浮世草子の全盛時代を築いた江島其磧の作品から三篇を収録。諸国の遊里の世界を描く「色三味線」、赤穂義士事件などを題材にした「伝受紙子」、娘たちのさまざまな姿を滑稽味豊かに綴る「世間娘気質」。

9,240円

新日本古典文学大系78 けいせい色三味線 けいせい伝受紙…

9,240円

新日本古典文学大系80 繁野話 曲亭伝奇花釵児 催馬楽奇…

22,000円

山東京傳全集（第二巻）新装版…

南北朝合体後の室町初期に時代を取り、南朝の忠臣の遺児小六丸と、楠氏の子孫姑摩姫、二人の主人公が南朝方に忠誠を尽くして活躍する、虚実取り混ぜた波瀾万丈の物語。曲亭馬琴による構想雄大な史伝読本の代表作。

7,260円

新日本古典文学大系87 開巻驚奇侠客伝(上)…

人びとを夢中にさせた江戸期の絵本、草双紙。はじめ絵が主体だった赤本は、黒本、青本を経て、黄表紙を生み、ストーリーを主眼とする合巻へと展開する。本書には、赤本・黒本・青本一〇編、黄表紙九編、合巻三編を収録。

10,780円

新日本古典文学大系83 草双紙集…

6,930円

新日本古典文学大系87 開巻驚奇侠客伝(下)…

風俗批評から漢詩文のパロディまで、近世文学の笑いの世界は、多彩にして奥深いものであった。江戸・上方の滑稽本から八篇を取りそろえて、標題作の他に、『唐詩笑』『雑豆鼻糞軍談』『絵兄弟』『茶番早合点』を収める。

8,250円

新日本古典文学大系82 異素六帖 古今俄選 粋宇瑠璃 田…

4,510円

幕末期の笑話本

2,310円

一冊で読む晶子源氏

パリ源氏物語プロジェクト二〇年にわたる活動の成果を問う論文集。 1 フィクションと歴史を考える（氣多雅子　澤田直　フランソワ・マセ　マティアス・ハイエク）　2 物語と歴史　源氏物語を中心に　物語　方法の問題（藤井貞和　土方洋一　高木和子）物語と空間（イフォ・スミッツ　エステル・ボエール　栗本賀世子　木下新介）物語と世界観（ジャン＝ノエル・ロベール　佐藤勢紀子　ダニエル・ストリューヴ　田渕句美子　寺田澄江）　3 読む現在と書く現在（タケシ・ワタナベ　新美哲彦　木戸雄一　ニコラ・モラール　ギョーム・ミュレール　ヤニック・モフロワ）　4 歴史と虚構の中の詩歌（エドワード・ケーメンズ　河添房江　幾浦裕之　米田有里　アルチュール・ドフランス）　5 歴史と虚構の中の人物（荒木浩　青島麻子　マリア・エレナ・ラッフィ　アントナン・フェレ　張龍妹）　6 総括 パリ源氏物語研究二〇年の軌跡

9,900円

源氏物語　フィクションと歴史…

まえがき／主要使用テキスト／『太平記』校注本 第一部 表現と構成 第一章　『太平記』形成過程と「序」 　　　補論　「賀名生(カナフ)」の象徴性 第二章　『太平記』における楠正成の位置 第三章　護良逮捕事件と驪姫説話 第四章　二つの「小幕府」-義良親王奥州下向と成良親王鎌倉下向ー 第五章　後醍醐怨霊譚の機構 第六章　永和本『太平記』の復権　　　 第七章　永和本『太平記』と「ウソの寓話」 第八章　『太平記』の「左馬頭」-直義・義詮の対比を中心にー 第九章 直義と「日本之将軍」「宰相」 第十章　廷臣列挙記事の特性 第二部　日付・年次構成 第一章　年次構成の特性ー建武年間ー 第二章　年次構成の特性ー欠巻前後ー 第三章 欠巻の成因と年次構成ー意図的な操作の可能性ー 第四章 天正本『太平記』、『源平盛衰記』、八坂系『平家物語』の日付操作ー改元記事を手がかりにー 　　付論1 改元と年号表記ー『平家物語』・『太平記』、「四鏡」- 　付論2　『曾我物語』と『義経記』-物語の時間進行と年記・年齢ー 第三部　合戦叙述 第一章 合戦叙述の受容と変容 第二章 合戦の機構 第三章 合戦の情景 第四章　『太平記秘伝理尽鈔』『難太平記』から見た「青野原合戦」 第五章　中世軍記物語と太鼓 第六章 騎馬武者が馬より下りる時 第七章 馬より飛んで下りること 第八章 城（ジヤウ）の系譜 第九章 城（ジヤウ）と城（シロ） 初出一覧／あとがき／索引（研究者名／書名〈資料〉）

13,200円

太平記考説

未来へつなぐ。 物語誕生の時代から江戸時代後期、そして現代にいたるまで、『源氏物語』は何を創造し、どのように伝播して、人々に共有される記憶となり、そこから何が新たに創造されたのか。 『源氏物語』という作品そのものの特質・存在を捉え返す。 　はじめに 1　物語の創造 六条御息所から六条院へー源氏物語の時間と空間ー◉高田祐彦 父としての光源氏ー明石の姫君の教育をめぐってー◉鈴木裕子 『源氏物語』の和歌があらわにする傲り 　　-その眼差しと逸脱が意味するものー◉田渕句美子 『源氏物語』から平安後期物語にわたる笑い 　　-『御津の浜松』の例からー◉陣野英則 2　伝播と再創造 『源氏物語絵巻』制作をめぐってー王家・女院・源氏ー◉松薗斉 仏法の文芸と『源氏物語』 　　-法会・源氏供養・一つ蓮の言説をめぐってー◉海野圭介 『源氏物語』の遺響と創造ー新古今時代を中心にー◉渡邉裕美子 「大島本源氏物語」研究の現在◉佐々木孝浩 3　空間・階層・ジェンダー 古河公方周辺の源氏物語愛好ー源氏物語文字鋂を中心にー◉小川剛生 近世後期宮廷と『源氏物語』-光格天皇の時代を中心にー◉盛田帝子 御伽草子の世界における『源氏物語』◉齋藤真麻理 女子用往来物と絵入源氏物語 　　-近世出版文化にみる教養の浸透と均質化ー◉加藤弓枝 　あとがき 　執筆者紹介

3,960円

『源氏物語』創成と記憶…

この本は、約千年にわたって多くの人々に愛読されてきた『源氏物語』を、絵でわかりやすく見ていただこうと作ったものです。専門家による物語のあらすじと画面説明はきっと読者を王朝の世界に誘うことでしょう。この本で必ず、『源氏物語』の物知りになれます。

2,420円

絵本　源氏物語

2,420円

しのびね物語

3,080円

異本源氏こかゞみ

2,750円

六条院　源氏物語を織り返す…

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