戦後日本列島に「襲来」するゴジラをめぐる知識社会学。誕生から６０余年をへて戦後日本サブカルチャー史に確固たる位置を占める「ゴジラ」シリーズはじめ特撮怪獣映画・テレビドラマ。これらの作品群のかかえる寓意や政治性ー思想性をめぐりさまざまな言説がくりひろげられてきた。制作陣・観衆が共有した戦争体験・戦争観や「南方幻想」など地政学感覚や、歴史意識を整理しながら、軍事大国化への夢想やオリエンタリズムなど、批評家たちの無自覚な自己投影をえぐりだす。

1,870円

ゴジラ論ノート

25,300円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第14巻）…

26,400円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第15巻）…

33,000円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第16巻）…

22,000円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第17巻）…

20,900円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第18巻）…

33,000円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第19巻）…

28,600円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第20巻）…

性表現を考えるとき、忘れられない映画がある。 ヴィルジニー・デパントとコラリー・トリン・ティという女性監督による 『ベーゼ・モア』だ。 この映画が話題になった理由は過激な性描写と暴力表現。 上映途中で退出する観客が多数出た。ネガティブな印象にも かかわらず、この作品のことがこころに引っかかった。 昔からの疑問と『ベーゼ・モア』がつながった。共通するのは「性描写」。 「見せるべきでない／見るべきでない」ものとされたから 隠されたわけである。それはなぜか。 検閲の歴史において問題とされてきたのは「性」表現。 映画の検閲はどのような歴史をたどってきたのか。 「性」はなぜタブーとされるのか。 問題作はなぜ問題作とされたのか。 著者が最も興味を持った作品が日・仏の作品だった。 本書は日本とフランスの映画における「検閲」を取り上げ、徹底検証する。 ［第一部］ 日本の映画検閲制度の始まりとその後の変遷 （検閲の始まり: 上映禁止から検閲へ） ［第二部］ フランス映画の検閲の変遷 ［第三部］ 女性監督の描く「性」 （第1章） ヴィルジニー・デパントとコラリー・トリン・ティ （第2章） カトリーヌ・ブレイヤ （第3章） 浜野佐知

2,200円

性と検閲

1,833円

20±MODE（2015　AUTUMN）

1,925円

2015秋〜冬テレビドラマ・映画特集号…

小津安二郎『麦秋』、成瀬巳喜男『稲妻』に映る失われた街並み、そして懐かしの女優たち。駿河台を中心に、神保町から本郷・湯島に至る“御茶ノ水”の風景の変遷をたどり、「知られざる歴史」を掘り起こす。

3,630円

映画のなかの御茶ノ水…

26,400円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第21巻）…

30,800円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第22巻）…

33,000円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第23巻）…

27,500円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第24巻）…

35,200円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第25巻）…

2,240円

ヒーローヴィジョン（vol．58）…

１００年にもわたり日本人の心に映像を刻んできた忠臣蔵映画。そこには“日本人とは何か”という問いへの答えがあった。

2,640円

忠臣蔵映画と日本人

戦前の西欧に向けた輸出の試み、戦時下の満州や中国での上映の実態、『羅生門』『ゴジラ』をはじめ海外に日本映画の存在を知らせた戦後映画の登場、海外資本との合作の動向など、日本映画の海外進出の歴史をたどり、それを推進し、紹介に寄与した人々の活動を明らかにする。

5,060円

日本映画の海外進出

1,018円

映画『俳優亀岡拓次』オフィシャルブック…

1,650円

映画の宮藤官九郎

22,000円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第26巻）…

27,500円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第27巻）…

34,100円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第28巻）…

30,800円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第29巻）…

映画のみならず演劇・文学にも視野を拡げ、“幕末”映画と“股旅”映画の相関性の分析から近代日本の文化的核心を探究した画期的な日本映画／文化史論！！

3,960円

日本映画の大衆的想像力…

いったい誰がこんな映画作ったんだよ!! 行くも修羅、下がるも修羅!! 刺客、柳下毅一郎、涙隠して映画を斬る!! 激辛映画評論家・柳下毅一郎がとことんメッタ斬り!! 日本映画50本、タブーなき殺しのレビュー!! 世界に映画はあふれている。 一般社団法人日本映画製作者連盟の調査によれば 2015年に公開された映画は邦画581本、洋画555本の合計1136本。 毎日三本の映画が公開された勘定だ。 もちろんこれを全部見ている人はいないだろう。 日本映画をすべて見て、その全貌を語れる人間などどこにもいない。(中略) 映画というのはあなたが考えているようなものではない。 それはもっと深く不思議な世界なのである。 映画を見ていれば、こっちの浅知恵をひっくり返すような出会いが かならずどこかに存在する。思ってもみなかったような映画が存在するのだ。(本書序章より) 【収録作品】 『寄生獣』 映画より先に原作コミックを読んではいけない 『さよなら歌舞伎町』 お遊戯感のただよう少女漫画レベルのメルヘン歌舞伎町ロマン 『ジョーカー・ゲーム』 あのさあ、オレもう「さあゲームのはじまりです」禁止って言ったよね? 何度も何度も言ったよね? 『娚の一生』 エロにも暴力にもトヨエツ一人勝ち。みんなこれを見てトヨエツの恐ろしさを知るといいよ! 『予告犯』 泣かせに入ったとたんに物語が停滞してしまう、日本映画の宿痾。いい話にしようとか考えちゃダメ 『バケモノの子』 すべてを説明しつくしてやる! 最初から最後まで登場人物が自分の心情と行動をすべてをセリフで説明する史上最悪の副音声映画 『図書館戦争 THE LAST MISSION』 ああ、おままごと。「図書隊」はもちろん馬鹿、お話は輪をかけて白痴。馬鹿に完全に包囲された図書館 『劇場版MOZU』 ストーリーはほぼ不明。悪役という悪役が笑う。ヒャハハハ、キャッハー、ウヒャヒャ。ほぼ全員が「中学生が考えた悪党」 『きみと見る風景』 こちらは制作総指揮が市長! 無理矢理合併した市には寄って立つべきアイデンティティなど存在しない。ならば映画だ! ……等々、殺しのレビュー50本掲載!! 【特別企画】 皆殺し映画放談 2015日本映画をメッタ斬り! 柳下毅一郎(映画評論家)×モルモット吉田 (映画評論家、ライター) 物議を醸す「皆殺し映画大賞2015」を大発表!!!

1,760円

皆殺し映画通信（冥府魔道）…

2,240円

ヒーローヴィジョン（vol．60）…

20,900円

映画公社旧蔵戦時統制下映画資料集（第30巻）…

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