今号の臨床特集は「睡眠」です。電気が開発され各段に快適になった生活を喜んだ時代から、日本は今や自然のサイクルとかけ離れた“不眠大国”と言われる状況へ進んできています。生活習慣病をはじめとする心身の不具合も睡眠の質がベースに潜み、疾患を治療するだけでは根本治療にならないこともわかってきました。では、良い睡眠を実現するにはどうしたらいいか。睡眠のメカニズムを始めとする東西両医学からの指摘とともに、鍼灸あん摩マッサージ指圧・漢方など非薬物療法によるアプローチを紹介しました。 あとはとき13号：日本では、少なくとも江戸時代から視覚障がいの鍼師が活躍し、将軍の治療をする者もいました。現代のあはき業界では、晴眼者と視覚障がい者が同じカリキュラム・同じ資格で活動しながら、日常的な接点は乏しいように思われます。共に業界の未来を考えるために、視覚障がい者団体や支援教育などに携わる先生方にお話をお聞きしました。 誌名『Tehamo』は、「て」「はり」「もぐさ」を意味する造語です。あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の皆さまに向けて情報を発信していくこと、そして医療者の皆さま、患者さんたちとつながるツールでありたいとの思いを込めています。 誌面は、臨床と時事の 2 部構成になっています。臨床面では『鍼灸Osaka』を、時事面では『あとはとき』を踏襲・発展させています。

2,310円

Tehamo　3号　睡眠障害を治療する・あはきと視覚障が…

『東洋医学古典　鍼灸資生経　下巻』は、黄龍祥(こうりゅうしょう)によると1180〜1195年ごろに書かれたと『鍼灸名著集成』に書かれている。本書には『素問』や『霊枢』の引用は勿論のこと、『鍼灸甲乙経』、『備急千金要方』、『千金翼方』、『外台秘要』、そして同時代の『銅人腧穴鍼灸図経』までが引用されている。ということは『銅人』が出版された後に本書が出版されたことになる。執筆者は南宋の太監(たいかん)（宦官）だった王執中である。ちなみに『鍼灸名著集成』に編纂された『鍼灸資生経』は誤字や脱文が多く、翻訳の参考程度に参照した。なお本書には、原文に小文字で書かれた部分があるが、それは（）で括り、翻訳した部分は［ ］で括るようにした。また訳の部分は書体を変えた。『甲乙経』は「こういつきょう」でなく「こうおつきょう」、『銅人腧穴』でなく「どうじんしゅけつ」ではなく「どうじんゆけつ」とした。そしてフリガナは燎原の『漢方用語大辞典』と学研の『漢字源』を参考にした。現在はオリエント出版の『鍼灸資生経』が入手困難なので、本書に原文を付けた。下巻は、巻四から巻七までを収載した。

5,720円

東洋医学古典　鍼灸資生経　下巻…

『東洋医学古典　鍼灸資生経　上巻』は、黄龍祥(こうりゅうしょう)によると1180〜1195年ごろに書かれたと『鍼灸名著集成』に書かれている。本書には『素問』や『霊枢』の引用は勿論のこと、『鍼灸甲乙経』、『備急千金要方』、『千金翼方』、『外台秘要』、そして同時代の『銅人腧穴鍼灸図経』までが引用されている。ということは『銅人』が出版された後に本書が出版されたことになる。執筆者は南宋の太監(たいかん)（宦官）だった王執中である。ちなみに『鍼灸名著集成』に編纂された『鍼灸資生経』は誤字や脱文が多く、翻訳の参考程度に参照した。なお本書には、原文に小文字で書かれた部分があるが、それは（）で括り、翻訳した部分は［ ］で括るようにした。また訳の部分は書体を変えた。『甲乙経』は「こういつきょう」でなく「こうおつきょう」、『銅人腧穴』でなく「どうじんしゅけつ」ではなく「どうじんゆけつ」とした。そしてフリガナは燎原の『漢方用語大辞典』と学研の『漢字源』を参考にした。現在はオリエント出版の『鍼灸資生経』が入手困難なので、本書に原文を付けた。上巻は、巻一から巻三までを収載した。

4,400円

東洋医学古典　鍼灸資生経　上巻…

鍼灸用語の呼称、解釈の統一化と、正確・詳細な辞書を必要とする業界の声に応えた鍼灸辞典。巻末に日本と中国、世界の医学史年表、および用語索引を収録。 【凡例】 1．鍼灸、漢方、現代医学、心理学、関係法規、社会福祉その他関連のあるものを選んで収蔵した。 2．用語は日本医学会編『医学用語辞典』『漢方医学事典』『解剖学用語』『生理学用語辞典』などを参考に、慣用語を選んだ。 3．一般医学用語と鍼灸・漢方関連用語と区別をするため、鍼灸・漢方関連用語には、すべて（　）内にひらがなで読み方を付した。 4．外国語については、すべてカタカナ標記とし、英語もしくは外国語を併記した。 5．配列はすべて標音五十音順によった。 6．説明文中、2つ以上異なる意味のあるものについては、1．2．として別記した。 7．「→」は、別掲の同義語および対語、関連性の強い語彙を示している。 8．巻末に一般医学用語、鍼灸・漢方関連用語別の索引、および鍼灸医学史年表を付けた。

5,940円

鍼灸医学辞典

998円

医道の日本（2020．4（Vol．79　N）…

第１８回〜第２７回国家試験の全問題を収録！科目別＆「国家試験出題基準」項目順に、全問題を分類！冊子タイプの付録に、試験当日と同じ通し問題を３年分収録！

4,730円

徹底攻略！国家試験過去問題集あん摩マッサージ指圧師用（2…

998円

医道の日本（2017．11（Vol．76）…

中国最古の医書。「素問」とともに「黄帝内経」を構成している。 鍼灸の実際的な臨床医学について述べている。「素問」に比べて内容が新しく、体系的に整理されている。 本書は、現代語訳にある全八十一の項目の原文である。 まえがき 霊枢・九鍼十二原 霊枢・本輸 霊枢・小鍼解 霊枢・邪気臓腑病形 霊枢・根結 霊枢・寿夭剛柔 霊枢・官鍼 霊枢・本神 霊枢・終始 霊枢・経脈 霊枢・経別 霊枢・経水 霊枢・経筋 霊枢・骨度 霊枢・五十営 霊枢・営気 霊枢・脈度 霊枢・営衛生会 霊枢・四時気 霊枢・五邪 霊枢・寒熱病 霊枢・癲狂 霊枢・熱病 霊枢・厥病 霊枢・病本 霊枢・雑病 霊枢・周痹 霊枢・口問 霊枢・師伝 霊枢・决気 霊枢・腸胃 霊枢・平人絶穀 霊枢・海論 霊枢・五乱 霊枢・脹論 霊枢・五癃津液別 霊枢・五閲五使 霊枢・逆順肥痩 霊枢・血絡論 霊枢・陰陽清濁 霊枢・陰陽繋日月 霊枢・病伝 霊枢・淫邪発夢 霊枢・順気一日分為四時 霊枢・外揣 霊枢・五変 霊枢・本臓 霊枢・禁服 霊枢・五色 霊枢・論勇 霊枢・背腧 霊枢・衛気 霊枢・論痛 霊枢・天年 霊枢・逆順 霊枢・五味 霊枢・水脹 霊枢・賊風 霊枢・衛気失常 霊枢・玉版 霊枢・五禁 霊枢・動輸 霊枢・五味論 霊枢・陰陽二十五人 霊枢・五音五味 霊枢・百病始生 霊枢・行鍼 霊枢・上膈 霊枢・憂恚無言 霊枢・寒熱 霊枢・邪客 霊枢・通天 霊枢・官能 霊枢・論疾診尺 霊枢・刺節真邪 霊枢・衛気行 霊枢・九宮八風 霊枢・九鍼論 霊枢・歳露論 霊枢・大惑論 霊枢・癰疽

3,080円

淺野 周 校正　霊枢 原文（鍼経）…

3,520円

鍼術上達講座2刷

6,820円

国家試験徹底分析柔道整復学第3版…

本書は、5 つの重要な針灸の歌賦（かふ）、「四総穴歌」「長桑君天星秘訣歌」「勝玉歌」「百証賦」「主病針灸要穴歌（医宗金鑑）」を解説 したものである。歌賦は、歴代の針灸医の治療経験を詩歌の形式に簡潔にま とめた言わば「口訣（くけつ）」であり、穴（つぼ）の運用のコツである。「口訣」とは 日本漢方においては、処方運用のコツを記したものであり、実際の治療に役 立つために非常に重視している。本書では初学者にも理解しやす いように、原文を和訓し注や訳、図を記した。穴の位置や図については、読者の便を考慮して重複を恐れず繰り返し記載した。 （序文より） はじめに 第1章 四総穴歌解説 第2章 長桑君天星秘訣歌解説 第3章 勝玉歌解説 第4章 百証賦解説 第5章 『医宗金鑑』主病針灸要穴歌解説 〈穴名索引〉

2,750円

入門針灸学II　歌賦解説…

リフレクソロジーと指圧はツボの科学に由来するもので、従来の方法を補完する実践 的なセラピー。エネルギーを活性化し、日常の不調に対処する為の基本テクニックを 丁寧に紹介。 とらえ方基本 歴史 現代生活とリフレクソロジー リフレクソロジー 指圧 トリートメント

1,760円

リフレクソロジーと指圧…

3,630円

実践押圧マッサージ療法…

2,200円

導引口訣鈔

8,800円

DVD＞痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR…

他に類を見ない「理療教育」に特化した内容。はり師きゅう師あん摩マッサージ指圧師ー理療臨床、理療基礎研究、理療科教員養成の指導者の立場にある１１人が渾身の執筆。これまで文字にすることなく先輩から後輩へ伝えられた理療教育の知見、経験を言語化。

2,970円

理療教育学序説

24の各種手技療法を取材し一挙に紹介。治療家に特色と幅をもたせ、治療経営発展にもつながる特集。他にも、「鍼灸臨床ここがポイント」「ホリスティック医学」「父を語る」「有名人インタビュー」など、魅力いっぱいの記事を満載。 特集1　併用してみたい手技療法 AKA（関節運動学的アプローチ） オイルマッサージ カイロプラクティック キネシオテーピング PNF（固有受容性神経筋促通法） ローリング療法 足の反射療法 アロマテラピー 磯谷式力学療法 SOT（仙骨・後頭骨テクニック） オステオパシー 川井筋系帯療法 ゴムバンド運動療法 三軸修正法 身体均整法 スパイラルテーピング 整膚術（徐堅式健康法） 操体法 推拿療法 足底挿板療法 足心道 ビワの葉温熱療法 楽健法 リンパ系スポーツマッサージ 特集2　ホリスティック医学　-アメリカのこれまでの動向と日本の具体例 NIHの代替医学研究の動向（ダニエル・エスキナッチ） 日本でのホリスティックなアプローチの実践例 心身一体療法研究所 穂高養生園 特集3　鍼灸臨床　ここがポイント 失敗から得たよろずポイント集（小川卓良） 変形性膝関節症の鍼灸臨床（加島郁雄） 疼痛表現（金子朝彦） 腰椎椎間板ヘルニア（首藤傳明） 置鍼して関節運動をすると効果が高まる（西田皓一） 腰・下肢痛の治療はここがポイント（保科省三） 頚椎症性神経根症に「側頚」の刺鍼が有効（松本弘巳） 鍼灸とめまい・耳鳴りなど（三島泰之） ≪父を語る≫ 井上恵理・越すに越せない雲表の人（井上雅文） 木下晴都・親父は鍼灸の鬼（木下典穂） ≪インタビュー　この人に聞く≫ 喘息からの解放（吉行和子） スケート生活を変えた治療家との出会い（黒岩彰） ≪わが心の一書≫ 神谷美恵子『人間をみつめて』（後藤修司） 森立之『素問攷注』（島田隆司） 砂原茂一『医者とくすり』（出端昭男） 澤潟久敬『医学概論』（西條一止）

2,750円

併用してみたい手技療法…

2022年から発効するWHOの国際疾病分類(ICD-11)には、伝統医療の章(26章モジュールI・日中韓の伝統医療)が収載されました。今後はモジュールII以降で他の地域の伝統医療が追加されていく予定ですが、これは世界の約8割の国や地域で伝統医療が活用されていることを反映したものです。日本にいますぐ活用できる伝統医療という選択肢があることを、一般の方に、よりよく説明するための言葉を耕す必要がありそうです。そのための試みとして、今号では臨床家・研究者の方々による世代を越えた座談会を行いました。 座談会／戸ヶ崎正男・松田博公・小野直哉・金井友佑・横山浩之 伝統医療のことばを探す 『黄帝内経』〜「天地と共に在る」生き方の書／松田博公 便秘とはりのQ＆A あはきとマーケティング6　あはきの認知とブランド化を進める社会的責任視点のマーケティング 国際標準化は誰のためか JLOMを応援して下さい！

998円

あとはとき　第9号　伝統医療のことばを探す…

COVID-19の流行で社会生活が制限されるようになって半年。このような時期、自由にできるのは、本を読んだり、想像を巡らせてみることではないでしょうか? あはきのより良い未来を思い描いてみる機会なのかもしれません。今号では、楽しい想像のヒントになりそうなトピックを集めました。 あはきの近未来 あはきとあはき師、あはき業界を巡る　15の提案 インタビュー／坂部昌明　あはき法と医業類似行為をめぐる未来の裁判について考えてみる インタビュー／小野直哉　あはきの未来を考えるヒント インタビュー／横山浩之　あはきの未来を考えるための歴史の調べ方 （公社）全日本鍼灸学会安全性委員会Presentsはりきゅうの安全性　8はり あはき師臨床実習指導者講習会より　番外編　COVID-19対応下での指導について考えるーオンライン授業とコミュニケーションー あはきとマーケティング5　強みを伝えるためのマーケティング論〜パブリック・リレーションズについて〜 JLOMによるISO／TC249鍼灸関連活動／若山育郎 JLOMを応援して下さい！

998円

あとはとき　第8号　あはきの近未来…

本書は、Ｄｒ．Ｇｕｎｎの痛みの理論を提示するとともに、痛みの治療の実際的なマニュアルともなっている。

7,370円

筋筋膜痛の治療

第二次世界大戦の後、日本国憲法が制定され、その下であはき法が成立したのが1947年の暮れです。それから73年、あはき業界にはさまざまな出来事がありました。今号では、そうした出来事に直接関わったり、目撃したり、特別な関心を持つことになった先生方に、2021年現在の視点からコメントしていただきました。年表の文字だけではわからない、あはきの歴史のリアルな姿が垣間見えるでしょうか？ あはき現代史と私 あはきとマーケティング7最終回　あはきの歴史と将来を医療マーケティング視点で考える 日本東洋医学サミット会議（JLOM）における鍼灸の現状 JLOMを応援して下さい！ あはき師臨床実習指導者講習会より5最終回　これまでのおさらい

998円

あとはとき　第10号　あはき現代史と私ーあはきの「これま…

＜特集＞今こそ『補腎』！ ＜口絵＞ 元禄7年（1694）製・木彫玉眼銅人形 ─讃岐に伝存する諸脈交会画法による木像の逸品─/長野仁 ・口絵解説 四国医療専門学校所蔵の〈木彫玉眼銅人形〉について/長野仁 ＜特集＞今こそ『補腎』！ ■座談会1 より良く生きるための『補腎』/萩原圭祐,村田守宏,福田徹,山本亜沙子,江川雅人 ■アラカルト ・『内経』から補腎を考える/宮川浩也 ・健康寿命と漢方〜補腎について/三谷和男 ・積聚治療における補腎とは/森孝史 ・適切な"補腎"を確実にするために〜自然の摂理に逆らわないアンチエイジング〜/関健治,堀内齋毉龍 ・首藤流鍼灸術による補腎へのアプローチ/村田守宏 ・女子胞力を磨く -補腎の観点を中心として/米山章子 ・腎の役割と補腎/大上勝行 ・補腎において鍼灸治療を考える/加賀美雅恵 ・小児治療における補腎の必要性について〜考察から治療まで〜/菊谷敏士,小笹真希 ・補腎ーこころもカラダも健全で長生きするためにはー/戸ヶ崎正男 ・「しゃっくり」の治療から〜散ずる鍼を尋ねて〜/南谷旺伯 ＜インタビュー＞ 蓬の栽培から/松本毅 ＜寄稿＞ ■偽皮内鍼の信憑性テスト/花原容成,七道利幸 ■全日本鍼灸学会誌での刺絡論文取り扱いについて/小川卓良 ＜リポート＞ ■WFAS Houston 2014 Acupuncture & Integrative Medicine Conference 参加報告/増山祥子,若山育郎 ■刺絡を中国・韓国の動きとISO から見る/小野泰生 ＜連載＞ ■ブレイクタイム40 ご先祖は針医者ー乱歩/尾川裕子 ■鍼灸技術の構築に向けて5 鍼灸エビデンスに親しんだ筆者ら世代の役目ー医学部大学院生への講義を通してー/古屋英治 ■生産地フィールドワーク余話（後編） 日本のもぐさの里を訪ねて/形井秀一 ■栄養学のはなし9 エネルギー代謝/片山洋子 ■身近に！漢方11 柿/須藤岳大 ■実録AcuPOPJ 普及啓発作業部会6 IT と鍼灸臨床の両輪で鍼灸の普及啓発に携わる/猪狩賢二

2,136円

鍼灸OSAKA　115号　今こそ『補腎』！…

998円

医道の日本（2018．3（Vol．77　N）…

3,080円

リフレクソロジー生活…

2,200円

元返し療法

本書は２年前に翻訳した最新徒手医学（痛みの診察法）の治療編である。編著者であるＪｉ〓＠７ＡＡＤ＠ｒ´ｉ　Ｄｖｏ〓＠７ＡＡＤ＠ｒ´ａｋとＶ´ａｃｌａｖ　Ｄｖｏ〓＠７ＡＡＤ＠ｒ´ａｋ両博士らは脊椎ならびに四肢関節の生体力学に由来する機能的障害という一連の症候が特別な原因疾患のない非特異的な疼痛と関連性が深いことを明らかにした。さらに、彼らはこの非特異的な疼痛と器質的疾患による痛みとを鑑別して科学的に理論付けをした徒手医学の治療体系を確立した。本書は、それらをまとめたものである。

22,000円

最新徒手医学

2,200円

指圧のすすめ

8,580円

医家のためのわかりやすい鍼治療…

2,200円

自分でできる正体法

1,100円

長谷式足裏湿布〜健康法〜…

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