さまざまな学問分野で活躍する大学教授を招き、高校生が本物の授業を体験。“学びたいこと”が見つかる、「桐光学園特別授業」全１８回を収録。

2,200円

大学授業がやってきた！知の冒険…

「編集」の仕事はむずかしい。企画の立て方、取材の仕方、原稿の書き方…。でも本書を読めば７日間で「編集」の仕事が丸ごとわかる。やっぱり「編集」っておもしろい！すべてのページに図解を使ったまったく新しい入門書です。

1,650円

編集をするための基礎メソッド…

750円

日本古書通信（2021年6月号）…

海外に眠る日本の絵入り本が、いま目覚める。目録と論考による日本文化への新しい照射。 序　ロバート キャンベル はじめに（山下則子） 【第一部】 ホノルル美術館（リチャード・レイン コレクション）等に所蔵される在外絵入本 -善本の紹介と考察ー 絵入折手本ーレイン コレクションをめぐって（浅野秀剛）／『たまひろひ』と『山城名勝風月集』、そして『都名所画譜』-絵俳書の板木再利用ー（伊藤善隆）／桃隣舎文辰著『〔池西言水四季独吟評釈〕』についてー近世後期における元禄俳諧評釈ー（伊藤善隆）／ホノルル美術館蔵黄表紙『積孝雪振袖』（『敵討政五郎話』）影印・翻刻（二又淳）／レイン コレクション『獣絵本つくし』の研究（山下則子）／ボストン美術館蔵、北斎筆、未刊読本挿絵『大日本将軍記初輯』について（浅野秀剛）／マリオ・マレガ文庫蔵黒本『眉間尺』（山下則子） 【第二部】在伊日本古典籍ー目録と解題ー サレジオ大学マリオ・マレガ文庫日本書籍目録／「サレジオ大学マリオ・マレガ文庫日本書籍目録」補遺／碑文谷教会旧蔵書目録／ヴェネチア東洋美術館所蔵日本書籍及び関連資料目録／ナポリ国立図書館ルッケージ・パッリ文庫所蔵日本古典籍目録／ジェノヴァ市キオッソーネ東洋美術館 善本解題・目録／在伊日本古典籍目録初出雑誌一覧／在伊日本古典籍目録索引 編集後記

15,180円

在外絵入り本

1,320円

真夜中（15）

「書物」を「電子本」に「読者」を「ユーザー」に変えるデジタル化時代の到来は、我々の経験や記憶を根本的に変容させるのだろうか。グーテンベルグからグーグルに至る歴史を辿りながら人間の想像力と技術の未来を探究する。

2,640円

書物の変

815円

Journalism　2021年8月号

本書は、電子書籍の概要を整理した上で、コンテンツホルダー（著者、出版者）として準備すべきこと、制作作業の流れや実際、注意すべき点、さらに今後のビジネスなどについての基本を解説している。

2,200円

電子書籍制作・流通の基礎テキスト…

はじめに 01 ホメオスタシス的維持と精神 　1 はじめに 　2 ホメオスタシスとその意味するもの 　3 実用的な必要性 　4 結論 02 自己卑下・自己高揚ー文化における適応課題解決の戦略 　1 成功と失敗の因果帰属と自己評価 　2 個人主義文化における自己高揚と集団主義文化における自己卑下 　3 文化と精神の相互作用的アプローチ 　4 選好と拒否 　5 適応課題を解決する戦略としての自己高揚と自己卑下 　6 自己高揚・自己卑下の領域特殊性 　7 精神的健康の概念 03 典型的な学際的領域としての言語学 　1 チョムスキーの言語理論とデカルト・ガリレオの科学伝統 　2 バイオ言語学 　3 文の生成プロセス=計算 　4 コンピュータへの導入 　5 強度派生普遍規則モデルに基づくパージング法 　6 マージ（Merge）の解析 　7 ムーヴ（Move）の解析 　8 構成素統御を使わない束縛規則の解析 　9 統一的分析法を目指して 　10 さいごに 04 情報を組織化する手段としての身体ー比較言語学的概観 　1 はじめに 　2 身体部位語の空間的拡張 　3 関係的拡張 　4 要約 05 異文化コミュニケーションと会議通訳 　1 通訳の種類 　2 センス（意味）の理解 　3 文化コミュニケーションと文化的コンテキスト 　4 OJT（On The Job Training） 　5 2007年度のOJT の一覧表 　6 まとめ 06 環境化学物質が動物の行動に与える影響 　1 ヒトにおける行動毒性学 　2 マウスやラットにおける行動毒性学 　3 鳥類における行動毒性学 　4 魚類における行動毒性学 　5 おわりに 07 細胞の分化・進化とストレス負荷 　1 生命と細胞 　2 細胞のストレス負荷 　3 分子レベルのストレス応答 　4 細胞レベルのストレス応答 　5 ストレス応答と細胞の分化／進化 　6 細胞のストレス応答の利用と再生医療 08 「健康的存在」を通しての学際的研究

3,850円

健康的存在

750円

日本古書通信（2021年5月号）…

鹿島・塩尻市の図書館で6年間図書館長を務めた著者が，「図書館長の仕事」に焦点を絞って自身の経験から語る「図書館長の仕事」。図書館の全体像を多面的に解説した，全国の図書館関係者へ向けて発信する実践的提言集。 はじめに 1部　図書館長の仕事 　図書館の組織／人事管理／内部統制／人材育成／ボランティア／個人情報／クレーム／図書館システム／施設管理／サイン／危機管理／ホスピタリティ／資料収集／研究紀要／排架／資料の除籍／統計／イベント／フロアワーク／視察対応／日本図書館協会／図書館協議会／市議会／図書館基本計画／自治体の基本計画・実施計画／事業評価／予算／補助金／寄附／広報／プレスリリース／広告事業／出版文化／学校図書館／他機関との連携／ネットワーク／自己研鑽／部下が望む理想の館長像とは 2部　図書館長経験者に聞く 3部　図書館長の資質と責務 　図書館長の任務（法律・報告等から）／図書館長として求められるもの

1,980円

図書館長論の試み

小川洋子、吉田健一、ニート、芥川賞、ミステリ、人形、軽井沢。脳内に文學少女が居ついてしまった時のための処方箋。月曜日から日曜日、あなたに宛てた２７通のお手紙。『文藝ガーリッシュ』の著者による読書エッセイ。

1,760円

文學少女の友

1,210円

図書館・文書館における環境管理…

ジャーナリズムの危機を露呈させた「原発」報道。「発表報道」依存に陥った日本のメディアの危機的現実。ジャーナリズムが本来の活力を取り戻すには？ネット時代のジャーナリズムに、調査報道は新たな可能性を切り拓くのか？-。

1,870円

調査報道がジャーナリズムを変える…

750円

日本古書通信（2021年4月号）…

2019年における出版業界の再販・流通問題を1冊にまとめた白書。 業界で取組む弾力運用の他、出版社、取次、書店での取組みを掲載。 付録・再販契約の手引き【第7版】 【目次】 目　　次 はじめに 1．特集 ◎出版物流の安定維持をめざして　 6 ◎「送る」から「選ぶ」へ　 8 ◎広がる本との出合いの場　 12 ◎書店複合化の意義を再考する　 16 ◎引き続き「海賊版」撲滅へ向けて　 20 2．業界で取組む弾力運用 (1)　「とって置きキャンペーン」「本の福袋」　 22 (2)　「上野の森 親子ブックフェスタ2019」盛況裏に閉幕！　 23 (3)　第三回京都読者謝恩ブックフェアの取組み　 24 (4)　出版社共同企画「謝恩価格本フェア」　 26 (5)　神保町ブックフェスティバル　 28 3．各者の流通改善・弾力運用 ◎公取委「出版業界からの著作物再販ヒアリング」（議事概要）（2/25）　 32 ◎出版情報登録センター（JPRO）　 39 （1）出版社の取組み　 41 1 再販制度の弾力運用　2 流通改善への取組み ［出版社一覧］（24社） オーム社、偕成社、学研プラス、KADOKAWA、河出書房新社、金の星社、講談社、光文社、集英社、 主婦の友社、小学館、ダイヤモンド社、筑摩書房、中央公論新社、ディスカヴァー・トゥエンティワン、 東洋経済新報社、徳間書店、日経BP社、扶桑社、双葉社、文藝春秋、ポプラ社、マガジンハウス、 森北出版 ◎幻戯書房　正味原則60％の意向表明（新文化4月11日2面） （2）取次の取組み　 56 楽天ブックスネットワーク、中央社、トーハン、日教販、日本出版販売、東京出版物卸売組合（神田村）、日本出版取次協会 （3）書店の取組み 1 全国に広がる書店人提唱の“大商談会”　 68 2 日本書店商業組合連合会　 70 4．出版統計 1 2018年の出版物売上　 72 2 2019年全国の書店・出版社数　 74 3 トーハン『書店経営の実態　2019年度版』・百分比損益計算書　 75 4 日本出版販売『2019書店経営指標』・損益計算書　 76 5．資料編 2大取次　物流協業化で合意（文化通信4月15日1面）　 78 アマゾンジャパン「買い切り」提案の目的とは？（文化通信2月25日5面）　 79 TSUTAYA買切で仕入れ（新文化6月20日3面）　 80 日本の書店数は1万1,446店（文化通信5月27日1面）　 81 万引き防止　渋谷区3書店で情報共有へ（新文化7月4日2面）　 82 書店新風会新年懇親会「本の日」で成果（新文化1月17日3面）　 83 出版物再販問題略年表　 84 ◎特別付録　　「再販契約の手引き　第7版」

1,100円

2019年　出版再販・流通白書　No.22…

忘れられた書物の忘れてはならぬ記録。

2,200円

戦時下の古本探訪

日本で唯一の自費出版に関する年鑑が大幅リニューアル。サイズを拡大、カラーで第23回日本自費出版文化賞の受賞作15点の内容や受賞者のことば、選考理由などを紹介する。全応募作603点の書誌情報を掲載。第24回募集要項を付す。 ■刊行のことば：怪しいウイルスに覆われて 　　中山千夏〈作家、日本自費出版ネットワーク代表理事〉　 　 ■大賞受賞『故郷の記憶　上巻　祈りと結いの民俗／下巻　生業と交流の民俗』 　　著者に聞く：変わらず残る文化の「底流」に光を 　　著者：那賀教史さん　聞き手：小崎美和さん〈鉱脈社〉 　 ■第23回日本自費出版文化賞 　　発表／受賞作品の紹介／受賞のことばと選考理由／入選作品／その他の応募作品 　　書名索引／著者名索引 　 ■NPO法人日本自費出版ネットワーク会員名簿 　 ■自費出版営業案内 　　青山ライフ出版／一粒書房／カミヤマ／共同プリント／共立速記印刷／興栄社 　　交友プランニングセンター／杉並けやき出版／蒼天社／創文印刷出版双文社 　　ティ・プラス／データボックス／電算印刷／中西出版／登プリント社 　　HIME企画出版／文芸社／プロテックス／ことこと舎／シナノパブリッシングプレス 　　清水工房／サンライズ出版 　 ■第24回日本自費出版文化賞 募集要項

2,200円

自費出版年鑑2020

1,320円

日本目録規則1987年版改訂2版追加および修正…

これから就職活動を考える大学生に、将来なりたい自分になるために、これからの学生生活、社会生活を考え、シュミレーションをできるようにすることを提案する。 プロローグ　20年後のあなたが行う新人採用 第1章　学生生活で、何を学ぶ？ 　学生生活における学びとは？ 　　学ぶべきは「知識」か「知恵」か？ 　正解のない問題にどう挑む？（問題解決能力） 　　才能の差か要領か？（センス） 　　スタートとゴールの把握 　　努力は必ず報われる？（計画力、実行力） 　　挫折？転進？それとも……（計画変更能力） 　　問題解決についてのまとめ 　コミュニケーションて難しい？ 　　相手の立場になってみる（相互理解力） 　　試験の解答におけるコミュニケーション能力とは？（表現能力） 第2章　学生生活で、どう学ぶ？ 　学ぶ力を、どう学ぶ？ 　　専門的なスキルと応用力の獲得法 　　科学的に学ぶということ 　　自由に学ぶということ 　学生生活最大の難問？ 　　卒業研究にどう取り組む？ 　　スケジュールの作成と管理のコツ 　伝えるということ 　　レポートは何のために書くのか？ 　大学時代につくる将来設計 第3章　社会での活躍にむけて 　社会における学びとは？ 　　新入社員は、夢と希望と……不安もいっぱい 　　学びは誰のため？そして仕事は誰のため？ 　　やりがいと学び 　仕事における問題解決 　　仕事の効率と生産性 　　仕事のメリハリに対する考え方（計画力と実行力） 　　修羅場で問われる総合力 　仕事でのコミュニケーション 　　報告、連絡、相談 　　つながりの中での仕事と仕事の質 　あなたが創る未来の社会 エピローグ　あなたが望む自分になるために

1,980円

学ぶ力のトレーニング…

朝日新聞が伝えた原発「吉田調書」報道（２０１４年５月２０日）は、東電や政府が決して公表しようとしなかった情報を白日の下にさらし、今後の原発再稼働に一石を投じる、重要な報道であった。それを経営陣が取り消した行為は、市民の知る権利の剥奪にもつながる、ジャーナリズムの危機であった。この問題を憂慮し続けてきた市民が、問題の本質を座談会やマンガでわかりやすく解説し、メディアの役割と責任をともに考える。

1,100円

誤報じゃないのになぜ取り消したの？…

本との関わり、 ちょっとだけ愉しく。 暮らしの中の、 ちょっとした時間に。 本にまつわる読物満載。 紙の本、読書、本屋さんを 愛する人たちのための一冊 定期刊行の第1弾。今回のテーマは「本と旅」。 持ち運びしやすいコンパクトなサイズ、愛着が湧くキュートなブックデザイン、 本好きのために用紙など手触り感も大切にしました。ありそうでなかった「本の本」。 出版低迷が叫ばれる今、本の世界にちょっとだけ元気を。 随筆、評論、小説、詩歌、書店、古書店、図書館、校閲、街、喫茶店、酒場…、まるご と1冊本のことで詰まった小宇宙。 オモシロ付録付TOKYO最東端通信『はじっこ』付。 巻頭ポエム　妻と子が同じ本読む扇風機 はじめに　本との関わり ちょっとだけ愉しく 特集 本を旅する マーク・トウェイン/はじまりはハック　「ハックの歌」は旅の中で生まれた コラム/古本屋の乱丁的日常 旅とは… 林芙美子/巴里までの女鉄道ひとり旅 ショート・ストーリー/時速100キロの図書館 随筆/独り旅/旅に連れて行く本 新刊こぼれ話/『三島由紀夫が愛した美女たち』 読書ドキュメント/『失われた時を求めて』 図書館司書のひとり言/知的空間の奇抜現象 本の社会学/本屋の閉店 京都文芸案内/川のほとりで 紙谷川と中原中也の青春 本屋の旅あちこち/ブックスキューブリック箱崎店【福岡・箱崎】 個性派出版社発見/しろうべえ書房【京都・太秦】 表現者その世界/ジャック・タチ 校閲こぼれ話/知らないって怖い！ 本屋の始め方/本と少しのお金を仕事を楽しむ心があれば 読書の特等席/モーツァルトとマッチ箱 カフェリンツ【東京・小岩】 美瑛晴耕雨読/スティーブン・ハンター再読

1,018円

本のちょっとVol.1　本を旅する…

世界的な新自由主義＝グローバリズムの進展のなかで、日本社会では、改憲・安全保障・震災復興・原発・TPP・地方創生が、一体のものとして進められようとしている。にもかかわらず、中央紙は以上の6つの政策をバラバラのものとして捉え、それらの内容を問う姿勢も急速に弱まりつつある。それに対して、地方紙は、上記の6つの政策において政府を批判的に見る姿勢を貫いている。本書は、上記の6政策への地方紙の論点を、各紙の現場記者に書いてもらい、併せて、このような地方紙の眼力が生まれる理由を識者に分析してもらった。 PART1 いま、なぜ地方紙なのか 　地方紙のゆくえ　　内田樹 　地方紙の連帯でジャーナリズムの危機を乗り越える　　花田達朗 　地域の崩壊を食い止めるジャーナリズム　　金子勝 　国民の総意は地方紙にこそあらわれる　　小松泰信 ■批評の眼 　ポスト真実ではなく、あるべき報道のために　　永田浩三 PART2 地方紙が訴える時代の争点 ■改憲 　お試し改憲など言語道断 　憲法を国家権力に委ねてはならぬ　　福井新聞社　北島三男 ■改憲 　地域の一人を守ることが世界を変える 　差別・排外主義と地続きの国家主義を撃つ　　神奈川新聞社　石橋学 ■安全保障 　「ポスト真実」の時代のネット報道を構築 　沖縄の米軍基地問題への誤解・デマを解く　　沖縄タイムス社　平良秀明 ■震災復興 　東北から「違和感」を発信する　 　複数の時間を響かせるために　　デーリー東北新聞社　川口桂子・作家　木村友祐 ■震災復興 　東日本大震災・被災地の人口急減の実態を報告 　人口減少に適応した適少社会を構想　　河北新報社　中島剛 ■原発 　放射性物質に苦悩する農林漁業者の声を届ける 　被災地の姿が忘れられないために　　福島民報社　紺野正人 ■TPP 　TPPから農業を守ると言い切れるのか 　地域社会の切実な目線から発信　　北海道新聞社　森川純 ■TPP 　国民の理解を置き去りにするTPP交渉 　「小さな農業」を守ってこそ地域が成り立つ　　高知新聞社　中河孝博 ■TPP 　ゼニカネの話が全てになってはいないか? 　TPPは都市部を含めたみんなの問題　　熊本日日新聞社　毛利聖一 ■地方創生 　「地方消滅」の現実を問う　　中国新聞社　荒木紀貴

1,430円

地方紙の眼力

330円

自費出版の手引き

日本のジャーナリズムの問題点を徹底討論！二極化する報道、原発報道から歴史認識問題まで、いま岐路に立つメディア・報道の現状と将来を考える。

1,320円

ジャーナリズムは甦るか…

29歳から5年間公立図書館長を務めた著者が，在任中に現場で体感したことを基に，現在の社会状況を踏まえて15年後の日本や図書館について思いを綴る。身近なテーマから説き起こす軽やかなエッセイ。 第1章　働き方改革 第2章　日本の歴史や伝統文化 第3章　情報との接し方 第4章　地域社会

2,200円

2033年の日本と図書館に向けて…

鉄の処女、クローン、入れ墨、硫酸、ドーピング剤…地雷、機関銃、火炎放射器、無人航空機他、人間の魔性が明らかになる。

590円

教科書には載せられない悪魔の発明…

1931年ニューヨーク。厳重に守られた図書館の保管庫から稀少本が次々と姿を消した。 本泥棒という禁断の職業に手を染めた男たちと、消えた蔵書の捜査に全てを捧げる図書館特別捜査員の熱き攻防を描く、 稀有な犯罪ノンフィクション！

2,750円

古書泥棒という職業の男たち…

2,200円

近代化と寛容

ヒト・モノ・情報の交通網が整備され、「知」をめぐる新たな局面が形成されつつあった近世日本。出版文化の隆盛とともに、それまで権威とされてきた「教養」が、さまざまな回路を通して庶民層へと「浸透」していった。和歌・漢詩文を中心として、歴史・思想・宗教・科学といった諸分野にまたがる基礎的知識が磁場としてきわめて強力に働き、日本の文化と文学の根幹が形作られたのである。「知」の形成と伝播は如何になされたのか。「図像化」「リストアップ」「解説」という三つの軸より、近世文学と文化の価値を捉え直す。

7,700円

浸透する教養

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