本書は、著者の経験と豊富な文献をもとに、幻覚のすべてを論じ尽くした内容となっている。そして訳者もまた、長く幻覚に深い関心と興味を抱きつづけ、その成果がここに簡潔精緻な訳文となって結実した。盛られた内容は、幻覚の成因論はいうに及ばず、薬物因の幻覚から器質因の幻覚まで精神病理から治療にわたって臨床家が必要とする知識を網羅しており、また、豊富な文献も添えられているので、より深い理解のための手掛かりともなろう。臨床家にとっては、常に傍らにあって簡便に利用できる、この上ないガイドブックとなっている。

4,400円

幻覚の臨床

本書は、実験で確証された結果に基づいて、ＤＳＭ-ＩＩＩ-Ｒによって定義されたパニック障害、空間恐怖、社会恐怖、単一恐怖、恐迫性障害、心的外傷後ストレス障害、全般性不安障害の治療について展望したものである。中心となっているのは薬物療法、ならびに行動療法と認知療法の心理療法であるが、社会的側面も考慮され、社会技能訓練にも力点がおかれている。

4,912円

不安障害の治療

本書は最初に不安とうつの総論的記述から始まり、次いで不安とうつの薬物療法のあらましを紹介。そのうえで壮年期（男子）、更年期（女子）、老年期の３つのライフサイクル別に、各ライフステージの不安とうつの記述、治療ガイドライン、薬物療法の基本が述べられ、最後に症例が提示される仕組みとなっている。

3,850円

壮年期・更年期・老年期の不安とうつ…

本書は、司法精神医学全書の寄稿論文として、とりわけ法律家のために、ドイツ語圏の精神医学の研究方向と問題領域について簡潔に著したものである。

4,057円

ドイツ精神医学史

3,190円

精神科外来漢方

本書は、精神科臨床医、看護・保健・福祉の専門職、またプライマリーケアに当たる内科医を対象に、日常診療における老年精神医学知識普及のために編まれたもので、この領域におけるあらゆる臨床的知識が盛り込まれている。アメリカ老年精神医学会の支援のもと、学会の中心人物が総出で参加して執筆された、ある意味でアメリカ老年精神医学会の公的文書ともいえる。正常の老化から病的な老化まで、また社会・心理的な事柄や法的倫理的諸問題、性に関する諸問題、身体や脳の生物学的な事柄まで、治療も薬物療法からさまざまな精神療法までを網羅し、臨床的知識の要点を読みやすく簡潔にまとめている。

5,720円

老年精神医学ガイドブック…

4,400円

精神科ハンドブック（1）…

4,400円

精神科ハンドブック（2）…

4,400円

精神科ハンドブック（3）…

3,630円

特定不能な精神疾患

本書は総論と各論に大別し、総論では薬剤起因性にみられる機会の多い精神症状と神経症状の臨床的特徴と発症機序を薬理学的・生化学的に記載し、薬剤起因性精神神経障害の診察方法と治療方法を紹介した。各論では、薬剤別に発症頻度の高い精神症状と神経症状をとりあげ、薬剤のもつ薬理作用に基づいて発症機序や臨床的特徴を説明した。すなわち、精神科学と神経内科学を専門としない医療者のために、精神症状や神経症候の臨床的把握方法・薬剤の精神医学的および神経医学的副作用の臨床的特徴・薬剤の中枢神経系への薬理作用・薬剤起因性精神神経障害に特異的な臨床検査法などを簡潔に説明し、さらに臨床医療に直ちに応用できる病態や起因薬剤の薬理作用に応じた治療方法を記載した。また、一般内科医・研修医・救急医療担当医・開業医・看護者などにも理解してもらえるように、専門用語には解説をつけ、また可能な限り平易な用語を用いて説明した。

7,370円

臨床医のための精神神経医学…

3,080円

感情障害とリズム障害…

本書は、医療看護関係の諸学校と臨床心理関係やソーシャルワーカーなどのメンタルヘルス諸教育のために、臨床精神医学の教科書として編纂。わかりやすい精神医学の教科書で、心理面を重視している。そして、コミックを活用している。

3,080円

よくわかる精神医学（1（精神病編））…

4,400円

感情障害と神経・免疫・内分泌…

現代人の「心の病」とは何か！精神の病理現象を、脳のハード面・ソフト面に加え、実践的な診断・治療の手続きやメンタルヘルスの観点をもクロスさせて複合的に理解する新しい精神医学の試み。

2,420円

基礎精神医学

本書は著者らの数年間にわたる臨床と研究の成果であり、老年精神医学事始めからセネストパチーの症例研究、痴呆の精神療法、うつ病の疫学と臨床、分裂病の経過と病像、神経症の外来統計と臨床などの総説、痴呆の状況論と抑うつと痴呆様認知障害についての系統的な臨床研究までの１３論文からなる。

3,850円

老年精神医学論集

4,400円

精神科ハンドブック（4）…

4,400円

精神科ハンドブック（5）…

3,080円

神経科精神科卒後研修マニュアル（第1部）…

沖縄を離れて十年。様々な苦難を超えて再び沖縄に戻り、新たな精神医療のあるべき姿を求めて描き綴る。凄まじいまでに差別され、幽閉され続けてきた精神障害者の苦悩を一身に担い、「地域精神医療」を地道に歩み続けた一人の精神科医の核心に迫るリポート。

2,750円

精神医療のひとつの試み増補新装版…

660円

老年精神医学

3,417円

老年精神症状評価システム…

月刊「精神科治療学」にこれまで掲載された「境界例」に関する論文を収録。重要文献が満載。現在は品切となっている号の論文も含め、資料的にも貴重な論文をそのまま掲載した。

4,180円

〈境界例〉論文集

本書は、生物学的精神医学の領域にあって、次々に登場し一時は華やかなスポットライトを浴びたが、やがて忘れられ、いつのまにか話題にされることの少なくなった病因仮説や治療法を今日的な目で見直してみようというものである。読み物風でありながら、教養が身について、しかも新しいヒントが得られる。

3,080円

リタ-ンマッチ精神医学…

3,080円

精神医学百年史改訂第2版…

臨床の今に応えるエンサイクロペディア。ＩＣＤ-１０、ＤＳＭ-ＩＶに準拠。臨床・研究での実用性を極めた必携の基準書。

35,200円

臨床精神医学講座（第9巻）…

本書は、現在、精神医学で注目されている種々のテーマに関する研究のレビュー集である。研究の専門化、細分化、多様化、拡大化の時代にあって、最新の研究成果や知識をまとめた。

7,590円

精神医学年報（1998-’99）…

精神医学の歴史の中には、ほとんど知られていない数多くの興味深い逸話がある。これらは医学史の客観的な記述や分析からは到底得られない。本書は、精神医学史におけるこのような容易に得られない話、一風変わった話などに光を当てたユニークな逸話集である。ピネル以前における精神病患者への人間的かかわり、コノリーの『非拘束』の真実、フロイトと精神科医たちとの出会い、ロバート・ムージルのローマ精神病院の描写、チャップリンの分裂病の母への思い、薬物その他治療法の精神科医自身による自己実験…等々、７０を越える逸話が盛られている。

7,480円

精神医学外伝

ＩＣＤ-１０、ＤＳＭ-ＩＶに準拠、臨床・研究での実用性を極めた必携の基準書。

32,780円

臨床精神医学講座（第20巻）…

8,360円

精神科プラクティス（第3巻）…

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