就職したその年にリーマンショックが起こってしまう。翌年のGWも影響あり、急に16連休を手にいれた。この機会にエジプトへ行くことを決めてツアーに参加したが、詰込み型の超スパルタツアーであった。続くエジプト篇2では、最後の夜に自由行動で夜のカイロの街へでて、トラブルに巻き込まれ続ける。

1,799円

【POD】週末冒険家　エジプト篇（上）…

終戦の直前に北陸の小さな農家に末娘として生まれた、ごく平凡なある女性の一生の物語。小さな頃から心を病んだ母親に育てられ、見合い結婚と同時に日本各地を夫の転勤に伴ってあちこちと移り住み、行く先々で数々の悲劇に見舞われ、昭和、平成、令和にわたって、時代に翻弄されながら、懸命に生きてきた、なんの取り柄もない気弱で泣き虫な3人の子供の母親、恵美子。高度経済成長を支えた父たちの陰で、表舞台に出ることなく、ひっそりと寄り添って彼らを支え、黙々と家を守ってきたどこにでもいる平凡な母親の平凡でない一つの人生の物語。時代を築き上げた、日本を豊かに成長させた原動力であった父達と反対に決して脚光の浴びることのなかった、誰にも語られず、賞賛されることのない、寡黙で力強い昭和の母達に贈る讃歌です。

1,650円

【POD】昭和婦人

On July 21, 2017 Komatsu UK celebrated its 30th anniversary. We were engaged in establishment of the company and flew there from Japan and joined the ceremony with our old British colleagues and renewed our old friendship. More than 30 British had been working for Komatsu UK since the Company started. We made up our mind to write on the story of our challenges in Komatsu UK with our British old colleagues during founding period. We worked together so hard and we must talk about it to the next generation who will support Komatsu. Fortunately, late Komiya-san, the first MD left his memoire. This booklet is a record by those who were engaged in foundation of Komatsu UK, filled with challenges. Japanese felt pride to be selected for founders of the first European Plant. British found challenging jobs in a Fareast company, suddenly appearing. As a result, we worked so hard for manufacturing our machines as one team. Now we are aged, but memories are left in each one’s mind as most precious and sweetest one.

2,997円

【POD】Our Challenge of Komats…

大学院のために移住した札幌から、写真を撮るため度々美瑛に訪れるようになった。何もない雪原の真白い世界に憧れ冬の美瑛にやってきたが、猛吹雪に遭い手足が動かなくなってしまう。

1,569円

【POD】週末冒険家　冬の美瑛篇…

世界を旅する京都の作家・加藤千元が初めて足を踏み入れたスペイン・サンティアゴ巡礼の道は、想像を超える絶景と人間喜劇、人間悲劇の場であった。フランスのサンジャン・ピエド・ポーからピレネー山脈を超えての約900kmの道程を25日間で歩き通す中、筆者が感じたことを過去の記憶と重ねながら紡いでいった珠玉の紀行文。本書を読んだ人は誰もが、間違いなく自分もまたスペイン巡礼へと旅立ちたくなるに違いない。加藤千元著『ミッドナイト・エクスプレスシリーズ』の記念すべきスペイン巡礼第一弾出版。

1,980円

【POD】Midnight Express スペイン巡礼…

死んだあとから始まるお話ー目次よりー★死後についての論理的検証（霊と魂・生まれ変わり・転生はない・輪廻転生・エネルギーと気）★未来は決まっている（正夢・GAIA・偶然性・進化は精神・宇宙からの影響）★生命の進化についての論理的検証（本能と意識・快楽中枢・脳内思考・逃避）★シンクロする「人の発育」と「進化」（ウィリアムズ症候群・サヴァン・HSP・生きた化石・遺伝子エラー・自閉症）★世界はどうなっていくのか（終末論・コロナ禍・自然世界の変化・破綻する社会・経済と民衆） *******************************************　生命譚《とらんすがいあ〜ぜ》の完結編。　アインシュタインの言葉《神のない科学は不完全、科学のない宗教は盲目》、そして釈迦の言った《悟ったものは『安らぎ』》---この二つの融合を描き出す書。　科学と宗教を完璧に融和させながら、かつてない論理的洞察で描いたまったく新しい世界観。自然界にちりばめられた恣意性を拾い上げ指摘しながら、地球生命の遥かな目的地へと目を向け、新しい進化へとヒトを誘う。　数々の不思議と偶然を体験した著者が、自動書記によって記したこの書は、崩れていく人間社会に向け、預言そして人類への標をーーーアインシュタインと釈迦が共に感じ帰依した「宇宙への信仰」を提示する。

3,608円

【POD】とらんすがいあ〜ぜ2　The network …

東京都奥多摩。多摩川の上流に存在する奥多摩をめぐり筆者は過去の記憶に溯ります。そして令和期のある日、ふたたび奥多摩を訪れます。筆者がその時見たものは何であったのか。（音楽用文化譜付）楽曲「皋月三味線」「青梅のせせらぎ」

1,254円

【POD】皋月三味線

日本女性の、優雅な心を忘れずに輝き続け、経営者という選択をした女性達。優雅に美しく輝き続ける女性経営者達。2022年、最も輝いた女性達をご紹介しています。

2,530円

【POD】ELEGANCE WOMAN

1983年の夏にザルツブルク・ウィーンの一人旅をした経験を基に旅行の準備に3か月をかけ、用意周到に練り上げて第2回目のヨーロッパ一人旅をしました。この旅行では第1回目で訪れたザルツブルク・ウィーンの2都市に加えて、ヴァチカン市国、ローマ、フィレンツェ、インスブルック、ローテンブルク、ディンケルスビュール (Dinkelsbühl)、ネルトリンゲン (Nördlingen)、ミュンヘン、ベルヒテスガーデン、メルク (Melk)、パリ、ヴェルサイユなど合計14の都市を訪れ、撮影した写真は595枚に及びました。第3版ではその中の178枚を選び取り、さらに1983年旅行時の写真26枚で補足して合計204枚の写真を載せました。　この第3版では初版・第2版執筆時の思い違いなどを多数の文献とネット情報の検索により正して整理し直し新たな情報も書き加えました。訪問主要都市の地図を中心にイラストを9枚に増やし、絵画・彫刻、建築物、自然風景の写真も削除・追加して入れ替えました。美術館では撮影禁止のところが多く、許可されても三脚・フラッシュの使用は禁止され、暗いところでの撮影は困難を極めました。必要と考えた写真は手振れであっても本書に載せています。この2回の旅行で使用したコンパクトフィルムカメラの機種は、1983年がCanonのAF35M (Autoboy) で、2001年がKodak (機種不明、ASA400フィルムを使用) でした。写真に対する評価を頂ければ幸いです。　宿泊などの予約は半分以上が自前での手配であり、観光ツアーのチケット購入だけでなく生活全般に意思疎通を要しますから、拙い表現であっても米国中西部英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、あるいは中国語の事前準備が役に立ちました。そして様々な国籍の人たちと触れ合うことの多い良い旅になったと思います。そのエピソードの一端を本文中でいくつか紹介していますのでどうぞご一読下さい。　旅行から23年が経過しようとしていますが、人情は変わらないと思いますし、その当時の情報でも何らかの参考になるかと思います。ご感想を頂けるとうれしいです。

4,099円

【POD】ロマンチック街道と世界三大美術館巡り…

8月9日。毎年この日が訪れると父を思い出す。地球上で、ヒロシマ、ナガサキでの核実験。人道上許されざる事。仏教徒、キリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒、そして数多くの人々が犠牲者となられましたが、絶対に繰り返してはならない惨事。しかし平和を願い人間の尊厳までは傷つける事が出来なかった。　私は、祈りを込めて「記憶の物語」を綴り、多くの人々に生きる楽しみを求め、将来にわたる届け物になる事を念じ、上梓いたしました。（伊藤芳美）

990円

【POD】記憶の物語

この話しは実話を元に書いたものです。母一人息子一人の何気ない普通の暮らしが、冤罪事件により予期せぬ方向へ変わって行ってしまうのです。その後の人生は過酷を極めます。その内容からは現代社会の様々な問題が浮き彫りになります。労働問題や犯罪者の更生など、深く知りうる内容になっています。　病める現代社会において、みなさんも様々な苦悩を抱えられていると思います。そんな方々にぜひ読んで頂きたい一冊です。　果たして、努力は報われるのか、人間に超えられない壁はあるのか、人生に行き詰った方の何かのきっかけになれば幸いです。

1,870円

【POD】断絶

るんぺんパリの第4詩集「すいかの　たねの　ちょうこく」です。全101Pの詩87作品が収まった詩集。一つ一つは詩は140文字以内で、とても短いですが、その中に沢山の言葉をデザインしました。

1,364円

【POD】すいかの　たねの　ちょうこく…

24年前、私は日本を飛び出しアジアを旅していた。インドやネパールでは、私が好きだったバンドDoorsが流行っていて、ネパールで始めたギターを持って私はインドのゴアを目指し旅を再開する。ヴォーカリストのジムモリソンの様だと自他ともに認める私の才能はインドでふたたび開花するが、次第に、アジア人としてのいまだかつて存在しなかった私は予想もしなかった存在に辿り着く。

1,441円

【POD】ヒンドゥバイブル…

終戦後、テレビ・映画・音楽・ジャズなど通じてアメリカの文化が、怒涛の如く日本に流れ込んできた時代があった。多感な子供時代にそんなアメリカ文化の影響を色濃く受けた世代の一員である著者二人が、アメリカの東海岸と西海岸で暮らした体験や隣近所の人々そして仕事仲間との交流を基に、アメリカの多様性が生み出す可能性や寛容性やダイナミズム、そして何よりアメリカの面白さと、私たちがアメリカから学ぶべきことについて生き生きと書かれたものである。現在の日本の息苦しさを考える上での多くの示唆に富んでいる。

2,530円

【POD】アメリカの青い空と愉快な仲間たち…

いわゆる自分史というやつです。他人には何の興味もない内容ですが、子供たちに父親のルーツの端っこを伝えたくて本にしてみました。

6,303円

【POD】ぼくの回顧日記…

るんぺんパリの第3詩集「たんぽぽの　たまご　ひとつで」です。全101Pの詩87作品が収まった詩集。一つ一つは詩は140文字以内で、とても短いですが、その中に沢山の言葉をデザインしました。

1,364円

【POD】たんぽぽの　たまご　ひとつで…

御盆には両親(先祖)を家に迎えます。神仏・お墓参り・不思議な私の体験談・お菓子作り・楽曲「葉月三味線」を載せました。

1,221円

【POD】葉月三味線

るんぺんパリの第5詩集「あさに　おくれた　なんて」です。全101Pの詩87作品が収まった詩集。一つ一つは詩は140文字以内で、とても短いですが、その中に沢山の言葉をデザインしました。

1,364円

【POD】あさに　おくれた　なんて…

おやじがロックしたっていいじゃない。楽しいんだから、楽しいことを、楽しくやろうよ。横浜の寿司屋での偶然の出会いから、ソロソロと結成されたオヤジバンドTHE IKKYU（ジ・イッキュー）。この本は、そんなバンドメンバを暖かく見つめる女性ボーカル「J」が、どこにでもありそうな、それでいて何かがおかしい日常をつづったエッセイであり、活動の記録である。

2,799円

【POD】THE IKKYU オヤジバンドの日常…

宝暦十一年(1761)、信州上田藩全領一万三千の百姓が城下に押し寄せた百姓一揆は百姓側の大勝利であったと言われる。この一揆には数多くの史料が残されているが、解明されていないことも数多い。今まで語られたことのない一揆の首謀者・百姓清水半平と医師・橋爪玄惟の知られざる友情物語である。

3,058円

【POD】信州上田藩　宝暦一揆・異聞　「清水半平と橋爪玄…

アイリストとは、日本の国家資格である美容師免許取得という高いハードルを必要とし、目元というデリケートな場所に、繊細な技術を用いて、マツゲ一本一本に人工のマツゲを足していき、その人の目元を魅力的に演出する非常に高度な技術を要する仕事です。日本人の繊細な技が活きる仕事であり、細かな作業を追求し研鑽し続ける者にしか出来ない仕事。その繊細な技術の中でも、トップクラスの技術者であり、感性とホスピタリティを持ち合わせ、訪れる人をより魅力的な目元を創りあげるアイリストを東日本と西日本から、それぞれ20名を選出しました。

2,750円

【POD】日本人が選んだ、世界に伝えたい日本のアイリスト…

著者の半自伝的小説である。第一章は、幼児、小学、中学生の思い出、音楽を聴きながら、そのイメージを想像したこと、おもちゃを分解して、なぜかを感じはじめたこと、工作、映画のおもしろさを知ったことを述べた。第二章は、高校時代の思い出。勉強との格闘、国語の授業で脚本を書くおもしろさを知ったこと。映画への興味、友達になぜかと考えないことも受験勉強に必要であると忠告されたこと、浪人したときに歴史、政治、経済、文化等の文系課題に興味を持ったこと、大学時代の思い出を描いた。第三章では、社会人になってからの原子力技術開発、原子力安全技術の研究、安全管理の技術的、法律的な側面を経験し、その中にある「人間」の問題に興味を持ったことを述べた。第四章では、原子力から離れて、それまでの経験を活かして小説家修業をはじめたこと、本作品も含め今までに書いた十作の小説の執筆動機、制作意図などを述べた。

2,332円

【POD】夢見る獏

本書は、東京都品川区小山台地区と林業試験場についての筆者の記憶を物語ったものである。筆者は、昭和27年から昭和53年までこの地で生活した。復興期から高度経済成長期を経て経済的発展を追い求めてきた日本社会の中で、平凡な一人の子どもであった筆者の心に刻まれた体験の一部を、ありのままに描いた。

1,760円

【POD】小山台・林業試験場・記憶…

教師を目指す大学生に対して、毎回の剣道実技授業の後半に講義した剣道に関する話を「剣道講義」としてまとめられている。剣道理論が教師としての教養になるとの思いである。また、実際に本格的に剣道を始めるにあたっての心構えや、日本文化としての「日本剣道形」も解説している。

2,123円

【POD】新・大人の剣道入門…

2019年4月〜9月の愛媛新聞の四季録火曜日掲載のコラムを主に収録。四国の自治体での経験を元に、電子行政やマイナンバーについて、なぜ自治体職員を辞めたか、17年の自治体職員経験に区切りをつけて東京で働いている様子を綴っている。holgで掲載していたコラム他、この本のために書き下ろししたコラムも収録。

1,243円

【POD】四国の自治体職員がICTで暴れてたら東京へ転職…

10才でこの世を去った息子の生涯を通して神様を見た！！！！！遺された母親の手記。息子の生きた証を、神様の愛を、今、必要としている誰かに伝えられますように。

2,222円

【POD】昨日、息子が死にました。…

この物語は僕の実体験で、一言で言うと「何者にもなれなかった人が、何者かになれる、たった一つの簡単な秘密」に気付いた、と言う事が書いてある物語です。あなたは人を殺した事がありますか？僕はあります。殺意はまったく無かったのに、まだ若かった僕は絶対に殺してはいけない相手を殺してしまったんです・・・。幼い頃から僕にはトラウマの症状があって、常に生きづらい人生が当たり前でした。毎日、緊張と恐怖の中、辛うじて生きていました。そんな問題を常に抱えていた僕は殺意が無いのに・・・。気付いた時には「彼」はすでに死んでいたんです。その後、中学生になった僕は非行に走り、不登校を経て更生施設に入りました。しかし、僕が非行に走った理由や、不登校になった理由や、更生施設に入った理由には今まで誰にも話した事のない秘密があったんです。更生施設を出て地元中学に戻されるも、僕は校長先生から退学を命じられ、道無き道を歩かざるを得ない人生が確定したんです。その後の僕の人生は、さらに悪い方へと落ち続けていきました。付き合っていた彼女に騙され、人間不信に陥った僕は対人恐怖症になり、初めてのパニック発作を引き起こし毎晩悪夢を見るようになりました。それでも僕は、精神科から処方された薬を一切飲まず、なんとかしてパニック障害を克服しようと決意したんです。パニック発作を毎日発症し、これまでの人生よりもさらに過酷な地獄の日々が始まりました。友達たちも全員僕の元を去り、絶望感の中で僕は完全に孤独になったんです。しかし、その後、僕はどん底の暗闇の中から手探りで、ある宝物を拾う事ができたんです。そして僕は、その宝物を武器に勇気も自信も無いまま人生を切り拓く孤独な冒険の旅に出ると、その後、その時々で必要な人と出会い、数々の奇跡の連続で道が拓かれ僕がずっと心に描いていた理想郷に辿り着く事ができました。今、これを読んでいる人の中にも、必ず僕と同じように、人を殺した事を誰にも言えず、これまで生きて来た人がいるはずです。僕が殺した人物とは一体誰なのか？そして、その相手を知った時、きっとあなたも納得し、仕方なかったと僕を許してくれると思います。なぜ孤独と絶望の中、人生のどん底を歩いていた小卒の僕が、理想通りの世界に到達する事ができたのか？そこには、誰にでも出来ると言い切れる、たった一つの理由があったのです。何をやったら人生を切り開けるか、あなたには分かりますか？小卒で無名な僕の実体験の中に、その答えがあります。僕は、昔の僕のような自信や勇気の無い人に、やる気や勇気を感じてもらうために、僕自身の経験を活かしたいと思っています。自信や勇気が無い人でも、人生を切り開く事ができるという、たった1つの法則を知って欲しいです。この本は、自信や勇気の無い人や、何をやって良いか分からない人、子育て中の親御さんに読んで頂きたいです。

3,150円

【POD】中学校をクビになったボクの人生逆転物語…

いつからでも「美」はつくれる。あきらめない気持ちが美につながる。そう言うIsokoは、まさに有言実行している。2018年、50代でありながらニューヨークファッションウィークの春夏コレクションでランウェイを歩いた。多くのモデルの中でアジア人はIsoko1人。また最年長であったであろう。しかし、そんなことはまったく感じさせない素晴らしいウォーキングだった。そんな彼女とともに明るい未来を創ってくれるスペシャリストを紹介した永久保存版となる書籍である。

2,200円

【POD】モデルisokoが選んだ、世界に伝えたい明るい…

イモ欽トリオ『ハイスクール・ララバイ』が流行った1980年代に高校生活を送った真城南生が、その時代に作った主な曲の詞を改めて書き下ろした。

1,320円

【POD】ハイスクール・ララバイ…

この作品は親しい人からまっちゃんと呼ばれる松井直樹さんに対するロングインタビューを基に，小田が原案原稿を作成し，松井さん本人に加筆修正と事実確認を依頼したものをまとめたものです．2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催とリンクし，各種メディアでもパラリンピックなど，障害者 スポーツが注目される機会が増えました．身体障害者のパラスポーツの報道頻度が高いようですが，ご存知のように障害のあり方は他種多様です．この本は1988年のソウルパラリンピック陸上競技（脳性まひクラス）金メダリスト松井直樹さんに小田がロングインタビューし，その多様な経験とそれらから生まれた示唆を中心にまとめたものです．現在は60歳になられた松井さんの半生について，特にパラ陸上との関わりを足がかりとして話をしてもらいました．また，終章では，松井さんの文章も掲載しています．自分に障害があると自覚していなかった子供時代，会社員時代のパラ陸上との出会いや喜びと苦労，パラリンピックでのメダル獲得に伴う周囲の興奮とその後の変化，2020年東京オリンピック・パラリンピック，ならびに2021年神戸パラ世界陸上が日本で開催されることについてや，これからのパラリンピックのあり方についての思いなど多くの話をうかがいました．パラリンピックの金メダリストとして，そして脳性まひのある方としての，当事者目線での感想や考察も含んでいます．この本は松井さんの個人的な経験のルポルタージュが軸となりますが，用語に関しては多めに脚注を入れました．松井さんの経験知を皆様と共有するとともに，読者のパラリンピックや障害者の生活に関する知識や理解を深めることの一助になれば幸いです．著者代表　小田俊明

1,210円

【POD】まっちゃんと金メダル…

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