詩は孤独であってはいけない。ルリアンス＝信頼、結びつき…。ひんやりと明るむ寄る辺なき時代、それでも詩は今ここで共にあることをもとめている。「女性詩」から北村太郎、パウル・ツェランまで、個を超えた言葉の力に、生への希求を託す。２０００年代の詩意識を鋭示する待望の詩論集。

2,640円

ルリアンス

文学のさまざまな花園を逍遙しながら、ジャンルの新たな境域をめざすエッセイと評論。

4,950円

文学逍遙の記

ライトノベル作家はこうしてつくられる。現役作家達が語る作家デビューと創作手法を一挙に大公開。

1,584円

ライトノベル作家のつくりかた…

「戦後詩」の臨界をはじめて語り、９０年代以降の詩的思考に決定的な影響を与えた幻の詩論「戦後詩を滅ぼすために」を中心に、颯爽と登場し瞬く間に詩壇を席巻した城戸詩論の原点を集成する。閃光の思考と余人の追随を許さぬ雷鳴に似た断言が交錯する著者２０代の苛烈なる思考の全貌。

5,225円

戦後詩を滅ぼすために…

本書は一般の入門書にありがちな、読者にある種の文学的な予備知識を要求することは一切ない。能や俳句など日本の古典から、ヴァレリー、シュルレアリスムなどの海外詩の受容、あるいは世界のマイノリティの詩の紹介、さらに日本の女性詩の系譜が自由な発想で縦横無尽に語り尽くされている。

4,180円

詩学入門

言語と諸記号（イメージ・文字・音）との相互関係から、現代世界を考察してきたイタリア記号論学界の第一人者による代表作の待望の邦訳。

3,300円

テクストと文化モデル…

2,200円

象徴詩と変化の手法

1,430円

本格推理物語が変わるとき、終焉と創生と…

教養小説はなぜ変身し再生し続けるのか。深化するファシズム状況の中で、『ジャン・クリストフ』、ドストエフスキー、カフカ、カミュ、島木健作、木々高太郎からドラキュラまでを読み解く。

6,050円

教養小説の崩壊

探偵小説はいかにして文学でありうる可能性を秘めているのか。時代を超えた物語の内的構造の分析の試み。

2,420円

欧米探偵小説のナラトロジー…

自分史でも、詩歌でも、小説でもない、シナリオを書くとあなたの生き方が変わります！誰にでも書けます。

1,760円

今日からシナリオを書くという生き方…

文学批評の鬼才が、過去から現在までの人物をとりあげて、縦横無尽に繰り広げる、反逆と皮肉にみちた批評集。知の散策へと誘う、現代思想と文学理論のエッセンスにみちた、欲張りな至福の必読書。

3,740円

反逆の群像

2,750円

アンチ・ファンタシーというファンタシー（2）…

イラストレーターの視点、作家と絵師の不思議な関係。ストーリーがどんどん生まれる発想力からストーリー作りへ。現役作家たちが語るライトノベルとメディアミックスの関係とは！？ライトノベル作家の実態に迫る第２弾。

1,628円

ライトノベル作家のつくりかた（2）…

詩と超越の問題をいかに解くか。マラルメ、尾形亀之助らへの視座を契機に、ソシュール＝丸山圭三郎らの再検討をへて、言語哲学論へと探究は進む。他者という不可知の闇に自らを暴くということ。当代随一の詩論家が新たに刻んだ「詩とは何か」、その彷徨の軌跡。岩成詩学の到達点。

2,750円

詩の方へ

人類の誕生以来、最もポピュラーなギャグ＝“バナナの皮すべり”は、いつ、どこで、誰によって、どうやって生みだされたのかー？この素樸な疑問を解決するべく、マンガ、映画、文学作品、ＴＶ番組、ウェブサイトなど、さまざまなメディアに描かれたバナナの皮を踏んで検証する、“バナナ愛”にあふれためくるめく必滑書。

2,200円

バナナの皮はなぜすべるのか？…

9,900円

言語のあいだを読む

2,200円

生光

2,420円

伝承文学の視界

1,650円

三大叙事詩と文体論

2,200円

文字声自然

1,650円

新文学理論の葛藤

1,210円

マンガライトノベル入門…

2,618円

だれでも書けるコメディシナリオ教室…

自らの思想、遍歴、そして全著作を語り、批評家に課されているものとはなにかを明らかにする必読のインタビュー。

5,280円

批評とは何か

異なる文化を理解する、理解されるとは？神話、伝説、物語、演劇など日欧文学のさまざまなジャンルを自在に横断する比較思想の興味深い視点。誘惑者の神話、放蕩、色好みとみやび、理想の女性、家制度など、性愛文化の日欧比較を日本古典に探る「日本古典に見る性と愛」、未来の運命があらかじめ定められていることを知る運命説話の古代神話や叙事詩との関わり、その後の中世聖者伝説への変容など、宿命、贖罪、解放など現代的テーマをめぐる「ユダとオイディプス」ほか全１２章。

3,520円

異文化アラベスク

文学に関心を持ち始めた高校一年の頃、ほぼ同時に文学賞にも関心を持って、レポート用紙に、各種文学賞の受賞者・受賞作一覧を作っていた。もちろんその頃は、いずれ自分の名前もそこに載るということを夢見ていたのであるが…。文学賞マニアにして作家、小谷野敦による文学賞研究のすべて。

1,980円

文学賞の光と影

本書は、西脇の主張に注目しつつ、あらためて、東洋の思念や心性の、詩や私たちの生において持つ意味を追求した注目の書である。

2,750円

詩と東洋の叡知

2,750円

比較詩学と文化の翻訳…

透徹した論理と鋭敏な感性により、従来の一葉の作品解釈の通説の誤謬を明らかにし、一葉の強靱な精神を培った一葉日記の精密な読解により、夭折した天才の生活と思想の実体を抉り出した画期的な著述。

2,420円

樋口一葉考

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