近年示されてきたように、ＡＤＨＤは成人になっても続くことがあり、情緒的、社会的、学業上、職業上の機能に深刻な影響をおよぼす可能性がある。本書で著者らは、子どもはもちろんのこと、特に成人のＡＤＨＤについてこれまで認知されずに困っていた人たちの例を挙げ、単なる技法の適用ではなく、個人の能力や生活状況を十分に考慮したうえでアセスメントを行い、治療を進めていくことの効用を説く。主要な文献を首尾よくコンパクトに展望し、ＡＤＨＤに対するエビデンス・ベイスト介入法の堅実な臨床的、学術的背景を示したうえで、ＡＤＨＤに関する研究の知と実践の技を明らかにした実践的で「読者が利用しやすい」ガイドブック。

2,640円

ADHD

2,750円

脳内環境辞典

2,420円

脳卒中・脳外傷者のためのお助けガイド…

摂食障害の病態は多様であり、各々の病態に合わせた治療が必要とされる。本書では、神経性食思不振症（ＡＮ）、神経性過食症（ＢＮ）、特定不能の摂食障害（ＥＤＮＯＳ）の疫学、診断、アセスメント、また、発症とその維持についての理論的モデルを解説し、臨床場面での認知行動療法を中心としたエビデンスに基づく治療法を提示する。

2,640円

摂食障害

2,640円

24時間医学で考える脳神経内科〜患者の1日を通して診る〜…

本書は代替コミュニケーションツールとしての機能だけでなく、失語症者が機能回復をはかる訓練教材として利用できることを意図して作られたものである。

10,450円

ボイスノ-ト

本書は、神経症・強迫神経症・衝動狂・性的倒錯・興奮者・軽佻者・欲動者・奇矯者・虚言者と詐欺師・社会敵対者（反社会的人格）・好争者などをテーマとしている。 アメリカの最新の診断基準DSM-IIIが主としてクレペリンに基づいているのは周知のとおりで、ここにとりあげた人格障害を例にすると興奮者・軽佻者・欲動者は、現代社会問題化している家庭内暴力を含む境界型および自己愛型人格障害にあてはまろう。（国際疾病分類ICD-10の最新案ではこの二型がなく、衝動性人格障害としてまとめられている。）これらの人格障害をはじめ、内因性・心因性の精神障害に関してアメリカを中心に最近進められた生物学的研究の多くは、クレペリンのこの教科書にさりげなく述べられているさまざまな経験的事実や、そこから導き出された仮説を最新の方法で科学的に洗い直すことであったといっても過言ではない。クレペリンの即物的（ザハリヒ）で克明な描写は完璧といってよいほど、種々の臨床像の明細をとらえている。 質素な北ドイツ出身で勤勉だったクレペリンには、南ドイツやオーストラリアの都会の若者たちはすべて精神病質に見えたのではないかと思えるふしが多々ある。何といってもクレペリンはプロテスタントの支配する新興国プロイセンの有能な官僚で、ゾラの「ルーゴンーマッカール叢書」などに描かれた当時の時代風潮の枠をこえることも、難しかったのである。したがって、本書の特に後半部は今日のわれわれにとって、精神医学的というよりはむしろ、風俗的文化的歴史的な参考あるいは警告の書としてきわめて有益であるように思える。（訳者あとがきから）

7,700円

強迫神経症【新装版】…

1,320円

患者さん・介護する方々と医療従事者をつなぐ脳卒中ガイドラ…

6,380円

プライマリーケアー医のためのめまい診療の進め方…

3,080円

みんなで学ぶパーキンソン病…

わが国の失語症患者に適用できる独自の検査を開発，標準化した．コミュニケーション障害患者，失語症患者に使用できる．失語症患者の治療法についても解説している． 【実用コミュニケーション能力検査（CADL検査）とは】　失語症における障害のレベルと実用コミュニケーション能力検査　実用コミュニケーション能力検査の流れ　【実用コミュニケーション能力検査（CADL検査）】　実用コミュニケーション能力検査検査用紙　実用コミュニケーション能力検査の実施法　【検査実施にあたっての留意点】　【検査結果の解釈と言語治療】　結果の解釈　実用コミュニケーション中心の治療法ー原則と実際　家族・周囲への働きかけ　【資料】　実用コミュニケーション能力検査の標準化　短縮版実用コミュニケーション能力検査　家族質問紙　失語症以外のコミュニケーション障害への応用：実例集　CADL検査についての質問と回答集　【付録】　検査用刺激カード・補助カード

6,194円

実用コミュニケーション能力検査増補…

PTに必要とされる「中枢神経障害」の知識を、豊富なイラストや図表でわかりやすく解説！ ●豊富なイラストや図表・写真を用いて、中枢神経障害に必要とされる知識について、コンパクトに、わかりやすく、初学者でもイメージしやすい内容でまとめたテキスト。 ●本書一冊で中枢神経障害に関連する、PT学生レベルで必要な内容を網羅して解説。 ●国内外の最新の論文の話題を扱う「トピックス」、臨床のヒントや工夫を掲載した「先輩からのアドバイス」で興味の持てる内容が充実。 ●養成校の学生のみならず若手の理学療法士が手にとっても参考になるよう工夫された内容。 【目次】 第1章　中枢神経系の構造と機能 第2章　中枢神経疾患の定義と臨床的病型 第3章　脳画像のみかた 第4章　脳卒中の回復メカニズム 第5章　脳卒中の評価(1) -運動機能、筋緊張、反射、疼痛などー 第6章　脳卒中の評価(2) -姿勢、動作分析、ADL、バランスなどー 第7章　各期における理学療法介入 -概論編ー 第8章　各期における理学療法介入 -臨床編ー 第9章　脳卒中患者の歩行機能再建 第10章　脳卒中と高次脳機能障害 第11章　脳血管障害における合併症 第12章　パーキンソン病の理学療法 第13章　脊髄小脳変性症の理学療法 第14章　多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症、ギラン・バレー症候群の理学療法 第15章　脳腫瘍および頭部外傷（脳挫傷）の理学療法

4,620円

イラストでわかる中枢神経障害理学療法…

3,960円

不安障害の臨床心理学…

本書は、失語症の患者さんのご家族のための役に立つことを目的に書かれました。そうした意図から「ホームケア」という書名を選びました。この目的のためにまず、失語症という病気や症状をどのように理解したらよいのか、治療やリハビリテーションにはどんなやり方があるのか、といった医療の問題から、話を始めます。次に、病院を退院した後のそれぞれのご家庭での生活ではどんな点に注意したらよいのか、といった家庭での介護の問題を考えます。さらには、職業復帰ができるためにどのような努力が必要なのか、あるいは地域社会での様々な活動にどのように参加したらいいのか、といった社会復帰の問題にもふれます。そして何よりも、言語障害をもつ患者さんにとっての、生活の喜びや生きがいをどのように考えたらいいのか、ということも取り上げました。

1,980円

失語症のホームケア

8,800円

症例から学ぶ神経疾患の画像と病理…

9,900円

脳保護・脳蘇生

1,980円

こころのメモ帳

27,500円

脳血管障害の解剖学的診断…

5,280円

認知リハビリテーション実践ガイド…

本書は、患者・家族向けとはいうものの専門家にも非常に役に立つ書物である。医学知識は医療供給者の独占でなく、医療受益者にも広く分かち持たれるべきだとする先進的医療態度がにじみ出た良書である。

2,860円

パーキンソン病とたたかう患者・家族へのガイド第4版…

6,600円

ペランパネルによるてんかん治療のストラテジー第2版…

これまでの神経心理学の知見と現在行われている研究の実態を包括的に理解するためのハンドブック。神経心理学の全領域を網羅する初めての事典で、内容は、神経心理学プロパーの領域から周辺の心理学や神経科学まで広く及び、記述も数行で終わる小項目から１０頁を超える大項目までさまざまで、末尾に参考文献が記されている大項目は、神経心理学の標準的なテキストの１つの章に相当する。

20,900円

神経心理学事典

7,700円

糖尿病性神経障害

現役の作業療法士が執筆・編集した本書は、脳卒中の管理で用いられる様々な技術や、作業療法士が担うあらゆる役割について述べている。各章は、早期介入や脳卒中ケアに対する理論的基礎などの重要項目から、運動・感覚・認知・知覚障害の管理まで多岐にわたって解説されている。どの章も読者にわかりやすい形式で書かれ、療法士がアセスメントや治療計画の事前に疑問点を本書で見直しできるように編集されている。

3,960円

脳卒中の回復期から生活期へつなぐ作業療法…

4,180円

はじめての臨床脳血管障害…

1,100円

脳梗塞と心房細動（Vol．5　No．2（2018）…

4,400円

失名辞

4,180円

PT・OT・ST・心理職のための高次脳機能障害・精神医学…

8,140円

ニューロロジカルリハビリテーション…

26,400円

失語症臨床ハンドブック…

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