他者の物語りの創生の探求を通して公共世界を開く。

5,280円

シリーズ物語り論（2）…

近代合理主義の行き詰りに異議を唱えるポストモダン思想の自己崩壊的な症状を「シニシズム」として捉え、リオタール、フーコー、デリダらを批判し、また右翼対左翼といった既存の対立軸が機能を失い諦念や無関心に支配されている政治・ジャーナリズムを糾弾する。

3,520円

合理性とシニシズム

1,430円

私の愛国心

【マス・メディアには載らない本当の情報】 世の中にまだ広く知られていない情報 新たな生き方、世の中の仕組み・事実の発信 特集：大どんでん返しの米大統領選 　　　歴史の転換点を目撃せよ！ 副島隆彦＆舩井勝仁　【アメリカの分断と世界の動き】 古村治彦　【二〇二〇年アメリカ大統領選挙が迫るー「ジョー・バイデン有利」という報道に騙されないために】 宇都宮尚志　【「バイデン大統領」誕生という悪夢】 連載 古歩道ベンジャミン　「失敗国家アメリカと世界が模索する第三の道」 船瀬俊介　「コロナ禍、スウェーデンの勝利！　他は人類“洗脳”バカ騒ぎ」 飛鳥昭雄　「情報最前線ーー未来への指針」 松本紹圭　Post-religion：宗教を超えてつながる世界へ 安西正鷹　「時間とお金の関係を読み解く（22） 渋澤　健　「変化を捉える価値視点」 杉原哲也　「杉原千畝の真実を求めて」

1,650円

ザ・フナイ　vol.157

いま、他者とともに語り、生み出される“わたし”へー。サブカルチャー、データベース化する自己、ナショナリズム…外部を失い閉塞する現代日本の“自分語り”とそこにこそ潜む、教育の可能性について。

3,960円

認められたい欲望と過剰な自分語り…

2,750円

哲學研究　第六百九號…

存在とその営為を，〈文〉の生起・連鎖・抗争の相の下に主題化し，プラトンからカントに至るテクストを読み直す。人間主義・普遍主義を超えるポスト・モダンの思考。

4,730円

文の抗争

自らの喪失体験＝心の変遷史を通して語りかける“支え”の書！ 本書は「伴侶を失った方々の支えに少しでもなればと思い書き綴って」いたものが、いつの間にか「自分の心の奥底に潜む様々な影」を検証する行為ともなり、さらには「自分の心を静める」鎮魂の試みにもなっていった、という心の変遷が描かれ、著者自ら認める、喪失体験の闇の中からの“ 安らぎ” を求め続けた軌跡が綴られることとなった。それゆえ、何らかの理由でパートナーや愛する人を亡くし、深い悲しみと悔恨の念に襲われて深淵を彷徨う人たちにとっては大きな福音となる書といえるものである。 発刊に寄せて……日本グリーフ・ケア・センター代表 長田光展 1．生きるということ 2．語ること　語らぬこと 3．哀しみと向きあう 4．「立ち直ること」「遊ぶこと」 5．不安なあなたへーーあるつぶやき 6．先生からの手紙 7．喪失から生まれるもの 8．曖昧に耐えて生きる 9．コップの水 10．ときには無茶苦茶な嘆きを 11．ときには振り返ることもーー母のこと 12　こぼれおちる「とき」 13．あのとき 14．宙ぶらりんの心 15．誰か想いを継いでくれたら 16．「頼む」ということ　「頼る」ということ 17．二度の別れーー喪の作業 18．遺されること　悼むこと 19．振り返り、孤独、自己との対話 20．自由と鎮魂 21．運命？　それとも…… 22．ある老婦人のこと 23．記憶から追憶へーー「愛」 24．こんな映画を観ました 25．わりきれぬ想いーー自ら命を絶った伴侶 26．心に残る言葉ーー「過去」からの声 あとがき

1,980円

ためらいつつ歩む

思想史を中心に欧米の最新の学問的成果を精力的に紹介しつつも〈ヘテロトピア〉をキーワードに新しい歴史学的方法論を構想してきた著者の最新の批評論集。ヴィーコに依拠しながらヘイドン・ホワイト、エドワード・サイード、カルロ・ギンズブルグ、ジョルジョ・アガンベン、G・C・スピヴァク、柄谷行人、マッシモ・カッチャーリなどを縦横無尽に渉猟し、同時に沖縄をめぐる諸問題など現代日本の思想的課題を徹底的に解明する上村思想史学の集大成。 目次 シラーをサボタージュするーースピヴァクとグローバリゼーションの時代における美的教育 「惑星思考」のその後 ヘテロトピアからのまなざしーーエドワード・W・サイードと批評の可能性 ヘテロトピアとしてのアメリカ ヘイドン・ホワイトの「歴史の詩学」について ヴァールブルクの鋏 アントニオ・ラブリオーラと「不実な」弟子たちーーイタリア版「マルクス主義の危機」論争（一八九五ー一九〇〇年） ソレルとマルクス主義 アガンベンと『ティックーン』 所有することなき使用ーーアガンベンの『いと高き貧しさ』をめぐって 関係の彼方へ カテコーン再考 グラフト国家 転生しつつ交差する〈眼差しの政治〉--仲里効・倉石信乃監修「沖縄写真家シリーズ［琉球烈像］」（未來社）完結によせて 標的の村 川満信一さんへーー「琉球共和社会憲法C私（試）案」をめぐって 困民主義革命 「琉球民族独立」論の陥穽 『越境広場』 イメージが歴史と詩的に交わる場ーー東松照明『太陽の鉛筆』をめぐって 追悼・中平卓馬 テロルの伝説、あるいは桐山襲『聖なる夜　聖なる穴』をめぐって 介護民俗学への挑戦 関係の絶対性 能面以前 子供が子供であったとき 柄谷行人をめぐる断想 民族衣装を着なかったアイヌ 『サークル村』再訪 怨歌の誕生 内村剛介のラーゲリ体験 棄郷を生きる 「有限性の近代」を生き抜くための処方箋ーー加藤典洋『人類が永遠に続くのではないとしたら』を読む 「叛史」のこころみ 流砂のなかで 「声ノマ」--吉増剛造の現在 チリの闘い 恋のハレルヤ 中動態の世界 歴史の地震計 ビブリオグラフィティ（二〇一二ー二〇一七）--『図書新聞』『週刊読書人』『みすず』読書アンケートへの回答…… あとがき……

5,280円

ヘテロトピアからのまなざし…

哲学の限界を超えて。ローティ、ブランダム、パトナム、ヘーゲル、カントなどを言語論的カント主義の流れをくむプラグマティズム的認識実在論において論じ、ドイツ観念論を分析哲学の用語で書き換え、英米系の分析哲学と、大陸系の政治哲学や社会哲学という大きな二つの流れが架橋可能であることを明快に示す。哲学史を刷新し、理論と実践の関係に、新たな展望をもたらす。

5,280円

真理と正当化

統計学はなぜ哲学の問題になるのか ［大塚 淳］ 背景化する隠喩と隠喩使用の背景 ーブルーメンベルクをめぐるひとつの哲学的問題系ー ［下田 和宣］ 物質と精神の交叉点としての絵画 ーベルクソン哲学からみるジャン・デュビュッフェの芸術理念と実践ー ［小寺 里枝］

2,750円

哲學研究　第六百六號…

1,980円

【POD】雑念集「ゆめ」…

1,257円

こころの科学（165）

2,200円

理想（695号（2015））

トマス・アクィナスの《モドゥス》研究（一） ー《モドゥス》の存在論的側面ー ［周藤 多紀］ プラトン『パイドン』における形相原因説 ［早瀬 篤］ 企投する思索 ー宗教哲学・西田哲学・仏教（上）- ［氣多 雅子］

2,750円

哲學研究　第六百八號…

現代の英知が人間の根源を見つめる。

1,870円

いのちとは何か生きるとは何か…

中世、イスラーム、修験道…近代の「外」を手がかりに、パンデミックの均質な砂漠と、デジタルな光の散乱とに抗って、細やかにして、起爆力を備えた思想の「影」を掘り起こす。コロナ禍の憂鬱を言葉の力でほどくために。

1,980円

無駄な死など、どこにもない…

貨幣は近代精神の完全な表現である。貨幣論の哲学的基礎づけに終始することなく、貨幣を手がかりとして近代社会の構造と文化の核心に迫った畢生の大作。

11,000円

貨幣の哲学新訳版　新装復刊…

著者が本書に託したかった狙いを提示。第一に、ニヒリズムを肯定すること。第二に、自然科学からの知見を、人間をめぐる思索に積極的に繋げること。第三に、人間の自由と束縛（不幸）との内的な連関を明らかにすること。第四に、宗教と無神論とを同じ土俵のうえに乗せて論じること。

2,200円

逆説のニヒリズム新版…

量としての時間と時間様相（過去・現在・未来）を統一的に捉える。存在に直結する「現在」に焦点を合せ、複雑な諸概念のもつれを丹念に解く。

2,970円

時間の本性

なぜ人を殺してはいけないのか？なぜ年をとると１年が早く感じるのか？なぜあの人とは話が合わないのか？…あなたはいくつ答えられるか。はじめよう！思考のトレーニング。

1,650円

思考力を鍛える50の哲学問題…

アメリカ気鋭の物理学者が相対性理論、 量子学、カオス理論、フラクタル理論 を精緻に検証し、自己創造する自然を 生き生きと捉えられるような新しい科 学を模索した「ポスト・モダンサイエ ンス」の書。

2,346円

賢者の石

4,950円

哲学する日本（2）

1,540円

【POD】幸せになる！　アーユルヴェーダ　〜世界五大陸と…

シュヴェンクフェルト、フランク、パラケルスス、ヴァイゲルー宗教改革期の混乱の中、ともに異端的思想として、宗教史と思想史の余白に追いやられた思想家たち。本書はこれら４人の１６世紀ドイツの神秘家、霊性主義者、錬金術師たちに光をあて、広く同時代のヨーロッパ思想全体との関わりにおいて語った、後年科学思想史家として名を残すＡ・コイレの若き日の神秘学研究の代表作である。

3,300円

パラケルススとその周辺…

4,180円

【POD】トルキスタン文化史1…

伝統的反省理論からの解放、過去の思想遺産の多角的な問い直しを通じて、自己意識本来のはたらきである“生きられた知の根源的な差異化運動”を明るみに出し、意識そのものの謎にせまる。

2,530円

自己意識の現象学

1,540円

精神科学の立場から見た子供の教育…

なにを信じて、生きればいいのか。人びとが人生の意味を求めてさまざまに彷徨する現代。“宗教”に倚ることなく、いかにして誠実に、そして自由に生きることが可能かー自ら無神論者であることを選んだフランス哲学の旗手が問いかける。

2,200円

精神の自由ということ…

4,400円

【POD】トルキスタン文化史2…

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