 吉田知子『豊原』 渡辺 毅『ぼくたちの〈日露〉戦争』 李恢成 『砧をうつ女』

3,960円

コレクション戦争と文学（17（哭））…

2,200円

中国現代文学（第2号）…

鹿児島はその歴史的・地理的特質から県内外の作家たちによる数々の名作の舞台となってきた。鹿児島近代文学作品年表を収録。

2,200円

古閑章著作集（第7巻）…

3,740円

ヘルマン・ヘッセ全集（第5巻）…

近現代に相馬地方に縁があって来訪した約３０名の文学者たちの作品を丹念に調査・検証した「相馬地方と近現代文学」。埴谷雄高、島尾敏雄、荒正人、鈴木安蔵らの評伝的な論考「極端粘り族の系譜」等を収録。

3,300円

若松丈太郎著作集（第二巻）…

1,477円

登張竹風／生田長江

朝鮮半島の南北を分断する“38度線”を、新潟で超える。 北朝鮮への帰国船が次々と新潟港を出発していた60年頃、日本に身をおかざるをえない著者は、「在日」を生きる意味を問い、長篇詩を完成。 新発見詩稿収録

4,840円

海鳴りのなかを

チェルノブイリ、ネパール、プラハなどを訪れ人々の暮らしや激動の歴史に思いを馳せる『イメージのなかの都市』。『福島原発難民』『福島核災棄民』などの代表的な評論集、福島・東北の詩人論、金子光晴論などを収録。

3,300円

若松丈太郎著作集（第三巻）…

軍隊という組織の中で苦悶する若き兵士たち 徴兵を忌避する若者、兵営内で吹き荒れる私刑、軍隊への死を賭した反抗……。兵士たちの深い嘆きと隠された肉声に、野間宏、柴田錬三郎、結城昌治ら一流作家が迫った、感動を呼ぶ本格小説16篇。

3,960円

コレクション戦争と文学（11（兵））…

6,270円

牧口常三郎全集（第4巻）…

8,250円

明治文學全集（7） 明治翻譯文學集…

『人間の運命』の序章、終章、関連作品と、創作当時のエッセイ等を収録。芹沢文学愛読者待望の一冊。

4,400円

芹沢光治良文学館（3）…

未収録小説・随筆・翻訳・日記・異稿までを収録した初の完全版全集。

10,450円

定本久生十蘭全集（5）…

雫ににごる（しづくににごる）室城秀之［校訂・訳注］帝に離縁された内侍督は、若宮を生んで死ぬ。若宮は、中宮の娘一品の宮のもとで育てられる。翌年、悲しみの癒えぬ帝は、若宮を春宮に、内侍督の兄を内大臣にし、春宮に譲位した後、出家して即身成仏する。帝・内侍督の悲恋と内大臣家の繁栄を描く。脱落の内容と錯簡の修正に配慮した、本物語初の注釈書。住吉物語（すみよしものがたり）桑原博史［校訂・訳注］母を失った中納言兼左衛門督の宮腹の姫君は、継母の妊計によって、思いを寄せてきた四位の少将を三の君にうばわれる。入内話や結婚話をことごとく妨害された姫君は、住吉の尼君を頼って京を離れる。四位の少将は、初瀬の霊夢で姫君の居場所を知り、京へ連れ帰り、子を設けて、一族は繁栄する。数多くの伝本をもつ、継子苛め物語の代表作。

3,951円

【POD】中世王朝物語全集〈11〉雫ににごる・住吉物語…

この一冊こそ宮城谷文学の源泉、幻の処女長篇である。おおいなる神の国「商」、その滅亡までの戦慄の日々を鮮烈にえがく異色作。巻末特別書きおろし春秋名臣列伝「魯の〓孫達」。

3,980円

王家の風日 宮城谷昌光全集 第三巻…

1,456円

尾崎士郎／中谷孝雄

8,250円

明治文學全集（5） 明治政治小説集（一）…

昭和４５年、三島最後の年。批評家・思想家としての真骨頂を示す渾身の評論７０編。付・作文、参考作品、「楯の会」参考資料等。

6,380円

三島由紀夫全集（36）決定版…

未収録小説・随筆・翻訳・日記・異稿までを収録した初の完全版全集。

10,450円

定本久生十蘭全集（6）…

威をもちいず、善いことばに耳をかたむける、人々の批判こそわが師。春秋期最大の知の人・子産、その不滅の改革者精神をえがく名品！巻末特別書きおろし、春秋名臣列伝「衛の〓〓＠５９Ｅ９＠（きょえん）」。

5,028円

子産 宮城谷昌光全集 第十九巻…

8,250円

明治文學全集（57） 明治俳人集…

8,250円

明治文學全集（4） 成島柳北・服部撫松・栗本鋤雲集…

南北の真骨頂を垣間見る一巻 　本巻は勝俵蔵が舅の名跡である鶴屋南北を襲名した文化八（1811）年以降、還暦前後の新境地を切り開く未刊作品群を収録している。言うなれば、行動を共にした五代目岩井半四郎や、若き七代目市川團十郎との顔合わせを中心に、ドタバタ喜劇から涙を誘う愁嘆場まで、円熟の綯い交ぜの世界が繰り広げられ、悪の華に満ち溢れた劇作術が展開される、南北の真骨頂を垣間見る一巻である。 　冒頭の『曽我祭侠競（そがまつりいきじくらべ）』は、貧しい浪人の娘が、道具屋の若旦那との縁談が「ろくろ首」の噂で破談となり、世を儚んで身投げする物語。息も付かせぬ場面が展開する。『封文（ふうじぶみ）めでたくかしく』は「八百屋お七」を軸に「お菊幸助」「かしく六三」と三組の「道化物」を絡めた綯い交ぜもので、死罪となった母娘の獄屋での愁嘆場が見物の涙を誘う。『清盛栄花台（きよもりえいがのうてな）』は、清盛を中心に、各幕の主人公をすべて團十郎に絡めさせる構想の作品で、時代絵巻と当世風俗の思い切った混交が見せ場となる。 　他にも、現在確認しうる南北の最も古い台本で、本狂言の前の若手が多く登場する33歳の勝俵蔵時代の習作など、貴重な作品群が読者の関心を誘う。

28,600円

鶴屋南北未刊作品集　第二巻…

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