死体検案や法医解剖の現場に携わる方々に向けて，判断や記録に必要な知識をわかりやすく解説しています．初版の刊行から20年以上にわたり，臨床医，法医学者，検案医，警察・司法関係者，そして法医学を学ぶ医学生など，幅広い読者に支持されてきました． 改訂第4版では，近年の法制度の改正や社会的な変化をふまえて，死因究明等推進法の施行や高齢者の検案例の増加，災害時の検視・検案，死後CTや薬毒物中毒の現状など，現場で求められる課題に対応できるよう，記述をアップデートしています． 基本的な構成や実務に根ざした視点は第3版を引き継ぎながらも，項目の整理や表現の見直しを行い，必要な情報をすぐに探しやすいよう工夫しています． 内容は，死体検案，法医解剖，死因の判定，死体の変化，書類の作成，個人識別など多岐にわたります．特に，「死体検案書の記載」「大規模災害時の検案」や，「小児・中毒死・焼死・感電死」など判断が難しいケースにも焦点を当てています．また，簡易検査法や生活反応の見分け方など，実際の現場ですぐに役立つ知識も数多く盛り込んでいます．

9,680円

検死ハンドブック

はじめて法医学を学ぶ学生を対象に執筆，編集した教科書の改訂7版．初版から受け継がれた編集方針は変更せず，昨今の医学教育の変化に対応できるようアップデートした．医学教育の改革に伴い，医学教育モデル・コア・カリキュラムが改訂され，医師国家試験や共用試験における法医学の重要性が高まっている．7版では医学教育モデル・コア・カリキュラムとの関連性を強調し，過去の試験問題も含めて解説を充実させた．また，急速な社会構造の変化や医療の進展に対応し，法医学の知識が在宅医療などでも重要であることを認識できる内容になっている． 第一線で活躍する執筆者による，学生のみならず，臨床医をはじめ死因究明などに携わるあらゆる分野の方々にご活用いただける一冊．

6,050円

学生のための法医学

2,640円

警察官のための死体の取扱い実務ハンドブック…

定評ある法医学の教科書、全編カラー化の改訂第8版。死因究明等推進基本法、死因・身元調査法などの新法や、医療事故調査制度についての解説を追加。現代の法医学にかかわる重要なトピックスをコラムとして盛り込み、付録として死亡診断書（死体検案書）の書き方を収載。医学生・研修医のみならず一般臨床医にも役立つ知識を詰め込んだ一冊。

6,050円

標準法医学 第8版

7,700円

死体検案ハンドブック第4版…

●死体現象や死因，DNA検査，賠償科学といった法医学が扱う領域を広範に解説．身元確認や児童虐待の対応に必須の法歯科医学の内容も詳述した． ●改訂では，社会的関心の高まっている虐待症候群（DV，児童虐待，高齢者虐待等）を充実させ，捜査関係者や福祉関係者に役立つ一冊． ●生命科学や分析化学の進展を背景にした法医診断学（DNA分析等）や，臓器移植や生殖補助技術といった先端医療にまつわる最新知見を導入．新規カラー写真や図表も多数収載し，法医実務にも役立つよう編集． 第1章　法医学概論 第2章　死の判定と死因 第3章　死体現象 第4章　死因 第5章　中毒（法中毒） 第6章　性と法医学 第7章　血液型と個人識別 第8章　現代社会と法医学の接点 第9章　医と法

9,680円

NEWエッセンシャル法医学第6版…

救命、看取り、検視、解剖、起訴、判決の場面で、事件・事故・虐待による死、過労死、突然死、尊厳死等、死を理解する途を症例・判例を基に学べる「法医学書」。 序文 第1章　異常死と死因究明制度 第2章　死亡診断書・死体検案書ーー死因の考え方と書き方 第3章　死体現象 第4章　内因性急死、突然死 第5章　労災と過労死 第6章　損傷総論 第7章　頭部外傷と脳出血 第8章　胸腹部内臓損傷、脊椎・脊髄損傷 第9章　ショックと関連する病態および塞栓症など 第10章　交通事故損傷 第11章　窒 息 第12章　胎児、新生児、出産をめぐる諸問題 第13章　児童虐待、高齢者虐待、家庭内暴力 第14章　異常環境 第15章　中 毒 第16章　医療上の個人情報の取扱い 第17章　医師の法的義務、刑事医療事件 第18章　民事医療紛争

4,950円

ケースから読み解く法医学…

◆法律が実際の司法の現場でどのように使われているのか、具体的事例を用いて学ぶテキストー「第1部 導入編」、「第2部 基礎編」、「第3部 実践編」として段階的に学ぶ - 最新情報に対応の改訂第2版◆ 法人の死が関わる法律問題を解決するにあたって、死因究明が果たす役割を意識しつつ、司法の現場で必要とされる法律知識について、具体例を用いて、初学者にもわかりやすく説明する好評書の第2版。各章冒頭に「本講の目標」を掲げ、また、本文ではCaseを使って具体例を示し、各章末では「本講のポイント」を掲げて、学んだ知識を復習・整理できる。

1,980円

テキストブック法律と死因究明（第2版）…

養老孟司氏が解説! 「ページをめくる手が止まらない! 」タイムズ紙 世界中が絶賛!63万部!! 9.11テロ事件、ダイアナ元妃の事故、バリ島テロ… その他、実際の犯罪や事故による様々な検死・解剖のほか、 他殺に見える自殺遺体や、老衰と思われた毒殺事件など、 ミステリー小説を超える究極のノンフィクションがついに上陸!

2,970円

不自然な死因

看護の業務拡大の一環として，在宅・施設などにおける看取りにおいて看護師が死亡診断業務の一端を担うことになり，その他，救急医療の現場などでは被虐待児・高齢者，性犯罪被害者への対応など看護師が必要とされる場面が多い．実際，このような社会的事案に対して看護師が活躍する場が増えており，被害者に対する心のケアや家族を亡くした人に対するグリーフケアをシームレスに行うことが求められる．本書はそれらの社会的事案に遭遇した際に看護師がどのように対応すべきかを概説した一冊．

3,520円

法医看護学

3,960円

事例でわかる死亡診断書・死体検案書記載の手引き…

真実を見る．いのちを考える法医学！ 社会情勢のさまざまな変化により，死亡の原因究明に法医学が期待される場面が増えています．2020年から世界的に多数の死者が出ているCOVID-19（新型コロナウイルス感染症）の法医病理学的な記述も含めた最新の情報と，医学生が学ぶうえで必要とされる法医学の歴史と今後の課題について，グラフや写真を使い，コンパクトにまとめて解説しています．また，巻末には関連法規をまとめて収載しており．学生だけでなく検死と関わる方の参考書としても活用できる一冊です． 【目　次】 第1章　法医学総論 1．法医学の社会的役割と歴史 2．法医学の業務・鑑定 3．法医解剖と解剖資格 第2章　個体死・死体現象 　1．個体死 　2．死体現象 第3章　内因による死 1．突然死（内因性急死） 2．小児の突然死 第4章　外因による死 1．損傷 2．窒息 3．異常環境による死 4．中毒 第5章　小児の法医学 1．嬰児殺 2．児童虐待 第6章　性に関する法医学 1．妊娠，分娩，中絶 2．性の決定とセクシュアリティ 3．性犯罪 第7章　犯罪と心理 1．犯罪原因論 2．犯罪被害者の心理 3．殺人の心理 4．性犯罪の心理 5．犯罪者プロファイリング 第8章　遺伝形質と親子鑑定 1．血液型 2．DNAの多型 3．親子鑑定 第9章　物体検査と個人識別 1．物体検査 2．個人識別 第10章　死亡時画像診断 第11章　死体の検査と事務的処理 1．異状死の判断と死体検案 2．大規模災害時の法医学的対応 3．死亡診断書（死体検案書）の作成 第12章　医と法 1．医師に必要な法律概念 2．医師の法的地位 3．医師と患者の関係 資料　関連法規集 1．医師法 2．医師法施行規則 3．医療法 4．刑法 5．医師法施行規則 6．刑事訴訟法 7．児童買春，児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律 8．民法 9．戸籍法 10．民事訴訟法 11．弁護士法 12．死体解剖保存法 13．警察等が取り扱う死体の死因又は身元の調査等に関する法律 14．医学及び歯学の教育のための献体に関する法律 15．食品衛生法 16．検疫法 17．麻薬及び向精神薬取締法 18．覚醒剤取締法 19．あへん法 20．大麻取締法 21．サリン等による人身被害の防止に関する法律 22．臓器の移植に関する法律 23．母体保護法 24．保健師助産師看護師法 25．予防接種法

6,050円

法医学

法医学の現場から解き明かす、生と死の境界線 ●法医学の第一線で活躍してきた著者が、その豊富な経験と知見をもとに、突然死や児童虐待、孤立死など、法医学が関わる様々なケースを丁寧に解説。 ●生と死の境界線から脳死、医療事故、災害時の死体検案まで、現代社会が直面する重要な課題に切り込んでいる。 死因究明の現場で培われた確かな視点と、学者としての深い洞察から、生命の尊厳と社会の在り方を問いかける一冊である。医療関係者はもちろん、法律家や一般の方にも、死生観を深める貴重な知見を提供している。 【目次】 第1章　生と死の境界線 第2章　脳死 第3章　死亡診断 第4章　看取りの場での工夫 第5章　死因究明の実践

3,520円

死因究明の科学 法医学的アプローチから見る生命の終焉…

7,480円

あたらしい検案・解剖マニュアル…

刻まれた傷跡と隠された死因。 死してなお語りつづける骨たちの声に耳を澄ますーー。 DNA鑑定も利かないとき、「骨」の分析は最後の砦。 解剖学・法人類学の世界的権威が冷静な筆致で解き明かす、人体の不思議とそれを支える骨に秘められた多様性とは？ 生々しい犯罪捜査の実録譚も収録した迫真のドキュメント。 《頭蓋骨〜足先のあらゆる骨片から遺体の身元と人生の物語を読み解く、スリリングな知的エンターテインメント》 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 本書はみなさんを、人体を巡る旅にお連れする。 人の人生や経験がいかに骨に書き込まれているか。 その物語を科学の力でどんなふうに明らかにするか。 そこではきっと、驚くような事実に出合えるだろう。 まさに、事実は小説より奇なり。 ■序章………骨格 第一部　〈頭部〉頭蓋骨 ■第一章……脳の容れ物（ブレイン・ボックス）──脳頭蓋 ■第二章……顔──顔面頭蓋 第二部　〈体〉頭蓋骨後中軸骨格 ■第三章……背骨──脊柱 ■第四章……胸──胸郭 ■第五章……喉──舌骨と喉頭 第三部　〈四肢〉頭蓋骨後付属肢骨格 ■第六章……胸帯（肩帯） ■第七章……骨盤帯 ■第八章……長骨 ■第九章……手 ■第十章……足 ▶尾部 ▶謝辞 ▶訳者あとがき

2,640円

骨は知っている

7,700円

臨床法医学テキスト第2版…

4,180円

隠された真相を暴け！クイズなるほどthe法医学…

科学鑑定をおこなう法科学ラボラトリーの実態を，文化人類学的なフィールドワークの手法を用いて，詳細に分析・解明した民族誌研究．犯罪捜査や裁判に利用される法科学の特性に着目し，ラボ内の実践から国際関係まで，法と科学の複雑で多層的な相互作用を描く． 第1章　科学鑑定を観る視座ーーラボラトリーに分け入る 1　法科学とは/2　法科学の歴史/3　法科学に関する科学技術社会論（STS）研究/4　ラボラトリー鑑定分野の複雑性へ/5　ラボラトリー研究の体系ーー本書の分析枠組み 第2章　科学鑑定の現場ーーニュージーランドの法科学研究所ESR 1　調査対象の背景/2　法科学業務/3　犯罪に関するデータと制度/4　調査方法 第3章　法科学ラボ内の標準化ーー品質保証におけるマニュアルの作用 1　マニュアルと科学的活動/2　法科学ラボにおける品質保証/3　マニュアルの戦略的利用/4　現実の複雑さへの対応 第4章　科学の異種混合性ーー異なる鑑定分野はどのように協働するか 1　形か，数か/2　定性的鑑定分野ーー銃器鑑定/3　定量的鑑定分野ーーDNA型鑑定/4　二つの「文化」としての定性的科学と定量的科学 第5章　法科学分野間の標準化ーーDNA型鑑定が変える実践の形 1　科学の協働研究/2　法科学における協働/3　法科学の「DNA型鑑定化」/4　変化する協働の形 第6章　法科学ラボの国際的標準化ーー科学鑑定の地域性への対応 1　国際的標準化/2　法科学の地域性/3　地域性と国際性の対立/4　国際的監査という戦略/5　普遍的な科学鑑定に向けて 第7章　法科学の「科学化」--なぜ法科学ラボの実践は標準化されるのか 1　ラボの多様性/2　犯罪現場の復元/3　法科学の「科学化」/4　科学の理想と現実の齟齬 第8章　ラボラトリー研究を超えてーー結びにかえて 1　法と科学の交錯/2　科学のさらなる理解のために An Ethnography of Forensic Science: Practices in the Forensic Laboratories of New Zealand Mai Suzuki

6,820円

科学鑑定のエスノグラフィ…

6,050円

New法医学・医事法

3,850円

身近な法医学改訂3版

◆法律は実際の司法の現場でいかに使われるか◆ 法律が実際の司法の現場でどのように使われているのか、具体的事例を用いて学ぶテキスト【「第1部 導入編」・「第2部 基礎編」・「第3部 実践編」】。「死因究明」の役割を意識しつつ，人の死が関わる法律問題（刑事事件・民事事件）を解決するために必要な法的知識をやさしく解説。信頼の法学研究者と法曹実務家が共同した、法律学や法医学を学ぶ方々などに最適の書。 『テキストブック 法律と死因究明』 田中良弘・稲田隆司・若槻良宏 編著 【目　次】 ・はしがき ・刊行によせて ◆第1部◆導入編 ●第1章　法律問題と死因究明 1　ガイダンス 2　法律問題における死因究明の役割 ◆第2部◆基礎編 ●第2章　犯罪とは何か？ 1　はじめに 2　刑法の意義・特色・機能 3　犯罪の意義と成立要件 4　死因究明と深く関わる犯罪類型 ●第3章　刑事手続の概要 1　はじめに 2　捜査〜公訴の提起 3　公　判 ●第4章　刑事裁判と証拠法則 1　はじめに 2　証拠法則 3　自由心証主義 ●第5章　不法行為責任とは何か？ 1　はじめに 2　不法行為責任の成立要件 3　過　失 4　因果関係 ●第6章　民事裁判の概要 1　はじめに 2　民事裁判の基本原則 3　民事裁判の基本的な流れ ◆第3部◆実践編 ●第7章　捜査活動と死因究明 1　はじめに 2　捜査における死因究明の役割 3　捜査段階における死因究明 ●第8章　刑事事実認定と死因究明1 -事件性ー 1　はじめに 2　事件性の認定と死因究明 3　事件性が争われた具体的事例 ●第9章　刑事事実認定と死因究明2 -殺意ー 1　はじめに 2　殺意の認定と死因究明 ●第10章　刑事手続と死因究明1 -鑑定ー 1　はじめに 2　刑事手続における鑑定の役割 3　鑑定書のポイント 4　裁判員裁判における鑑定の取り扱い ●第11章　刑事手続と死因究明2 -証人尋問ー 1　はじめに 2　証人尋問の流れ ●第12章　民事紛争と死因究明 1　はじめに 2　医療事故における過失 3　医療事故における因果関係 ●第13章　民事事実認定と死因究明1 -過失ー 1　はじめに 2　民事裁判における過失の認定 ●第14章　民事事実認定と死因究明2 -因果関係ー 1　はじめに 2　民事裁判における因果関係の認定 ●第15章　民事裁判と死因究明 1　はじめに 2　民事裁判における立証活動 3　民事医療訴訟の具体的事例

1,980円

テキストブック法律と死因究明…

ベーシックな法医学テキスト。〔内容〕検視・検案／死亡診断書／死体現象／内因性急死／創傷／頭部外傷／交通外傷／環境異常障害／窒息／頸部圧迫／溺死／胎児・乳児／児童虐待／薬物／中毒／DNA／個人識別／歯／医師と法律／他

6,490円

臨床のための法医学 第6版…

7,480円

現代の法医学改訂第3版増補…

7,150円

法医裁判化学第3版

3,080円

法医学と医事刑法

7,480円

現代の法医学改訂第2版…

7,480円

死体検案ハンドブック改訂2版…

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