名著『育児の百科』の著者として知られる医師にして、ルソーやロシア革命史の研究者、さらに「ベ平連」等の市民運動においても大きな役割を果たした“在野の思想家”松田道雄。その多岐にわたる活動と思索を「社会主義」という観点から捉えなおし、一人の二〇世紀知識人の思想的葛藤が提起した問題をあらためて問いなおす。社会主義へのアンビヴァレントな思いを背景に、自己批判に揺れ動きながら時代の精神と格闘した松田の思想像に迫る。

3,080円

松田道雄と「いのち」の社会主義…

アメリカの変調、北朝鮮の横暴、ロシアの復権ー混迷の一途をたどるばかりの国際情勢を読み解くため、 ニューズウィーク日本版は世界のキーパーソンに焦点を絞った新たなムックをスタートします。 「すべてが分かる！」シリーズと題し、世界が注目する「個性的」なリーダーにスポットを当てます。 第一弾から第三弾までは、2018年の世界情勢でも要注目の3人、金正恩総書記、トランプ米大統領、 プーチン露大統領にそれぞれフォーカス。各指導者たちの生い立ちを含めた知られざる個人史に加え、 日本メディアが伝えない意外な横顔、さらに指導者像から見えるその国の課題と素顔について深堀りします。 人物を通して「次の世界」を読み解くだけでなく、新たな試みとしてリーダーたちの人間的本質を 分かりやすく伝える「指導者まんが」を掲載。2018年必読の一冊です！

880円

丸ごと1冊プーチン

『昭和天皇実録』は、宮内庁において平成2年より24年の歳月をかけ編修され、平成26年8月、本文60巻が天皇皇后両陛下に奉呈されました。 明治34年の御誕生から昭和64年の崩御に至るまでの89年間、「激動の時代」を生きた天皇の御事蹟、そしてそれにまつわる日本の政治、社会、文化などを余すところなく記述。 そこにはこれまで知られていなかった昭和天皇の生きた御姿とその時代が、生き生きと記されています。 ・『昭和天皇実録　第十』（昭和二十一年〜昭和二十四年）の内容 戦後、GHQ指導のもと様々な改革がなされるなか、新憲法の制定作業が開始される。 GHQとの息詰まる交渉、帝国議会・枢密院の審議をへて、日本国憲法は公布された。 戦後の混乱が続くなか、天皇は、全国への巡幸を決意する。 各戦争被災地を始め、戦災者・引揚者援護施設、学校、病院、工場などを精力的に巡り、慰問と激励の御言葉を繰り返す。 国民は各地の奉迎場においても、天皇を熱狂的に迎えた。 日本の戦後復興を天皇の御動静とともに描く。

2,079円

昭和天皇実録　第十

春秋時代の孔子から近代の魯迅までー傑出した才や独特のキャラクターで歴史を彩る五十六人の人物伝を、年代順にたどる。変転する時代状況の中でそれぞれに自分らしさを貫いて生きた彼らの、希望、挫折、嫉妬、諧謔、そして愛情は、どんなものだったのか？歴史をつくった人物への身近な共感とともに、中国史を丸ごと楽しめる一冊。

792円

奇人と異才の中国史

NHK、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、日刊ゲンダイ、 女性自身、東京FMなどで著者が紹介され大反響！ 波乱万丈の記者人生、ライフスタイルを綴った初の著書！ 東京都中野区の地域新聞「週刊とうきょう」で現役の新聞記者を続ける93歳の女性によるエッセイ。 亡き夫が創刊した新聞を長年発行し続ける涌井友子記者。 「週刊とうきょう」の編集ポリシーは「絶対に人の悪口を書かない」こと。 偏った内容にならないよう常に心掛ける姿勢に、購読者から絶大な信頼を得ている。 再開発で大きく変わる中野を伝え続けようと、 ペンとカメラと杖を手に街を歩く姿に、街の人々も励まされるという。 本書では、涌井記者の波乱万丈の人生を辿りつつ、どのように現役を貫いているのか、 その生き様やライフスタイル、人付き合い、健康法、ボランティア活動などを紹介。 シニア世代の生き方の指針となること間違いなしの一冊。

1,760円

私は93歳の新聞記者

1,243円

オウエン自叙伝

2,200円

論集加賀藩前田家と八丈島宇喜多一類…

西洋の紋章に関する用語を１５００点にもおよぶ紋章図版を駆使しながら解説した用語事典。巻末には紋章学用語の仏英対照表が付く。

3,850円

紋章学辞典

神武天皇から今上天皇までの１２５代すべての天皇を網羅！！記紀神話にはじまり古代王権が成立した大和時代から飛鳥・奈良、平安、鎌倉・南北朝、室町・戦国、江戸、東京と各時代の天皇を紹介する。２０００年間同一血縁の王家が続いているのは世界で日本のみ！！

968円

歴代天皇知れば知るほど…

公衆衛生、鉄道、郵便、放送、都市計画などの内政から、国境を越える発想に基づく外交政策まで「自治」と「公共」に裏付けられたその業績を明快に示す！後藤を知るための必携書。

1,980円

後藤新平の「仕事」

1,980円

九条兼実

“アロハスピリッツ”ここにあり！ ハワイ州憲法にもうたわれている「見返りを求めない思いやりの精神」。その源泉を訪ねて、南の島の王様と、それをとりまく人間模様を生き生きと描く。後半ではゆかりの遺跡、像、景観などをカラー写真で紹介！ はじめに 1　カメハメハ大王の軌跡 【ポリネシアとハワイ】【ハワイ8島とハワイ諸島】の地図 第1章　争いが絶えなかった神々の島 最初のハワイアン／オハナとアロハスピリッツ／血筋で定まる階層社会へ／ カプ（おきて）／メレとフラ 第2章　カメハメハの誕生とキャプテン・クック カメハメハ、ハワイ島の王族として育つ／キャプテン・クックの登場／ キャプテン・クックと王たちの思わく／キャプテン・クックの死 第3章　最強のライバル、カヘキリ ハワイ島の内戦とカヘキリ／拉致された二人の英国人／ カメハメハ、ハワイ島の王となる／カメハメハとカヘキリの戦い／ カメハメハ、ハワイ諸島最強となる 第4章　王国の基礎を築く 政略結婚／能力主義／カプの柔軟な運用 第5章　カメハメハ、大王になる カメハメハと聡明なカウムアリイ王／カメハメハ、和解で大王となる／ 拉致された英国人デービスの生涯／英傑たちの運命をわけたものは 第6章　サンダルウッドをめぐるボストン商人とロシア 毛皮貿易からサンダルウッド経済へ／カウアイ島にひるがえるロシア国旗／一件落着／ハワイ王国旗の制定 第7章　ボストンからやってきた若者、パーカー パーカー、ハワイへ／パーカー、大王のおかかえに／パーカーと最新のマスケット銃／ビーフジャーキーとパーカー牧場 第8章　愛妻カアフマヌと正妻ケオプオラニ 愛妻カアフマヌ／正妻ケオプオラニ／再びカアフマヌ 第9章　明けの明星だけが知っている 『カアフマヌ号』の教訓／殉死してはならぬ／お墓がないカメハメハ大王／ 大王亡き後の半年 第10章　五代続いたカメハメハ王朝 カメハメハ二世の時代／カメハメハ三世の時代／カメハメハ四世の時代／ カメハメハ五世の時代 第11章　王国の消滅 第六代ルナリロ王の時代／第七代カラカウア王の時代／ 第八代リリウオカラニ女王の時代／ハワイ共和国から準州へ 第12章　偉大な王たちへの追憶 リーダーの資質／偉大な王たちへの追憶 第13章　大いなる遺産 大王の全財産、ビショップ財団へ／フラの伝統への復帰／ カメハメハ四世とその妻エマのアロハスピリッツ／ハワイ州憲法とアロハスピリッツ 2　カメハメハを訪ねて 　　ハワイ島 　　マウイ島 　　オアフ島 　　カウアイ島 　　モロカイ島 おわりに

1,320円

カメハメハ大王

2,420円

満州国の星下村信貞をめぐる人々…

チャーチルが「ローマの天才」と呼び、教皇ピウス１１世が「神に遣わされた」と讃えた男はどこで誤ったか？スペイン内戦から謎の処刑まで、ドゥーチェとイタリアの黄昏。

4,180円

ムッソリーニ（下）

伝統的な女性像からの解放のため、らいてうは臆せず声をあげ、羨望と非難を一身に集めて世に出た。婦人参政権運動や平和運動など、その時々の課題に取り組み続けた生涯をたどる。

880円

平塚らいてう

戦争へとひた走る時流の中で、海軍大臣として、頼み語るべき人もなく、敢然と三国同盟に反対しつつも、ついには病にたおれた悲運の提督ー米内光政、山本五十六とおなじ信念に徹し、いのちがけで戦争を回避するべく孤軍奮闘するも、辞任のやむなきにいたった海相時代を軸に、その足跡をえがいた感動の人物伝。

1,188円

提督吉田善吾

2,750円

韓国史のなかの100人

『昭和天皇実録』は、宮内庁において平成2年より24年の歳月をかけ編修され、平成26年8月、本文60巻が天皇皇后両陛下に奉呈されました。 明治34年の御誕生から昭和64年の崩御に至るまでの89年間、「激動の時代」を生きた天皇の御事蹟、そしてそれにまつわる日本の政治、社会、文化などを余すところなく記述。 そこにはこれまで知られていなかった昭和天皇の生きた御姿とその時代が、生き生きと記されています。 ・『昭和天皇実録　第十一』（昭和二十五年〜昭和二十九年）の内容 東西冷戦が本格化するなかでの朝鮮戦争勃発。 マッカーサーの突然の解任。 サンフランシスコ平和条約が締結され、日本は国際社会に復帰する。 日米安全保障条約も結ばれ、その後、防衛庁、自衛隊が発足する。 戦後巡幸は、四国、京都・滋賀・奈良・三重と巡り、北海道におよぶ。 平和と文化国家の建設を願う、昭和天皇50代前半の御足跡を記す。

2,079円

昭和天皇実録　第十一…

倒幕をもくろんで志士となるも、慶喜に仕えることとなり、幕府に出仕して渡仏するも、維新により帰国。新政府で官僚となるが、実業を志して野に下ってー。数々の逆境を乗り越えて、四七〇あまりの会社を創り、社会事業を実践していった渋沢栄一。その波乱に満ちた生涯は、自らの言葉により語られていた。「論語と算盤」を体現した生涯を、現代語訳と新編集で読む。

946円

渋沢栄一自伝

1,980円

ラストハンター

怨霊都市・平安京を護るスーパー陰陽師・安倍晴明。そのイメージはどのようにして生まれたのか。平安時代に一官人として生きた晴明が、『今昔物語集』などの中世説話、近世の「狐の子伝説」、歌舞伎、近代から現代にいたる伝奇小説、そしてマンガ・映画・アニメでは美貌の貴公子へと、時代と世相にあわせて刻々と変貌していく「晴明現象」を追い、人々が晴明に何を求め、何を託したのかを探る好著。 【目次】 少し長いプロローグーー「せーめーさん」詣で 第一章　それは『帝都物語』から始まった 　1　平成晴明ブームの裏側 　2　陰陽師の末裔 　3　実像と虚像のはざまで 　4　「ホントの晴明」なんていらない 第二章　院政期における「晴明現象」 　1　「晴明現象」とは？ 　2　院政期の晴明イメージ 　3　吉備真備という人 　4　安倍家の祖 　5　院政期と禁忌の世界 　6　命の祭り代え 第三章　近世初期の晴明ーー狐の母の物語 　1　安倍晴明は狐の子？ 　2　狐の女への郷愁 　3　棄てられた子という宿命 　4　差別された人々と晴明 第四章　平安京は「四神相応の地」か 　1　平安京は「風水都市」か 　2　風水とはどのような思想か 　3　「四神相応の地」を検証する 　4　建都伝説 第五章　時代のなかの晴明 　1　晴明の事跡と平安中期の世相 　2　王朝文学にみえる陰陽師 　3　賀茂光栄と晴明 第六章　晴明の「敵役」たち 　1　晴明はなぜ闘うのか 　2　悪人・蘆屋道満の成立 　3　夢枕獏氏の小説における道満 　4　その他の敵役 第七章　近代・現代文学における晴明イメージの変転 　1　江戸時代のくびきを離れて 　2　昭和の晴明小説 　3　美貌の貴公子？ エピローグ 　あとがき 　参考文献 　あとがきに代えて 　索引

1,320円

安倍晴明の一千年

秘蔵写真１５０以上、ＪＦＫ語録、内部情報による新事実、最新インタビューで甦る２０世紀のカリスマ神話。

2,090円

ジョン・F・ケネディ

990円

ミカド

Ｍａｃ／ｉＰｏｄ／ｉＰｈｏｎｅ／ｉＰａｄを生み出した成功伝説は、どう始まり、なぜ達成されたのか。破壊的イノベーションで、「これから何を？」を描ける力を持て。世界を変え、人の人生に影響を与えた男の最後の言葉を語り継ぐ。

880円

スティーブ・ジョブズ神の遺言…

1,320円

西郷隆盛大全

フローレンス・ナイチンゲールといえば「戦場で瀕死の兵士を看病した看護師」であり、「白衣の天使」「ランプを持ったレディ」という定番イメージがあります。しかし伝記に描かれたナイチンゲール像は時代とともに変化してきました。かつては「聖母」「女らしい優しさ」「献身」「博愛」など、社会規範・ジェンダー規範のお手本とされてきた彼女は、やがて「自立した女性」「行動家」「信念の人」へと、そして目的のためには手段をいとわない「戦う烈女」へと変貌を遂げたのです。 本書では古今東西の大人向け・子ども向け伝記、サブカルチャーなどを通して、ナイチンゲールの虚像と実像について考察します。 フローレンス・ナイチンゲールと伝記……中島俊郎 ナイチンゲールはなぜ看護の道を選んだのか─明治〜昭和初期のナイチンゲール伝の記述から……松野修 伝記に描かれたナイチンゲール像─昭和初期から戦後まで……山崎麻由美 ヒロインの条件─子ども向け学習マンガに描かれたナイチンゲール像の変遷……山中千恵 “狂戦士”ナイチンゲール、現る─マンガやゲームに描かれる現代のナイチンゲール像……けいろー 創作講談でナイチンゲールを「人びとのために戦う烈女」として語る……加納佳代子 ［創作講談］烈女フローレンス・ナイチンゲールから今に引き継がれる看護……加納塩梅 子ども向け伝記『ナイチンゲール』への取り組みを振り返る中で見えてきたこと……宮本眞巳 ［子ども向け伝記］ナイチンゲール──たくましく美しく看護の道をひらいた人……宮本真巳 ［コラム］ナイチンゲール誓詞に違和感を覚えますか？

2,420円

ナイチンゲールの越境7：伝記　創造られたヒロイン、ナイチ…

戦国大名北条氏など関東の諸勢力に翻弄され、居所を転々としながらも乱世を生き延びた、古河公方足利家五代目にして、最後の当主足利義氏。 本書では、足利義氏の生涯・権力・居城・寺院などについての重要論考17本に加え、義氏の最新の研究成果や今後の課題などを述べた総論、そして新たに発見された史料「足利義氏仏事香語」の翻刻を初めて収録する。 総論　古河公方足利義氏の研究　黒田基樹　 第1部　足利義氏の政治動向と領国支配　 　 　1　後北条氏と簗田氏ーー古河公方足利義氏の家督相続と関宿移座をめぐって　　島田 洋　 　2　古河公方家臣下総相馬氏に関する一考察　　鍛代敏雄　 　3　足利義氏の古河移座の時期に関して　　高橋健一 　4　足利義氏の子供についてーー新出の贈答文書から　　久保賢司 　5　関東足利氏と織田政権　　田中宏志 　6　足利義氏政権に関する一考察　　長塚 孝 　7　古河公方期における贈答に関する一試論ーー公方と武家の間の事例を対象として 　8　古河公方と曹洞宗　　田中宏志 　　　　 第2部　足利義氏の城郭と城下町　 　1　葛西城と古河公方足利義氏　　谷口 榮　 　2　廃棄された威信財ーー葛西城本丸跡出土遺物から　　谷口 榮 　3　中世関宿城の城下構造に関する一考察　　遠山成一 　4　古河城下町の形成と終焉　　中嶋茂雄　 　5　中世の古河城ーー古河御所と戦国期の古河城　　西ヶ谷恭弘 　6　栗橋城をめぐる歴史的景観の復原　　吉田優・小野真嗣・築地貴久・徳永裕之 　7　古河公方の墓所・石塔について　　小高春雄 　8　古河公方「三ヶ院」変遷の考察　　山口美男 　9　補足 古河公方「三ヶ院」前身について　山口美男 第3部　史料翻刻・足利義氏仏事香語 　1　足利義氏仏事香語　　黒田基樹

7,700円

古河公方・足利義氏

侍の末裔としての自負に支えられた彼の人生は、波乱に富んだものだった。戦前は武装共産党の指導者として活躍したが、転向後は昭和天皇への直言や共産勢力との対決、そして国際石油取引での暗躍や〓（とう）小平、オットー大公との交流、それに今西錦司とハイエクの対談を企画するなど、激動の時代を鋭い先見性と度胸で生き抜いた。その痛快な人生は昭和の裏面史そのものである。二年間に及ぶロングインタビューを元に、自伝として編纂したもの。

1,100円

田中清玄自伝

戦後日本の礎を築いたワンマン宰相・吉田茂、その長男である文士・健一。著者はこの父といかに接し、どのように見てきたのか。日常生活の回想から吉田内閣論まで、著作集未収録を含む父をめぐる全エッセイを収める。さらに父子が忌憚なく語り合った長篇対談「大磯清談」を併録。

946円

父のこと

11,000円

井関隆子の研究

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