5,280円

改革派教義学（別巻）…

1,018円

みんなでうたっておどろうはーいにっこり！…

1,210円

神の秘められた計画

トレント公会議（1545-63年/中断期あり）は，宗教改革に対する対抗宗教改革であると同時に，中世以来の課題である幼児洗礼，告解，聖体拝領，婚姻と叙階など秘蹟について議論する場でもあった。会議は教皇特使の下で司教，大修道院長，修道会長，さらに神学や法学の専門家，全権大使の取り巻きなどによって行われた。 ローマ教皇庁は公会議主義を抑えて教皇権の首位性を確立し，教皇庁の人々を司教などに叙階して聖職禄で経済的に支えつつ組織を整備，聖職売買や贖宥状の販売を通じて財政基盤の確立を図った。またイタリアに多大な影響を及ぼしたカール5世は1516年のスペイン王即位後に神聖ローマ皇帝ともなった。彼は軍事力でルター派諸侯と対峙しつつ，帝国内部の宗教対立を収束するため公会議の開催を支持した。これに対しフランソワ1世はフランス王に即位，フランスがスペインや神聖ローマ帝国などカールの支配地に包囲されていく中で公会議に強く反対した。会議は俗権と教権，教皇と公会議，あるいは教皇権と帝国そして君主国間のせめぎ合いの場であった。 トレント公会議や対抗宗教改革はイタリア近現代史の主題である。日本語版書き下ろしでアジア関連の終章を付した，イタリアを代表する碩学による格好のイタリア近世史入門。カトリックとイタリア近世史を軽視するわが国の傾向に一石を投じるヨーロッパへの新たな扉である。 アドリアーノ・プロスぺリ教授について（福谷　茂） 序　トレントーーその地理と選択の歴史 第1章　公会議をめぐる論争 第2章　教皇権の勝利 第3章　公会議における最初の問題　規律の改革か，教義の討議か？ 第4章　公会議という地震計を通して見るヨーロッパ政治 第5章　教義に関する諸問題 第6章　改革に関する諸問題 第7章　公会議の解釈 第8章　改革決議の実行 第9章　トレント公会議の秘蹟と社会の習慣 第10章　トレント，過ぎ去らない歴史 第11章　史料と研究史 終章　イリアスとオデュッセイアの間　トレント公会議と非ヨーロッパ圏の文化 A・プロスペリと近世イタリア宗教史研究（大西克典） 読書案内 原注・訳注 索引

4,950円

トレント公会議

「西洋のキリスト教というだぶだぶで着づらい服を福音の原点に立ち帰って日本人のからだに合わせて仕立て直したい」 遠藤周作と志をともにし、日本人の心の琴線に触れるイエスの教えを模索し続けた井上洋治神父の著作選集、第2期第2回配本！ 自らの心の友、宮沢賢治、松尾芭蕉、西行、良寛を師イエスに紹介する思いで綴る『まことの自分を生きる』と、自身の経験から日本の福音宣教のあり方を探求した『イエスへの旅』を収録。ロシア文学者・安岡治子と、現代作曲家・松村禎三によるエッセイも収める。 【目次】 『まことの自分を生きる』 まえがき 第一章　宮沢賢治 第二章　芭蕉 第三章　西行 第四章　良寛 第五章　イエス 『イエスへの旅』 第一部　風のなかの想い 　第一章　イエスの福音と日本のタテ社会 　第二章　罪と恥 　第三章　キリスト教的罪意識と自然 　第四章　罪と美的倫理感 　第五章　無記名のキリスト者 　第六章　日本人はキリスト者となりうるか 第二部　福音と文化の問題 　第七章　原始キリスト教においては福音伝道はどのようになされていたか 　第八章　キリスト教における一致と多様化をめぐって 　第九章　日本の福音伝道はいかにして可能か 第三部　福音書─このイエスの母のようなまなざしによる赦しと回心の物語 あとがき 《寄稿エッセイ》「井上洋治神父と東西キリスト教の出会い」（安岡治子） 《再録エッセイ》「感じとれた自分の『風』」（松村禎三） 見えない言葉と聖霊の洗礼（若松英輔） 解題（山根道公） 『イエスへの旅』 第一部　風のなかの想い 　第一章　イエスの福音と日本のタテ社会 　第二章　罪と恥 　第三章　キリスト教的罪意識と自然 　第四章　罪と美的倫理感 　第五章　無記名のキリスト者 　第六章　日本人はキリスト者となりうるか 第二部　福音と文化の問題 　第七章　原始キリスト教においては福音伝道はどのようになされていたか 　第八章　キリスト教における一致と多様化をめぐって 　第九章　日本の福音伝道はいかにして可能か 第三部　福音書─このイエスの母のようなまなざしによる赦しと回心の物語 あとがき 《寄稿エッセイ》「井上洋治神父と東西キリスト教の出会い」（安岡治子） 《再録エッセイ》「感じとれた自分の『風』」（松村禎三） 見えない言葉と聖霊の洗礼（若松英輔） 解題（山根道公）

2,750円

まことの自分を生きる／イエスへの旅…

著者は「あなたがたは世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。私はすでに世に勝っている」（ヨハネによる福音書16章 33節）という言葉に幾度となく励まされてきた。どんな悩みや苦しみに直面しても、天を見上げて神の国を待ち望む。そしてキリストに従って生きる。ブラジルでの経験を踏まえ、現代社会の課題に向き合い、ヨハネによる福音書11〜21章に即して信仰と希望と深い慰めを語った43編の黙想を収録。 【目次】 神の栄光のため 死んでも生きる 涙を流すイエス ラザロ、出て来なさい 人の考えを超えるもの 心のこもった行為と存在 ろばの子に乗る王 命の広がり この時のために来た 信仰弱き者をも 身をかがめるイエス 後で分かるようになる 夜の出来事 新しい戒め 心を騒がせるな 道・真理・命 聖霊はきょうも働く キリストの平和 ぶどうの木と枝 私が選んだ 私も憎まれた 今理解できなくても 神の国へのサウダージ 勇気を出す 永遠の命 世にある弟子たち ひとつになるため 力強く受難へと進むイエス 弱さを担うキリスト 大祭司の尋問 真理とは何か 見よ、この人だ それぞれの罪 十字架の上と下で 成し遂げられた 隠していられない 二人は走る 思い出を超えて 息を吹きかけて 私の主、私の神よ 再出発 ひとはひと、あなたはあなた 命を得るため 神の栄光のため 死んでも生きる 涙を流すイエス ラザロ、出て来なさい 人の考えを超えるもの 心のこもった行為と存在 ろばの子に乗る王 命の広がり この時のために来た 信仰弱き者をも 身をかがめるイエス 後で分かるようになる 夜の出来事 新しい戒め 心を騒がせるな 道・真理・命 聖霊はきょうも働く キリストの平和 ぶどうの木と枝 私が選んだ 私も憎まれた 今理解できなくても 神の国へのサウダージ 勇気を出す 永遠の命 世にある弟子たち ひとつになるため 力強く受難へと進むイエス 弱さを担うキリスト 大祭司の尋問 真理とは何か 見よ、この人だ それぞれの罪 十字架の上と下で 成し遂げられた 隠していられない 二人は走る 思い出を超えて 息を吹きかけて 私の主、私の神よ 再出発 ひとはひと、あなたはあなた 命を得るため

2,640円

ヨハネ福音書を読もう（下）…

著者が思想史家としての本領を発揮した名著。 多様な思想の成立と展開を、礼拝共同体という場、および経済状況という背景から、重層的に読み解く。 1　序　論 2　キリスト教の源流 3　使徒教父の神学 4　護教家たち 5　初期の異端者たち：挑戦と応答 6　エイレナイオス 7　テルトゥリアヌス 8　アレクサンドリア学派ーークレメンスとオリゲネス 9　三世紀の西方神学 10　オリゲネス後の東方神学 11　アレイオス論争とニカイア公会議 12　ニカイア後のアレイオス論争 13　アタナシオスの神学 14　カッパドキアの教父たち 15　西方における三位一体の教理 16　キリスト論論争のはじまり 17　ネストリオス論争とエフェソ公会議 18　カルケドン公会議 19　使徒的か背教か

6,050円

キリスト教思想史　I

2,750円

バックストン著作集（別巻）…

戦争と震災。この二つの危機に対し、内村鑑三はどのように立ち向かったのか。聖書学の視点から、その聖書読解と現実との関わり、現代的射程を問う著者畢生の書。

1,980円

内村鑑三

イエスの教えに従って生きる牧師が暗殺に協力するなんてことがあるだろうか。いくら相手が悪人であるとしても…。ティーンズに送る伝記シリーズ。

1,320円

ディートリッヒ・ボンヘッファー…

8,250円

宣教のパラダイム転換（下巻）…

初期キリスト教の時代、新約聖書はいかなる過程を経て成立したのか？キリスト教会のタブーに鋭く斬り込んだ、アーマン聖書学の到達点。

2,640円

キリスト教の創造

日本人にはとっつきにくいが聖書だけれど、これを読んでおけば安心の第2弾。旧約聖書最大のヒーロー、モーセの誕生からイスラエルの民を導いてエジプトを発ち、神の戒律を授かるまでの波瀾万丈を、時代背景も踏まえてわかりやすく解説。

2,420円

これから読む聖書　出エジプト記…

戦国末期に、ザビエルの衣鉢をついで来日。織田信長の知遇を得て京都に南蛮寺を建て、豊後を拠点に大友氏と親交を深めるなど、畿内・九州各地でキリスト教を広める。長崎で没するまで、31年間の滞在で日本人の文化・習俗に精通。多くの報告書や『日本史』『日欧文化比較』を執筆し、当時の日本社会を知る上で貴重な記録を残した宣教師の生涯。 おいたち（生年と出自／王室付き書記・イエズス会入会）／インド渡航・司祭への道（インド渡航／バサインでの宣教活動／ゴアにおける学業／マラッカに逗留／司祭叙階／上長らのフロイス評）／日本における宣教開始（横瀬浦上陸／トルレス神父の盛式誓願と横瀬浦焼亡／度島での生活／ポルトガル船の平戸再来航とフロイス）／京都・畿内宣教（上洛／最初の京都居住と将軍義輝弑逆／堺とその近在での宣教活動／京都帰還・信長の知遇／上長カブラルの上京とフロイス／南蛮寺建立とフロイス）／豊後赴任と宗麟の改宗（豊後への赴任／宗麟の改宗とフロイス／巡察師の豊後滞在と上洛）／準管区長秘書就任と年報執筆（準管区長秘書に就任／日本年報とフロイス／準管区長の大坂城訪問に随行／日本史の執筆／伴天連追放令とフロイス）／晩年（ヴァリニャーノの再来日とフロイス／マカオにおける憂愁／日本帰還後の動静）／日本イエズス会の組織表／宣教師の栞／略年譜

2,530円

ルイス・フロイス（301）…

本書は、聖書と聖書考古学を少しく学んできた著者が、これまでの聖書考古学の成果の中から、日頃、聖書に親しんでおられる方々に興味を持っていただけそうな主題を選び出し、これをやさしく紹介したものです。

1,760円

目で見る聖書の時代

教会共同体内での身近な人間関係の処し方

935円

目からウロコ　キリスト者同士の人間関係…

1,980円

イエスの復活の意味復刊…

1,980円

初期キリスト教とロ-マ社会…

1,980円

古代イスラエルにおける聖戦…

やさしいお祈りの言葉、ねむの木学園の山下由美子さんの絵が愛らしい。子どもの手になじむ、小さなお祈りの本です。

374円

かみさまがいっしょ

車・ＴＶ・電気・ガスなど文明の利器を拒絶し、大地に根ざして、簡素な暮らしに充足する人たち。彼らの生活と信仰の実際の姿を訪ね、現代文明の危うさを考える。

1,650円

アーミッシュの人びと…

日本の近代社会の形成にキリスト教教育は大きな役割を果たしてきたが、世俗化によって宗教と人間教育が分離され、学問は精神的基盤を失いつつある。グローバル化が進む「第三の変革期」において、日本のキリスト教はどのような今日的意義を持ち、キリスト教主義学校にはどのような可能性が残されているのか。青山学院院長、キリスト教学校教育同盟理事長を務めた著者による、価値ある考察と提言をまとめた講演集。

1,870円

大学にキリスト教は必要か…

男と女とは何か、ほんとうのしあわせとは何か。エデンの園が登場し、アダムが神によって造られ、アダムのあばら骨から「女」が造られる。わずか２２節のテキストが人間の根源的な問題を考えさせてくれる。

1,980円

創世記を味わう（3（創世記2：4-25））…

聖書の重要な用語の使い方、引用箇所、その頻出度、さらに比較対照などを、聖書全体から考察する手助けをするのが、聖書語句索引、コンコルダンスである。収録項目は約３０００、関連の収録聖句は約２万８０００。見出し語はゴチック体で表記し、五十音順に排列。

2,750円

新共同訳聖書コンコルダンス…

2014年に創刊された本誌は、第9号となる今号から日本聖書翻訳研究会の機関誌となり、査読制が導入されました。 今号には、高橋洋成、辻学、川崎千里、遠藤佳那子各氏の論文を掲載しているほか、第1号〜第8号までの総目次、同研究会のこれまでの活動報告、研究会規約、応募規定、執筆規定を収録しています。 巻頭言 阿部包「創刊10年にあたって」 論文 高橋洋成「聖書ヘブライ語の「極性疑問ー応答表現」に見る焦点構造」 辻学「死者への宣教（一ペト3:19; 4:6）をめぐって」 川崎千里「ラテン語翻訳聖書とアウグスティヌス」 遠藤佳那子「文語訳聖書における「死ねり」」 ※巻末に活動報告、総目次、規約、応募規定、執筆規定、執筆者紹介を記載

1,540円

New聖書翻訳No.9

本書は、月刊誌「家庭の友」（サンパウロ発行）に５年間にわたって連載された原稿を加筆修正してまとめたものである。聖書の中でイエスが語られる「たとえ」話に関する解説が、イエスの思いに触れ、味わうことができるように簡潔にまとめられている。日々の生活の手引き書として最適である。

1,320円

主は「たとえ」で語られた（vol．2）…

「私こそは主、あなたの神だ！」イスラエルに与えられた神の律法は、現代を生きる私たちに何を語りかけるのか？神と人間の人格的関係に基礎づけられた確かな慰めと指針として「十の言葉」を説き明かす。キリスト教放送ＦＥＢＣで好評を博した講解の待望の書籍化。

2,750円

神のみ前に立って

貧困・差別・若者たちの不安ーー社会の現実に直面する中で、イエスの福音を掲げるとはいかなることか。気鋭の5人が、すべての人が人として大切にされる福音の実りを求めて、熱く語る。 目次 1　聖書の「愛」とは「人間を大切にすること」--本田哲郎×編集部 　　　　　宗教ではなく福音、神は底辺で働かれる、 他 2　経済学からーー浜 矩子×本田哲郎　 　　　　　成長よりも分配を、 「美しく優しく」という排除の論理、 他 　　 3　社会学からーー宮台真司×本田哲郎 　　　　　「自発性」じゃなくて「内発性」だ、 異質なものに出会えるか、 他 　　 4　フェミニスト神学からーー山口里子×本田哲郎 　　　　　「憐れむ」ではなくて「共感共苦」、 聖書の読み方、 他 5　キリストは、すべての人に働いているーーM・マタタ×本田哲郎 　　　　　格差を生んでしまう教会、 「まあ、しゃあないわ」、 他 このページの先頭へ

1,650円

本田哲郎対談集・福音の実り　互いに大切にしあうこと…

四福音書間で時間の推移や登場人物、そして描かれる出来事まで異なるイエスの受難物語。「歴史」の中で本当に起こったことは何か？本書は、各福音書の受難物語の神学的特徴を踏まえつつ、第二神殿時代のユダヤ文献や当時のローマの法制度といった歴史資料を縦横に使いながら、その歴史的再構成を試みる。ユダヤ人聖書学者であり、死海文書研究の第一人者として知られる著者が、「歴史の真実」に迫る。

1,980円

イエスの受難

時代を超えて語り継がれる子どもたちに聞かせたい３６５話のショートストーリー。

3,080円

ベッドタイムストーリーズ365…

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